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なぬ? 有料と知ると自力で下山 !?
2011 / 08 / 11 ( Thu )
ブログでよく、“携帯電話の普及で安易な救助要請が増えている”とか書くんですが、

まれに、「おおげさなぁ~(^_^;) ホントに?」って、信じてくれない人がいるので。

ホントなんですよ、という記事を。

読売新聞から、

富士山救助隊 ムダ出動増

富士宮口登山道すでに過去最多

要救助者を担架で運ぶ富士宮署山岳遭難救助隊ら 県内の今夏の富士登山で、県警山岳遭難救助隊の出動回数が、過去最悪ペースで推移していることがわかった。
富士宮口登山道では2008年の7、8月、過去最悪の13回を数えたが、今年は8日までにすでに14回。
御殿場口、須走口を管轄する御殿場署も6回と、09年などの8回を上回る勢いだ。
背景には、携帯電話の普及で手軽に救助を要請できるようになったことや、登山ブームで準備不足の登山者が増えたことなどが挙げられる。

 7月17日夜、東京都の男性(60)が6合目で道に迷い携帯電話から110番した。
「その場にとどまるように」との県警の指示を無視して自力で下山し、翌朝発見された。
捜索に出向いた御殿場、富士宮署員らは無駄足を踏まされた。

 富士宮署幹部によると、救助の要請から救助隊の到着までは早くても4~5時間かかる。
「事情を話すと登山者の半数近くは、自力の下山を選択する」
といい、要請のハードルが下がっていることをうかがわせる。
一部に、「ヘリを飛ばせ」などと無理な要求もある。

 県警の出動とは別だが、同月13日、富士山須走口の標高約3000メートルで、香川県の40歳代男性から「転んで手の指を骨折し、頭にもけがをして動けない」と携帯電話で通報があった。
県警の依頼で5合目で山小屋を経営する連絡役の米山千晴さん(61)が
「別の山小屋から登山用車両で救助に向かわせるが、有料になる」
と告げると、
「金がかかるならいい」
と歩いて下山してきた。

 6合目で山小屋を経営する長田清一さん(61)は
「出動中は山小屋を閉めなければならず、燃料代もかかるため1回3万円を徴収する」
と話す。
ただ、現金を持たない登山者も多く、踏み倒されることも珍しくない。

 県警地域課によると、富士山では2010年、過去最多の48件、55人の遭難があり4人死亡したが、50人は軽傷か無傷だった。
県警や消防は緊急性が少しでもあると判断すれば救助に向かうため、不要な出動の増加は、深刻な事故への対応に悪影響を及ぼしかねない。

 実際、富士宮口登山道の場合、救助に出動する富士宮署の隊員は6人。
1回で3~6人が出動するため、富士宮署幹部は
「3件重なると、『少し待ってください』ということにもなりかねない」
と危惧する。
隊員は普段、交番などに勤務している。
中には8日までの39日間で11回出動した隊員もおり、「通常業務に支障が出かねない」との声も出ている。

 同署は富士宮市と協議し、看板の設置など登山者への新たな注意喚起方法を検討しており、同署幹部は
「必要な救助要請をためらうことはないが、装備や心構えをしっかりして遭難しないよう努めてほしい」
と話している。

 米山さんは
「山のトラブルは自己完結が原則。
実力にあった山を選び、備えることで、不要な救助要請を減らすことが出来る」
と警鐘を鳴らす。


「ヘリを飛ばせ」とは何様のつもりじゃ!! (>o<)ぶゎかものめ!!

で、そんなヤツに限って、家に帰ってから、
「死にそうです、助けて下さいって懇願したのに、有料だってそっけなく門前払いされた!」
とか、ブログやツイッターに弱者ぶって書いたりしてそ~。

お山は セルフレスキューが基本 じゃ!!

ちょっとでも自分の立場が上だと思ったら、ガンガン強気で来るイヤな大人いるじゃないですか。

お店でも駅みたいな公共機関でも、お客様は神様だ的な態度で振る舞ったり、
救急車をタクシー感覚で呼びつけたり、
公務員に対して俺様の税金でおまえらを雇ってるんだ的な態度で接っしたり。

そういう厭な大人には「有料です」ってはっきり云って、顔を青ざめさせてやりゃいいのよ!!!


