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遭難まとめ 8月11日~15日
2011 / 08 / 16 ( Tue )
お盆休みで事故が増えそうな予感でしたが、それほど増えませんでした。

でも、報道されないレベルの“ぷち遭難”はめっちゃ多そう。

8月11日(木)

産経新聞から、

六甲山で遭難の男性救助

 11日午前10時半ごろ、男性の声で短い110番通報があった。
発信元が兵庫県内の六甲山系だったことから、遭難の可能性があるとみて芦屋署などが捜索。
約1時間半後、神戸市東灘区本山町森の地獄谷堰堤(えんてい)付近の沢でうずくまっている同市北区の男性(61)を発見し、病院に搬送した。
男性は手足に軽傷。
芦屋署によると、男性は10日午前10時ごろに六甲山登山のため入山したが、道に迷い遭難。
Tシャツに短パン姿で一夜を過ごし、11日午前10時ごろ、水を飲もうと沢に下りようとした際に滑落したという。


 六甲山周辺
“六甲 地獄谷”で検索したら、沢登り&ぷちロッククライミングみたいな写真が多数ヒット。
なかなかに手強そう、でも、道を覚えてしまったら、ずいぶん長く楽しめそうなルートな予感。
でも、迷うと大変そう。
絶対、足を踏み外したくないとこばかり。

六甲は大都市・神戸の裏山。
裏山と云っても山脈のような図体ですから、道迷いするとなかなか抜け出せないようです。


北日本放送から、

大日岳登山道から滑落 死亡

 北アルプスの大日岳で11日午前、新潟市の62歳の女性が登山道から滑落し死亡しました。
 死亡したのは新潟市の無職、吉田潤子さん(62)です。

 上市警察署によりますと11日午前11時半ごろ、吉田さんは大日岳からの下山中に一緒にいた姉とはぐれ、姉が警察に救助を要請しました。
 県警山岳警備隊などが午後4時ごろに登山道から100メートルほど下の斜面に倒れている吉田さんを見つけましたが、吉田さんは脳挫傷で死亡していました。
 吉田さんは姉と2人で10日に室堂から入山し、11日は大日小屋から称名滝を経て下山する予定でした。

 県内ではこれで今月に入って山岳事故による死亡者は6人となりました。


 大日岳
富山では今月に入ってもう6人も亡くなっているんですか。

交通死亡事故よりハイペースなのかも…。


8月12日(金)

前の遭難まとめで取り上げていた奈良県下北山村大峰山系で行方不明になっていた登山者の続報です。

毎日新聞から、

山岳遭難:69歳男性を救助 奈良・大峰山系

 12日午後0時20分ごろ、奈良県下北山村の大峰山系の沢で、同県河合町広瀬台2、無職、久保博臣さん(69)が衰弱して身動きが取れなくなっているのを捜索中の県警吉野署員が発見、県の防災ヘリコプターが救助した。
6日に昼食を取った後に道に迷い、発見までの6日間、沢の水を飲んでしのいだという。

 県警吉野署によると、久保さんは頭や右足を負傷しているが、命に別条はない。
5日午前に2泊3日の予定で奈良県天川村から入山。
山小屋で1泊し、6日昼に弁当を食べた後、登山道から5~6メートル滑落して道が分からなくなった。

 リュックや靴を捨てながら、4日間かけて谷底の沢まで歩いた。
その後は岩陰で風雨をしのぎ、12日になって助けを求めようと岩陰から出たところを発見されたという。


 弥山
無事でなによりでした。

“リュックや靴を捨てながら…”というところが怖いですね。

リュックは置き忘れもあるだろうけど、靴はどうして?って思う人も多いでしょう。

山岳遭難の体験談を読んでいると、荷物をどんどん失っていくような、自ら不可解な行動をする下りが度々、登場します。
疲労困憊で重たい荷物を捨てていくこともあれば、
迷ってる最中だから、置き忘れた場所にも取りに戻れなくなったり、
幻聴や幻覚に襲われて、狂ったように駆けだした挙げ句、気がついたら装備すべてを失っていた、なんてことも。

お山の遭難って怖いんですよ。


8月14日(日)

大分放送から、

傾山で28歳男性遭難・警察が15日捜索

14日午後、傾山に登山していた山口県の男性から「道に迷った」と警察に連絡があり、警察などでは、15日朝から救助活動を行います。
傾山で遭難したのは、山口県の28歳の男性会社員です。
男性は14日朝、豊後大野市緒方町の民宿を出発し一人で傾山に登り、午後1時ころから下山を始めました。
しかし、午後3時50分頃、「登山道を外れ道に迷った」と携帯電話から110番通報しました。
警察は、15日午前6時から山岳遭難捜索救助隊とともに救助活動を行います。


 傾山
続報:大分放送から、

傾山で遭難の男性を救助

傾山で遭難した山口県の男性がきょう正午救助されました。
男性にけがはありませんでした。
救助されたのは山口県の28歳の男性会社員です。
男性はきのう午後大分県と宮崎県の県境にある傾山に一人で登り下山途中で道に迷ったため警察に救助を求めていました。
警察がけさから県山岳遭難捜索救助隊の豊後大野分隊とともに捜索した結果午前10時50分ごろ県警のヘリが傾山の頂からおよそ1キロ西の尾根で男性を発見・救助しました。
男性にけがはありませんでした。


無事でなによりでした。


8月15日(月)

地元のお山で起きたニュースと云うことで。

産経新聞から、

大阪の男性が滝壺に転落死 愛媛・四国中央市

 15日午後0時35分ごろ、愛媛県四国中央市富郷町津根山の「面白(つらじろ)の滝」で、大阪府茨木市の会社員、續木祐月(つづき・ゆうき)さん(26)が転落、頭などを打ち約3時間後に死亡した。

