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遭難まとめ 8月15日~21日
2011 / 08 / 22 ( Mon )
お盆休み明けで入山者が減って遭難件数も落ち着いた様子。

下界も涼しくなったせいで、涼を求めてお山に登る人も減れば、事故も減るかな?

8月15日(月)

毎日新聞から、

死亡:多摩の男性、北穂高岳登山で

 15日午前10時15分ごろ、長野県松本市の北アルプス・北穂高岳(3106メートル)を登山中の男性2人が、登山道から約20メートル下の岩場で男性の遺体を発見し、110番した。
長野県警松本署によると、遺体は多摩市中沢、地方公務員、水野陽二さん(55)と判明。
全身を強く打って死亡していた。
水野さんは単独で9日に上高地から入山し、13日に下山する予定だった。
予定日を過ぎても下山しなかったため、家族が県警に捜索願を出していた。


 北穂高岳


8月17日(水)

岐阜新聞から、

北ア・西穂高で滑落、52歳男性死亡

 17日午前6時5分ごろ、高山市奥飛騨温泉郷神坂の北アルプス・西穂高岳ピラミッドピーク南側付近(標高約2750メートル)で、神奈川県厚木市の医療介護施設職員鈴木修さん(52)が滑落し、通りがかった別の登山者が西穂山荘を通じて高山署へ通報した。
現場へ駆け付けた県警山岳警備隊が同8時50分、死亡している鈴木さんを確認した。

 同署によると、鈴木さんは15日、友人2人とともに長野県の中の湯から入山。
16日に西穂山荘に宿泊。
この日は奥穂高岳へ行く途中で、同所で足を滑らせて約100メートル転落したという。

 鈴木さんは登山歴30年以上のベテラン。
事故当時、現場は天候不良だった。
県警では天候の回復を待って遺体を収容する。


 西穂高岳
別の報道によると、事故当時は濃霧で視界が悪い上、現場は浮石が多い岩場で、霧で湿っていたそうです。


8月18日(木)

北海道新聞から、

雌阿寒岳で遭難か 新潟の50代男性

 18日午前5時50分ごろ、十勝管内足寄町の町役場に男性の声で「雌阿寒岳で遭難した」と電話が入り、そのまま切れた。
通報を受けた本別署が釧路署とともに調べたところ、雌阿寒岳(1499メートル)の阿寒湖畔側にある登山口(釧路市阿寒町)の登山者名簿に新潟県在住の男性(56)の名があり、付近に男性のレンタカーが残されていたことから、両署は男性が遭難した可能性があるとみて捜索を始めた。

 釧路署などによると、男性は登山者名簿に「17日10時半」に入山と記載していた。

 17~18日朝にかけての雌阿寒岳周辺の天候は、釧路地方気象台によると曇りで、一時雨が降ったとみられるという。


 雌阿寒岳
今週に入り、秋雨前線の南下で秋っぽい空気に包まれてる北海道。

冷たい雨に対しての備えも必要です。

続報:毎日新聞から、

遭難:雌阿寒岳の山頂北側で男性発見し救助

 北海道東部の雌阿寒岳(1499メートル)山中で「遭難した」と18日に足寄町役場に通報した新潟県新発田市の男性(56)が19日、山頂北側の沢付近で捜索中の道警ヘリコプターに発見された。
病院に収容されたが、外傷はなく、意識もはっきりしているという。

 釧路署などによると、男性はヘリに手を振って救助を求め、しっかりした口調で乗務員に名前を告げた。
男性は釧路市の阿寒湖畔登山口から入山したが、途中で反対側から登っていると錯覚し、下山途中の濃霧でルートを誤ったらしい。




毎日新聞から、

黒部沢下り:増水孤立、7人全員を無事救助

 18日午後9時半ごろ、富山県黒部市宇奈月町音澤にある黒部川支流の弥太蔵谷(やたぞうだん)で、キャニオニング(沢下り)体験をしていた親子ら計7人が増水で両岸に分かれて取り残されていると、県警山岳警備隊に通報があった。
7人は19日午前6時ごろ、県警などのヘリコプターに救助され、全員無事だった。

 県警によると、取り残されたのは富山市婦中町余川、会社員、山田祐樹さん(40)と長男(9)▽千葉県浦安市明海、同、向出雅昭さん(40)、妻(42)、長男(11)、次男(10)--の2家族と同行の富山市在住のカナダ人男性ガイド(39)。

