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遭難まとめ 6月25日~7月3日
2011 / 07 / 05 ( Tue )
夏山シーズン突入で、梅雨が明けたら遭難件数が増えそうな予感…。

6月25日(土)

産経新聞から、

兵庫の男性が遭難か 高知・越知の横倉山

 25日午後6時45分ごろ、高知県越知町の横倉山で、兵庫県西宮市甲子園浜田町の近木昭裕さん(35)から携帯電話で
「遭難した。谷に落ちた」
と110番があった。

 警察や地元の消防団などが約50人態勢で捜索。
近木さんは見つかっていない。

 佐川署によると、近木さんは「2時間ほど歩いて落ちた」と話した。
けがの有無などは分かっていない。
通報があった当時、現場付近は雨が降り、濃い霧がかかっていた。


  横倉山


時事通信から、

不明釣り客、8日ぶり発見=沢の水、おにぎりでしのぐ-長野・栄村

 25日正午ごろ、長野県栄村堺の神社境内で、男性がうずくまっているのを住民が発見し、消防団を通じて県警飯山署に通報した。
同署によると、男性は新潟県湯沢町の会社員(29)で、8日前に知人と同村内へ渓流釣りに行ったまま行方不明になっていた。
男性は遭難中、携行していたおにぎり四つを食べ、沢の水を飲んで飢えをしのいでいたという。
 同署によると、男性は17日早朝、発見場所から5、6キロ離れた場所で釣りを始めたが、正午ごろ知人とはぐれ、18日から捜索が始まった。
発見された男性は衰弱し、両足にすり傷を負っているため長野県飯山市内の病院に搬送されたが、命に別条はないという。
男性は
「山中で迷ってどこを歩いているか分からなくなった。助かってよかった」
と話している。
 栄村周辺はここ数日、大雨が続いていたが、男性は防水ジャケットを着ていた。




6月26日(日)
読売新聞から、

遭難の2人が自力下山

 飯豊山の雪渓付近で登山者2人が動けなくなった山岳遭難で、救助隊と共に切合(きりあわせ)避難小屋にいた男性2人は26日午後1時15分、自力下山し、大日杉登山口に到着。
2人にけがはないという。

 長井署の発表によると、遭難したのは、千葉県八千代市の団体職員(65)と東京都板橋区の会社役員(65)。
2人は24日午後7時頃、「大雨で道に迷い、動けなくなった」などと、携帯電話で飯豊町役場に通報。
その後、避難小屋にとどまっていた。
小国山岳会の井上邦彦副会長は「悪天候時は土砂災害の危険もある。
体力や経験に応じて、入山を取りやめることも考えてほしい」と話している。


  飯豊山


6月28日(火)

産経新聞から、

登山の65歳が行方不明 兵庫・高砂

 28日午後2時25分ごろ、兵庫県高砂市阿弥陀町の高御位山の山中から「一緒に登山している友人がいなくなった」と110番があった。

 高砂署によると、堺市の男性(64)ら3人と一緒に登山をしていた大阪府大東市の無職、中谷信彦さん(65)が行方不明になった。

 高御位山は標高約300メートル。
山頂から約1キロの地点で中谷さんが体調不良を訴えた後、姿が見えなくなった。
同署は誤って転落した可能性もあるとみて付近を捜索した。


続報:産経新聞から、

登山の不明男性、遺体発見 誤って転落か

 兵庫県警高砂署は29日、同県高砂市で28日に登山をしていた際に行方不明になった大阪府大東市の無職、中谷信彦さん(65)が遺体で見つかったと発表した。

 同署によると、登山コースを外れた斜面で、捜索していた消防団員が見つけた。
誤って転落したとみられる。


  高御位山
ロケーションは郊外にある普通のお山って感じですが、山は山。
転落に作用する重力はヒマラヤと一緒です。
高い低いで差別せず、どんなところでも気を引き締めていきましょう!
合掌。


6月29日(水)

産経新聞から、

京都の男性遭難か 奈良・大峰山系

 29日午後7時10分ごろ、奈良県の大峰山系に登山に来ていた京都府宇治市琵琶台、無職、山田正俊さん(65)が戻らないと、県警吉野署に連絡があった。
同署は遭難した可能性があるとみて、30日朝から捜索を始める。

 吉野署によると、山田さんは29日早朝、
「大普賢岳方面に行く。午後5時には家に帰る」
と日帰りの予定で自宅を出発。
夜になっても帰宅しないため妻が京都府警に届け出た。
登山口の駐車場からは山田さんの車が見つかっている。


  大普賢岳
お山に行くときは、家族に「○○山へ ○日○時に帰る」くらいは最低、告げておくと、
万が一の時、生きてる間に見つけてもらえる可能性が高まります。

ホントは、山行計画を立てるときに登山届け(登山計画書)も作成して、
それをメモ代わりに家に置いてから出かければ、
捜索隊はそのルートをたどってあなたをピンポイントで見つけてもらえます。


6月30日(木)

産経新聞から、

山菜採りに山へ 不明男性4日ぶり無事帰宅 宮城・七ケ宿町 野イチゴで空腹しのぐ

 宮城県七ケ宿町若林山に山菜採りに行き、遭難していた同町瀬見原、農業、渡部孝志さん(60)が30日午後1時15分ごろ、4日ぶりに無事帰宅した。
両ひざにかすり傷はあるが、健康状態は良好という。

 白石署によると、渡部さんは30日朝に自力で土地勘のある若林山中のクレー射撃場に到達。
国道に出て通りかかった車に乗せてもらうなどして帰宅した。
渡部さんは食料を持っていなかったが、山に自生している野イチゴやミズナを食べて空腹をしのいだという。

 6月26、27日は付近で大雨警報が発令されたが、渡部さんは「スギなど針葉樹の下にいて雨に当たらないようにした」と話しているという。
同署は「食べられる野草を見分けられたことと、雨で体温を下げなかったことが幸いしたのだろう」と話した。

 渡部さんは26日午前8時半ごろ、妻に
「山菜採りに行く。昼ごろに帰る」
と話し、軽トラックで家を出たまま、行方が分からなくなっていた。




7月3日(日)

日刊スポーツから、

男性が登山中倒れヘリ搬送後に死亡

 3日午前10時10分ごろ、福島県南会津町の七ケ岳(標高1636メートル)で、登山をしていた男性が胸の痛みを訴え、意識を失って倒れた。
仲間が麓まで下りて119番し、防災ヘリコプターで病院に搬送したが、約3時間後に死亡した。

 福島県警南会津署によると、男性は千葉県八千代市の職業不詳徳田忠雄さん(62)。
死因は心臓疾患とみられる。
徳田さんは所属するハイキングクラブのメンバー10人と午前9時半に登山を始め、山頂を目指していた。

 同署によると、この登山道は難易度の低いルートで、県外から中高年の登山愛好家がよく訪れるという。


  七ケ岳

明日は我が身。
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