旅行に出る前にアップし忘れてた遭難まとめです。
ちなみに、今夏は平成になって最悪の山岳遭難件数だそうです。
8月17日(土)富士ニュースから、富士山登山道 小学生が滑落
17日午後0時40分ごろ、富士山富士宮口登山道6合目付近で、富士宮市在住の小学生男子(11)が滑落したと目撃者から110番通報があった。
富士宮署山岳遭難救助隊と県警航空隊ヘリコプター、消防防災ヘリコプターが出動し、児童をヘリコプターで吊り上げて救助し沼津市内の病院に搬送した。
重傷を負ったとみられる。
児童は母親と祖母の3人で登山中、登山道から30メートルほど滑落したという。
8月21日(水)山形放送から、鳥海山不明登山男性 無事発見
無事発見されたのは神奈川県横浜市の会社員、小久保勝美さん(58)。
警察によると、小久保さんは21日午前8時ごろから妻と2人で遊佐町の鳥海山に登山に入り、文殊岳付近から旧登山道を下山する際に、途中で妻とはぐれたもの。
警察や消防などが17人体制で22日午前6時前から捜索したところ、8時20分ごろ、滝の小屋から北西におよそ2キロの幸治郎沢付近で小久保さんを発見した。
小久保さんは衰弱していたがけがはなく、およそ1時間後に県警ヘリがっさんに収容され病院で手当を受けている。
小久保さんは道に迷ったため、やぶのくぼみで一夜を明かし、夜明けを待って下山したという。
鳥海山
8月22日(木)中日新聞から、60代男性転落し重傷 岐阜市の金華山登山道
22日午前10時10分ごろ、岐阜市の金華山(標高329メートル)の馬の背登山道で、登山中の人から
「谷の方から人の声がする」
と消防に通報があった。
岐阜中署と岐阜中消防署が捜索した結果、標高200メートルの樹林帯に大阪市港区の男性(65)が倒れており、県防災ヘリが約2時間後に救助した。
男性は肩などの骨折で重傷。
両署によると、男性は登山道から足を滑らせ、約50メートル下に転落したらしい。
馬の背登山道は、山頂に続く10コースの中で最も険しく、岩場を歩く所もある。
市消防本部によると、金華山では今年、今回を含めて11件の山岳遭難が発生した。
金華山
ロープウェイがあったり、ドライブウェイな道路もあるし、山頂には展望台やレストランも。
標高329mのお山でも、今年すでに11件も山岳遭難が発生。
自然には常に謙虚に。
「高いから危険、低いから安全」は間違い。
事故は常に足下で発生しています。
8月25日(日)山陽新聞から、奈義で登山客がハチに刺される 12人搬送、1人重症もよう
25日午後4時25分ごろ、岡山県奈義町滝本の那岐山(1255メートル)で、兵庫県から登山で訪れた30〜70代の男女12人がハチに相次ぎ刺され、病院に搬送された。
60代女性が重症もよう、残り11人は軽症もよう。
いずれも意識ははっきりしているという。
津山圏域消防組合によると、登山客は約20人のグループ。
下山中、アシナガバチとみられるハチの大群に襲われ、腕を数カ所刺された人もいたという。
近くのコンビニで119番した。
ハチの活動は秋に活発化するといわれ、赤磐市では昨年10月、男性2人が襲われ、8カ所を刺された1人は意識を失いかけた。
那岐山
明日は我が身。
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