 四国中央署によると、續木さんは同日午前10時ごろから弟(25)と滝の近くを散歩。
カメラで景色を撮影するなどしていたところ、誤って足を滑らせ約30メートル下の滝壺に転落したとみられる。
續木さんは13日から同市内の実家に帰省していたという。


 面白の滝
実家に帰省中の事故でした。

面白の滝は滝口、滝壺の両方に近づけるそうです。

滝は“落差”でできていますが、落差が大きいほど見事さが増す一方、滝口(上)からの見学は危険度も増します。
水辺は濡れて滑りやすくもなっていますし、カメラ撮影に夢中になり、足を踏み外す例が後を絶ちません


また、「○日後に救助」のニュースです。

北日本放送から、

8日間ビバークの男性救助

 北アルプスのハシゴ谷乗越付近の登山道で動けなくなり、1週間前からビバークしていた大阪市の43歳の男性が15日、救助されました。
 衰弱しているものの命に別状はないということです。
 救助されたのは大阪市の無職、三村秀之さん(43)です。

 上市警察署によりますと三村さんは今月7日に1人で室堂から入山し、翌日、剣沢から黒部別山を目指す途中のハシゴ谷乗越付近の登山道で、疲労のため動けなくなりました。
 三村さんは8日からビバークしていましたが、15日午前、通りかかった登山者に救助を要請し、県の消防防災ヘリコプターで県立中央病院に運ばれました。
 三村さんは疲労と熱中症で衰弱していますが命に別状はないということです。

 三村さんは登山歴が10年以上あり、目的地や下山日を明確に決めず登山していたということです。
 上市警察署は目的地をきちんと決め、無理のない計画を組んで登山してほしいと注意を呼び掛けています。


 ハシゴ谷乗越
夏休みも終わって通りかかる登山者すら滅多にない時期だったら…。
冷たい秋雨が降る時期でもなくてよかったですね。

一方で熱中症はいまだからこそ、要注意。

平地に比べていくら涼しかろうが、日差しの強さは変わりませんから。

TVニュースで、日光浴中の海水浴客の体温を測定すると、平熱を1度前後越えた37~8度の人ばっかりでした。
海辺で体温なんて測ったことなかったから、1度も体温が上がってるのは驚きでした。
海水浴の帰りとか眠くてしょうがない、あの妙な疲れは“ぷち熱中症”だったんですね。

海水浴中なら海に飛び込んで一気にクールダウンできるけど、登山中はそうもいきません。

“高いお山は涼しい”が先行しちゃって、つい、暑さ対策を忘れがち。

でも、影ひとつない尾根筋を帽子もかぶらず歩いてたら、直射日光で体温が上昇、
気がついたときには熱中症で足がふらふら、行動不能…。

僕もササ原の尾根を縦走中、ふらっふらになったことがあります。

そんな状態で、崖みたいなところを通ったりしたら、足を踏み外して滑落…、なんてことになりかねない。

もう一度云いますが、涼しいのは風だけ。
太陽の日差しは変わらず強いので、お山でも熱中症対策は怠らないようにしてくださいね。


毎日新聞・京都から、

遭難:男女5人、左京・皆子山で 全員を無事保護

 14日午後8時ごろ、京都市左京区大原の皆子(みなこ)山(標高971メートル)に登っていた20~26歳の男女5人グループから「自力下山できなくなった」と府警に110番通報があった。
下鴨署や滋賀県警、京都市消防局などから約25人が出動し、15日午前7時半ごろ、山頂付近で5人を無事保護。
5人は同署員らに付き添われ下山した。
足首に軽傷を負った女性会社員(24)以外は、けがもなく元気だという。

 同署によると、5人は京都市内の私立大生3人と、同大学卒業生で岡山県和気町の町議と会社員。
14日午後1時ごろ入山し、同3時半過ぎに山頂から下山を始めたが、道に迷ってしまったという。
日没を迎えたため、山頂付近で捜索を待つことにし、持参した菓子を分け合い、ティッシュペーパーを燃やして暖を取るなどして夜を明かしたという。
ライトなどの装備は持っておらず、計画書も提出していなかった。
5人は「軽い気持ちで登ってしまった」と話しているという。
皆子山は京都・滋賀両府県境にまたがる府内最高峰。


 皆子山
府内最高峰だから、登山道はしっかり、くっきりしているはず…。

下山中の道迷いは“思い込み”が大きく左右します。

有名どころの登山道は大抵、けもの道のように肩幅より狭くなったり、生い茂る雑草をかき分けたり、
ロープや鎖もないような急な崖を上下したりはしません。

「最高峰だから、道も厳しいんだなぁ…」なんて思い込みでハマるケースがほとんど。
有名なお山は登山者も多いので、道はよく踏まれてるし、道幅はあるし、危険な場所にはロープなどの補助もあります。
大抵の人が安全に歩けるコース取りがされていますから、
「上級者向けの道か?」などと勝手に思い込んで、けもの道の奥深くに迷い込まないように。

道の様子が急に変わったら、道を間違えたかも?、と思ってひとまず、立ち止まって確認する癖を付けましょう。

それと、他人任せ、先頭任せに歩いてるグループ、多すぎです。

登山は遠足じゃありません。

はぐれて孤立することもあるのが登山です。

話に夢中になるのもいいですが、個人個人がいま歩いてる道をよく記憶しましょう。
時々、後ろを振り返り、下山中に見ることになる景色を見ておきましょう。

道迷いは単純なことでかなり防げます。


といいつつも、
明日は我が身。
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