こっちもやっと、朝晩は肌寒いし、お昼間も乾いた風が心地いい、
秋らしいお日和になりましたけど、
北アルプスの山山は初冠雪の季節を迎えていました。
紅葉の赤と黄色、麓は緑、そこに雪の白が加わったことで、
ますます色鮮やか、華やかな秋になったようです。
まずは立山から。
北日本放送から、立山で初冠雪 平年より5日遅く、去年と同じ観測
富山地方気象台は13日、北アルプス立山で初冠雪を観測しました。
平年より5日遅い観測です。
立山の初冠雪は夏が終わった後、富山地方気象台から立山の山頂付近が積雪で白く見えるのを初めて確認した日で、13日午前8時頃に立山の頂がうっすらと白くなっているのを確認したということです。
立山の初冠雪は平年より5日遅く、去年と同じ観測です。
立山の標高2400メートル、天狗平にある天狗平山荘の佐伯賢輔さんの話では12日の午後6時から7時頃にかけて雪が降りはじめたということです。
13日の午前6時頃の気温はマイナス2度前後と寒く、午前9時半頃の積雪は1センチほどだったという事です。
立山はこれから季節が秋から冬へと駆け足で進みます。
北日本新聞から、立山初冠雪、高原道路5段染め
高気圧に覆われた13日の県内は青空が広がり、富山地方気象台は北アルプス・立山の初冠雪を観測したと発表した。
立山・黒部アルペンルートでは、冠雪した立山連峰と、ピークを迎えた紅葉が織り成す“5段染め”が見られた。
放射冷却現象の影響で、朝の最低気温は上市で8.6度、氷見で10.5度など県内の10観測地点のうち7地点でこの秋の最低を記録した。
立山の初冠雪は昨年と同日で、平年より5日遅い。
室堂(2450メートル)周辺は、うっすらと白い雪が積もった。
カーブが連続する高原バス道路の七曲(1680メートル)付近では、雄山など雪化粧した峰々を背景に、ナナカマドの赤、ダケカンバやミネカエデの黄、針葉樹の緑が描く紅葉のじゅうたんの間をバスが縫うように行き交った。
立山黒部貫光によると、この日は今秋最多の約1万1千人の観光客がアルペンルートを訪れた。
同気象台によると、14日も引き続き晴れる見通し。
日中の最高気温は富山、高岡ともに24度を予想している。

室堂辺りはさすがに寒そうですね。
次は白馬。
日本テレビから、北アルプスで初冠雪 全国的に冷え込む
寒気が流れ込んだ影響で13日朝は、ほぼ全国的にこの秋一番の冷え込みとなった。
北アルプスでは今シーズン初めて雪が積もった。
長野県北安曇郡白馬村からは13日朝、雪化粧した北アルプスが確認できた。
北アルプス・白馬岳にある標高2830メートルの白馬山荘によると、12日午後から雪が降り始め、13日朝は今シーズン初めて雪が積もったという。
13日朝の気温は氷点下7℃で、多いところでは8センチほどの積雪となった。
初冠雪は平年並みで、去年より1日遅いという。
また、長野県下高井郡山ノ内町にある標高2300メートルの志賀高原・横手山では、大気中の水蒸気が冷やされ、木に凍りつく「霧氷」が今シーズン初めて確認されている。
フジテレビから、白馬連峰が山頂付近に雪が残る中、山々が色づき始めています。
北アルプスの白馬連峰は、山頂付近に雪が残る中、山々が色づき始めて、秋の訪れを感じさせています。
13日、初冠雪を記録した白馬連峰の標高2,400メートル付近では、多いところで、10cm程度の積雪があり、14日朝も山頂付近は、うっすら雪化粧しています。
トレッキングコースとして人気の八方尾根付近は、登山客やトレッキング客が訪れていました。
紅葉は、徐々にふもとへ下りてきていて、今後は、天候によっては雪と紅葉、そして、緑のコントラストを楽しむことができそうです。
石鎚山も山頂は紅葉が終わりましたが、
石鎚スカイラインを下るように面河渓へ、
ロープウェイで降りてくるみたいに三碧峡へと、
錦のベールを拡げてゆきます。
「秋の日はつるべ落とし」。
いまは日没が早いシーズンなので、早めの入山、下山を心がけ、
心身共に余裕な状態で、心ゆくまで楽しんで下さいね。
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