とはいえ、現実問題としては、通報してきた時点では目の前に要救助者がいないから、
容体が分からない状態で下手なことは云えないわけで。

また逆に、通報して申し訳ありません、みたいな人は、症状を軽めに伝えてしまうこともあるだろうし、
それを真に受けて「だったら、自力で」なんて云ったら、無理をして心臓発作や脳溢血、低体温症、高山病の悪化、
最悪の事態を招くこともあるし、不自由な状態じゃ、滑落、転倒、道迷いに発展することもあるから、
後のことを考えたら痛手が軽いうちに救えた方がいいに決まっています。

お山では誰一人として死んで欲しくないから。

けど、数十万人が押し寄せる富士山で、擦り傷くらいでぐずぐず云うお坊ちゃま、お嬢さんにいちいちつきあってらんないでしょ。

ホントに重篤な人が後回しになってしまう恐れがあるし、
ホントにヤバイ人は自分から通報できなかったりするし。

難しい問題ですね。


でもこの先、入山料を徴収するようになったら、「金払ってるんだぞ!」って、もっとゴネる野郎が出てくるだろうなぁ。

いっそ、軽傷者のレスキューは基本、有料ってことに決めりゃいいのに。

「ヘリ、50万円でお呼びできますが、いかがしましょう?
 人がおんぶした場合は100mにつき1000円ですが、馬なら1万円です」
みたいなメニューありきで。

案外、“遭難救助ってタダじゃないんだ”ってことが、富士山発信だと日本中に広まったりして。


あと、先日のスイスの救助隊についての記事の中で、
スイスには救助要請用のiPhone用アプリがあるって書いたけど、
富士山でも同様なアプリがあれば結構、使えるんじゃないかなぁ~と思ったりしました。


ちなみに、8日の救助要請の状況について、
静岡新聞から、

富士山で救助相次ぐ 富士宮口

 富士山富士宮口で8日、救助要請が3件相次いだ。
救助されたのは登山中の男性2人と富士山頂でアルバイトしていた男性で、いずれも命に別条はないという。

 富士宮署によると、山頂の富士山本宮浅間大社奥宮でアルバイトしていた大学生(19)が低酸素欠乏症になり、8合目の夏期臨時診療所の医師が同日午前9時55分ごろ、119番通報した。
同署と富士宮市消防本部が大学生を救助活動中、9合5勺付近で50歳の男性が転倒して頭や右手に切り傷を負い、6合5勺付近では55歳の男性が意識を失い、ともに救助要請があった。

そうです。

山頂は酸素薄いからアルバイトも大変だね。

忙しいからって、若さに任せて走り回っちゃダメよ (^_^)

最後に、単独登山はダメよな記事を、
静岡新聞から、

目立つ準備不足 富士山など夏山遭難多発

登山の際の服装や高山病対策などを指導して回る県警山岳遭難救助隊員 本格的な夏山シーズンを迎えた7月以降、県内で山岳遭難が相次いでいる。
富士山では8月8日までに23件の遭難事故が発生した。
前年同期に比べて7件増え、7~8月の過去最多を記録した昨年を上回るペース。
遭難者数は23人(3人増)で、ゼロだった死者も2人。
県警は危機感を募らせている。

 県警によると、富士山の遭難者23人のうち、9人は40歳以上の単独登山者だった。
遭難の原因は、転倒と発病各6件、道迷いと疲労各5件、落石1件。
いずれも事前に登山計画書は提出されていなかった。
準備不足や体力不足が目立つという。

 富士山の今季最初の遭難事故死者が見付かったのは7月5日。
山頂で、東京都の男性(45)が低体温症で死亡していた。
26日は下山中だった兵庫県の男性(82)が転倒して負傷し、富士宮署などに救助された。
28日にも山頂付近で滋賀県の男性(52)が肺炎で死亡した。
単独登山し、防寒着とブルーシートだけで野宿したとみられる。

 8月に入っても2日に千葉県の男性(33)が、6合目付近で高山病の症状で倒れているのを別の登山者が発見した。
3日夜に埼玉県の男性(73)が道に迷って救出され、8日には高山病などで3件の救助要請が相次ぐなど歯止めが掛からない。

 富士山以外でも、8日現在で6件(増減なし)の遭難事故が起きている。
静岡市葵区の南アルプス蝙蝠(こうもり)岳で遭難した福岡県の男性(82)、同区の竜爪山に出掛けた市内の男性(86)は8日現在、いずれも行方不明になったままだ。

 県警は山岳遭難救助隊のパトロールやホームページなどを通じて、登山者に注意を呼び掛ける。
小野利雄地域部長は
「単独登山は危険。必ずグループで登山してほしい」
と話している。

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