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岩場、稜線…赤岳の妙味楽しむ写真ルポ 八ケ岳(赤岳)の夏 山梨と長野の県境にそびえる八ケ岳。最高峰の赤岳(2899メートル)を中心に2千メートル級の山が連なり、今年も日帰り登山や縦走を楽しむ人たちでにぎわっている。 訪れた14日はお盆休みの日曜ということもあってか、若者のグループや親子連れ、外国人客が目立った。山小屋関係者によると、登山客は例年通り、「海の日」の連休(7月16~18日)がピークとなったが、今シーズンを通じては「例年と比べると、若干少ない印象」という。 険しい岩場の多い八ケ岳連峰。ガレ場を行く登山者の表情は真剣そのもの。尾根まで登ると横岳から赤岳、阿弥陀岳に続く稜線(りょうせん)に加え、山梨や長野方面の街並みが見渡せた。沢沿いの登山道はこけむした樹林帯が続く。この日は運よく、斜面を駆け上がるニホンカモシカを見ることができた。