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大発見の裏にガイドあり 日本初の氷河確認の裏話
2012 / 08 / 23 ( Thu )
今年、日本で初めて氷河と確認された立山の氷河にまつわるお話。

氷河は、“氷の河”って書くように、じっくりゆっくり動いてないとダメで、
動かなきゃ、ただの万年雪です。
なので、立山の雪渓が氷河と確認するには、月単位、年単位の時間かけて観測する必要があります。

でも、相手は3000m級のお山。
重たい機材、落石も多い現場に到達するだけでも困難を極めます。

研究者らに同行し、大発見の快挙を支えた立山の山岳ガイドのお話を、
中日新聞から、

氷河 立山の大発見 支えたガイド

弥陀ケ原で積雪調査に取り組む北村さん(手前)と福井学芸員<br>今年4月、富山県立山町で調査での苦闘北村さん語る 雄山の落石「逃げ場ない」

 北アルプス・立山連峰で存在が今春確認された日本初の氷河。
立山カルデラ砂防博物館(富山県立山町)が行った調査は、世界の氷河分布図を塗り替える大発見となったが、快挙を支えたのは立山を隅々まで知り尽くした山岳ガイドだ。
その一人、立山ガイド協会の北村俊之さん(49)が、3千メートル級の険しい地形で困難を極めた調査行を本紙に語った。

「調査地点は山登りの世界ではあまり行かない所。
雪渓は素早く通過するのが原則でとどまることはない。たどり着くのも大変」。
北村さんはしみじみと振り返った。

 その場所とは、氷河が確認された雄山(3,003メートル)東側の御前沢雪渓と剣岳(2,999メートル)近くの小窓、三ノ窓雪渓。
一般の登山道がなく、落石も多い。
これまで氷河の可能性が指摘されながら研究が進まなかったゆえんだ。

 調査を担当した博物館の福井幸太郎学芸員(38)は、国際山岳ガイドとして経験豊富な北村さんを頼り、2009年春に相談。
快諾した北村さんは、同年夏から11年秋まで行われた約20回以上の調査の八割程度に同行して支援した。

 衛星利用測位システム(GPS)用の長さ1.5メートルのポールや重さ約20キロのアイスレーダーなど、運ぶ荷物は大きい。
それを考慮してルートを決めた。
遠回りになる所もあったが「負担が少なく、確実に到着することを優先した」。

 最初に入った御前沢雪渓までは両側が崖で幅1メートルの細い尾根が続く。
そこを重くてかさのある機材を背負って歩いた。
崖を下りる時に直径2メートルの落石がそばを通り過ぎたことも。
「立山が警告してくれた」と感じた。
調査中は「谷の中で逃げ場がない」ため落石や雪渓の崩落に細心の注意を払った。

 観測地点を自らが先に偵察し、安全を確認する念の入れよう。
まさに映画「剣岳 点の記」の宇治長次郎を地で行くようだ。

「事故が起きたら研究は続けられない。山岳ガイドがいなければ、この結果はなかった」
と感謝する福井学芸員は、立山連峰にほかにも氷河があるとみていて、全容解明を目指す。
北村さんは
「参加したからには最後までお付き合いしたい」
ときっぱり。
思いは早くも次の氷河に…。

 北村俊之さん きたむら・としゆき 62年、東京都生まれ。
85年に早稲田大卒業後、日本石油に就職。
大学時代のクラブや社会人山岳会で本格的に登山に取り組み、93年に退職。
世界中の8000メートル級の山で無酸素登頂を果たし、04年に国際山岳ガイド資格を得る。
現在は立山ガイド協会所属。
富山県立山町道源寺在住。


はい、僕も映画『剱岳 点の記』に登場した案内人・長次郎さんを思い出しました。

“観測地点を自らが先に偵察し、安全を確認”って、さすがだなぁ。

大体は、“行ったことがあるから大丈夫”なノリのガイドさんが多いと思うのに。

ヘリで機材を運んで…、って勝手に想像してたけど、
結果が分からない研究にヘリの運搬費用が捻出できるほど、予算があるわけないからなぁ。

全部、手上げかぁ。
事務所移転の引っ越し作業で、ひとつ上の階を階段で往復するのだってしんどいのに (^^;)
(落石はないけどね)

立山は芦峅寺のガイドは古くから知られてた存在だけど、
やっぱ、立山のガイドさんは日本でも一流どころの集まりなのかな。

個人的には、ガイドさんを雇ってお山を歩ける身分になってみたいもんだ。
ガイドしてもらうってより、お山のお話、ガイドの裏話、いろいろ聞かせてもらいたいなぁ。


ちなみに、御前沢雪渓、小窓、三ノ窓雪渓は、
厚さ20mの積雪の下に厚さ30m以上の氷体が確認されています。
中でも、三ノ窓雪渓の氷体は厚さ40m、延長1kmを超えているそうです。

ぱっと見より、すごく分厚いんですねぇ。

小学校の頃なんか、社会科の先生が、日本には氷河もないし万年雪もない!って断言してたのに。

まぁ、そんな風に、過去の研究者らは常識に囚われて、ちゃんと向き合って来ず、
また単純に、氷河と確認するためには長期的な調査が必要になるせいもあって、
日本初の大発見となったんでしょうね。

「なんでも知ってるつもりでも、ほんとは知らないことが、たくさんあるんだよ」
by おでんくん
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