週末の遭難まとめ 7月24~26日
2011 / 07 / 26 ( Tue ) 7月24日(日)
共同通信から、 (山岳遭難部分のみ抜粋しました) 船窪岳 日刊スポーツから、 (山岳遭難部分のみ抜粋しました) 蓼科山 ちなみに、お山の名前は“蓼”科山ですが、蓼科山が属する北麓の町は“立”科町。 南麓のリゾート地は“蓼”科高原。 蓼科山の“蓼”は、あの「タデ食う虫も好き好き」の“タデ”です。 産経新聞から、
台高山系 読売新聞から、
雲取山 トレイルランニング仲間との登山中の事故だったとのこと。 ガイドブックにも掲載されているようなメジャーなお山で道迷いする人は、 うつむいたまま歩いてる 人が多いと云われています。 特に下山中は登りの疲れもあるし、路面状況も気がかりで、うつむいてる時間が長くなります。 そうすると、あみだくじの線をたどるような感じで登山道をたどってしまうため、 道幅が急に狭くなったことに気がつき、はっと顔を上げると、見知らぬけもの道に迷い込んでいた、ということになりがち。 登山道が急に折り返すような場所で、直進するけもの道や作業道がカーブの先に続いていることがよくありますよね。 ちゃんと前を見てたら絶対、間違えるはずがないんですが、でも、入ってっちゃう人がいます。 うつむいて、道じゃなく地面をたどってしまったのが原因です。 メジャーなお山の登山道は大抵、よく踏まれてそれなりに道幅があるしっかりした道になっています。 けもの道みたいに心細くなるような道はまず、怪しいと思っていいでしょう。 鎖やロープ、はしごもない崖や、登り返せない(もしくはその逆)ような急斜面が登山道だったりしません。 だって、メジャーなお山はたくさんの人が来るんだから、登山道は安全なルートに自然になっています。 もし、そんな道や場所にいたら「迷った?」と思って間違いないでしょう。 すぐ引き返した方がいいでしょう。 でも、そんな状況になっても自分は正しいと思いたがるのが人間。 「この山は昔、修験層が修行で登ってたから厳しいんだ」とか「上級コースかな?」とか、 脳 が状況に都合のいい言い訳をしたがります。 「気がついたら迷ってた」 と云う人は、足下ばかり見て歩いてる可能性が高いです。 視線を高くして道の結末を探り歩く癖をつけ、けもの道に迷い込んでしまう失敗を防ぎましょう。 読売新聞・石川から、
白山 暑い、暑いって言葉ばかりが先行しちゃってるような今年の夏。 涼を求めて高山へ繰り出してる人も多いんでしょうね。 でも、節電でエアコンが不自由になったくらいで、暑い、暑いってうるさいなぁって思ってしまうのは僕だけですか? 今年の夏、そんなに暑くないよね。 去年の猛暑に比べても。 夏なんだから、暑いに決まってるでしょ!って暑苦しく云いたいわ。 暑熱順化 もできてない体でお山行くから、 「ヒザが痛いんでレスキュー、お願いします」なんてことになるんだよね。 タクシー呼ぶみたいに救助隊員さん、呼ばないで欲しいわ。 記事の“立ち往生”って、弁慶か!? そもそも、ヒザが痛いんなら立ってられないでしょ。 “行動不能”でいいんじゃない?(・∀・;) 暑いから涼しい山でも行こうか、みたいな動機の人は、高度差がない高原でのハイキングやトレッキングをおすすめします。 7月26日(火) 北日本放送から、
黒部峡谷・志合谷付近 志合谷と云えば、断崖絶壁に人間がやっと歩ける幅の道が文字通り刻まれた「水平歩道」のある場所。 真っ逆さまに200mも落下しかねない、捜索も遺体回収もできないケースもあり得る場所なので、 大ケガで助かったのは不幸中の幸い。 水平歩道。 僕はあんなとこ、よー行かんです (>_<) |
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