 2家族らはもう1人の男性ガイド(46)とともに18日午後2時ごろからキャニオニングを開始。
約30分後、増水し始めたため、岸に避難した。
同日夕になっても水位が下がらず、午後6時50分ごろ、ガイドの1人が沢を泳いで渡り、山登り仲間に連絡。
一緒に救助を試みたが、危険と判断して断念し、山岳警備隊に通報した。

 このガイドによると、7人は食料を持参しておらず、湧き水を飲んだり、草でベッドを作ったりして一夜を明かした。
7人ともけがはなく、救助後は、駆け付けた他の家族と喜び合うなど元気な様子だったという。
ガイドは
「当日昼まで警報など出ておらず、雨も降っていなかったのに、10分くらいで水位が1メートル近く上がった。
早く戻る決断をしていれば……」
と語った。

 富山地方気象台によると、黒部市では18日午後1時59分、大雨洪水注意報が出ていた。

 キャニオニングはウエットスーツやヘルメットなどを着用し身一つで渓谷(キャニオン)の沢を下るスポーツ。


 弥太蔵谷


産経新聞・静岡から、

静岡市で今年最高36・8度 熱中症で登山者死亡

 18日は広い範囲で高気圧に覆われ、静岡県内各地でも午前中から気温が上昇。
静岡市で36・8度、同市清水区で35・4度と今年最高を記録。
天竜、佐久間(いずれも浜松市)でも35度を超える猛暑日となった。

 同日午前10時半ごろ、静岡市清水区の龍爪山頂上付近では、登山道に倒れている男性を別の登山者が発見。
消防に救助されたが、搬送先の病院で死亡が確認された。
清水署によると、男性は同区下野北のトラック運転手、松山繁継さん(64)で、熱中症による急性心筋梗塞(こうそく)が死因と判明したという。


 龍爪山


8月21日(日)

日テレ・秋田放送から、

道に迷った7人を救助

救助されたのは、宮城県の60代から70代の男女7人です。
山形県警の調べによりますと、7人は山形県真室川町から秋田との県境にある鳥海山ろくのこしき山へ、きのうの午後からハイキングにでかけましたが道に迷い、携帯電話で救助を求めていました。
警察や消防が捜索していたところ山の中にいるのを発見され、午後9時すぎに下山しました。
7人にけがはないということです。
警察では登山計画に無理がなかったかどうか事情をきいています。


 甑(こしき)山


福井新聞から、

出走中にハチ被害、マラソン中止 勝山・白山禅定道、5人軽症

 21日午前7時半ごろ、福井県勝山市の法恩寺山登山道「越前禅定道」で行われた「白山禅定道トレイルマラソン2011」の競技中、ランナー5人が頭などをハチに刺された。
大会スタッフが市内の病院に運び、いずれも症状は軽いという。
競技は途中で打ち切られ、後続のランナーは引き返して下山した。

 大会は市民有志でつくる実行委員会が毎年開いており、コースは勝山城博物館前駐車場をスタート、法恩寺山山頂の先にある伏拝(標高1360メートル)をゴールとする8・7キロ。
県内外から過去最高の140人がエントリーし、午前7時に男女一斉にスタートした。

 実行委によると、スタートから約30分後、法恩寺山林道と登山道が交差する手前付近(標高約900メートル)で、コースに配置されていたスタッフにランナーが駆け寄り「ハチに追いかけられている」と連絡した。

 刺されたのは先頭から20番目以降を走っていた20~40代の男性5人。
いずれも病院での手当て後は閉会式にも参加するなど元気そうな姿を見せていたという。
症状などから、実行委では刺したのはスズメバチではなかったとみている。

 同マラソンの途中中止は初めてで、実行委は
「ほかのランナーへの被害が広がるのを考慮して急きょ中止にした」
としている。
完走を目指していたランナーからは「ハチさえ出てこなければ」と残念がる声が聞かれた。


 法恩寺山
暑い夏が終わって涼しくなるほどに、いよいよ、働きバチさんのシーズン。

走ってちゃ、気がつかないだろうけど、ハチは巣に近づくものに対してまず、牙を噛み鳴らします、

カチカチカチ。

この警戒音で威嚇します。
いきなりは襲ってきません、ハチからしたら人間は巨大過ぎますから。

威嚇されたら、そーーーーーっと後ずさりしましょう。
急に動くと、「やられる!」と思ったハチが命がけで襲ってきます。
急に動くなら、しゃがみましょう。
ハチは上下の視野が狭いので、急にしゃがむと「あれ?消えた?」となります。

で、そーーーっと逃げましょう。
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