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GPS+無線→遭難救助システム、酪農学園大が開発
2011 / 02 / 04 ( Fri )
僕がず~っと愛用してるハンディGPS、Garmingeko201 は、
前の世代のGPSなので、正直、受信性能が低いです (-_-;)
空が見えないくらい枝葉が茂ってる森に入ると、すぐ、“” ココハドコ状態になります。

でも、愛機、大切な相棒です (・∀・)

最新のGPSは感度抜群で、“?”状態になることも少ないんですが、
そんな感度の良いGPSと無線を繋げ、森林内や山間地で遭難者を効果的に捜索するシステムを、
北海道江別市にある酪農学園大と江別市消防署が共同開発したそうです。

読売新聞から、

GPS、無線につなげて遭難救助・・・酪農学園大、システム開発



 無線と全地球測位システム(GPS)を接続し、森林や山間地で救助隊員の位置や移動経路を正確につかむシステムを、酪農学園大学(北海道江別市)の金子正美教授らのグループが開発した。
行方不明者やけが人の捜索に力を発揮すると期待される。

 GPSを使って位置を確認するシステムは、カーナビなどで広く活用されている。
しかし、山間地や森林は携帯電話の電波が届かない地域が多い上、急峻(きゅうしゅん)な地形や高い樹木があると、GPSの精度も落ちてしまう。
道内は電波の圏外となる地域が広く、山間地の救助活動でGPS情報が十分に生かせない課題があった。

 金子教授は江別市と共同で、森林でも位置を把握できる高感度GPSと無線を接続。
救助隊員の位置やこれまで歩いたルートの情報を無線で飛ばし、指揮本部のパソコンの地図上で表示する、新しい救助活動用のシステムを開発した。
今後、各隊員が携帯する情報端末でも互いの位置情報を共有できるようにするという。

 江別市消防署は、2日に野幌森林公園で行う予定の救助訓練で、隊員1人がGPSチップをつけて森林に入り、新システムの有効性を確認する。

 金子教授は「無線を活用することで、消防署が低コストで実用化できるのが利点。
今後はラジコンヘリにGPSと無線を搭載し、森林火災の現場の把握などに生かせるシステムも開発したい」と話している。


救助隊員が持つGPSの位置情報を消防無線で飛ばし、本部のパソコンで隊員の位置を常に把握かぁ。

「○○さ~ん、捜索エリアから外れてきてるので、100m先に出会いがありますから、右の沢へ移動してもらえますか、どうぞ」

「了解」

みたいな指示も簡単にできますね。

要救助者を発見した時も瞬時に居場所が分かるので、ピンポイントでヘリを直行させられるし、
最寄りの隊員を補助に向かわせることも可能。

また、隊員らの歩いた跡の記録が残れば、
“探したつもり”だったけど、ホントは誰も行ってませんでした、みたいな、探し忘れてる場所とか、
言葉は悪いけど、捜索のアラも一目瞭然。

GPSのみなら活用してる隊員さんも多いと思うけど、居場所は当然、GPS持ってる隊員しか分からないもんね。

消防無線で常にフォロー、ってところがミソですね。


GPSメーカーも巻き込んで、将来的に、特殊なGPS限定じゃなく、
例えばUSB端子があるGPSならなんでも使えるみたいなシステムになったらいいですね。

急きょ参加した地元ボランティアのGPSもフォローできるような。

全国どこでも運用できるシステムに成長することを願います。
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