昨年の遭難者数 過去最多、警察庁発表
2013 / 06 / 20 ( Thu ) 昨年発生した山岳遭難についての統計を、今年も警察庁が公開しています。
発生件数、遭難者とも昭和36年以降、過去最高だったそうです。 読売新聞から、
警察庁生活安全局地域課がまとめた「平成24年中における山岳遭難の概況」は、 以下↓からダウンロードすることができます(PDFファイル)。 → 平成24年中における山岳遭難の概況 都道府県別のデータも載っていますが、愛媛県は、四国内でもっとも多く、 発生件数が23件、うち、死者3人、負傷者8人、無事救出が12人、計23人となっています。 中・四国で見ても、鳥取(27件)に次ぐ多さで、徳島は11件、高知は2件、香川は0でした。 鳥取には大山があり、徳島には剣山、愛媛には石鎚。 人を集める百名山があったり、人気のお山がある都道府県では、 遭難件数も多い傾向にあるようです。 年齢別のデータも載っていて、50歳以上が半数以上を占めています。 でも、いまの登山ブームを牽引してきた層だから、 人数が多いところが多くなるのは必然的。 ただ、それよりも気になるのは若年層に見られる、ぷち増加傾向。 この先、心配です。 まぁ、逆に、若年層の増加は、登山を楽しむ若者たちが増えている証拠かな。 中高年から若年層へ、ある意味、ブームの牽引者の交代時期も来てるのかも。 でも、そうなると、もう、ブーム=一過性じゃないんかな。 若年層の、体力まかせな登山も危ないし、 中高年の、昔できたからいまもできるだろう風な登山も要注意。 それ以上に、自然は無慈悲ですから、 来年も発表されるだろう統計結果にプラス1しないよう、 ただただ気を付けてお山歩を楽しみましょう。
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