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遭難まとめ 10月2日~14日
2013 / 10 / 15 ( Tue )
紅葉狩りやキノコ狩り、秋ならではにまつわる遭難シーズン。

10月2日(水)

毎日新聞から、

滑落?:足踏み外し滑落か 箒川の崖下に遺体−−那須塩原 /栃木

 2日午前9時半ごろ、那須塩原市塩原の山林で、遭難の恐れがあるとして捜索中だった同市五軒町の会社員、小野秀次郎さん(69)の遺体を那須塩原署などの捜索隊が発見した。
発見場所は大網温泉近くを流れる箒川沿岸の崖下で、岩場を登っていた小野さんが足を踏み外して滑落した可能性が高いという。

 同署によると、小野さんは単身赴任中で、1日夜、東京都内に住む妻が
「先月29日から夫と連絡が取れない」
と届け出。
発見現場から約400メートル離れた駐車場で小野さんの乗用車が見つかったため、付近を集中的に捜索していた。




10月3日(木)

毎日新聞から、

スイスで不明邦人:遺体 氷河で発見される

 スイス南部アルプスのバレー州警察は2日、先月中旬から同州で行方不明になっていた奈良県出身の日本人男性、岡本大志さん(38)の遺体が氷河で発見されたと発表した。
死因などは不明だが、関係者によると事件性はないという。

 警察当局は、岡本さんが事故に遭った可能性が高いとみて調べていた。

 岡本さんは9月15日、景勝地ザースフェーのホテルに荷物を預けた上でチェックアウトした後、行方不明になっていた。
同月27日にザースフェー近くの氷河で遺体が見つかり、当局が身元の確認などを進めていた。

 ザースフェーは多くの登山客でにぎわい、日本人も多く訪れる。




10月5日(土)

鹿児島読売テレビから、

宮崎の行縢山で鹿児島市の男性が遭難か

宮崎県延岡市の行縢山で鹿児島市の48歳の男性のものと見られるリュックサックなどが見つかった。
遭難した恐れがあるとして、警察などが捜索にあたっているが見つかっていない。
リュックサックは登山客が登山ルートで見つけ、男性の運転免許証などが入っていたという。
男性がいつ山に入ったのかは分かっていない。
5日は警察などが50人で捜索にあたったが、悪天候のため午前中で打ち切られ、手掛かりは得られていないという。


 行縢山


10月7日(月)

伊那ケーブルテレビジョンから、

南アルプス甲斐駒ケ岳で登山者死亡

7日午前8時頃、甲斐駒ケ岳で登山中の名古屋市の女性が倒れ、同行者が警察へ救助を要請しました。
女性は市内の病院へ運ばれましたが、午前9時過ぎ死亡が確認されました。
伊那警察署の発表によりますと亡くなったのは名古屋市の無職、砂堀悦子さん68歳です。
砂堀さんは20人のパーティーで6日に山に入り今朝登山中、倒れ心肺停止となりました。
同行者から救助の要請があり県警ヘリで救助され市内の病院に運ばれましたが、午前9時過ぎに死亡が確認されました。

南アルプス北部地区山岳遭難防止対策協会によりますと、今年担当地域での遭難発生件数は3件でうち死亡が2名、ケガが1名となっています。


 甲斐駒ヶ岳


10月10日(木)

中日新聞から、

マツタケ豊作で遭難事故急増 今年すでに9件

 県内の山でキノコ採りに出掛けた人が遭難する事故が続発している。
9月は例年2、3件で推移しているが、今年は既に9件発生し、高齢の男性6人が死亡している。
専門家によると、今年はまとまった雨が降り、マツタケが3年ぶりに豊作。
山に分け入る人も増えているとみられ、県警は注意を呼び掛けている。

 県警地域課によると、九月に県内でキノコ採り中に起きた事故は、中南信地域に集中して発生している。
阿智村では二十二日、マツタケ採りをしていたアルバイトの男性(67)が斜面の枯れ木をつかもうとした時、木が折れて、約五十メートル下に滑落。
左足やあばら骨を折る重傷を負った。

 事故の原因はほとんどが「滑落」で、死亡した六人は全員が滑落死だった。
キノコ類は整備された登山道脇ではなく、人が普段歩かない斜面に生えており、特にマツタケは、尾根沿いの急な斜面に自生することが多く、危険は高いという。

 県林業総合センター(塩尻市)の担当者も
「マツタケは土壌が浅く、下の岩が出ているような場所に生える。
そうした地面は表面がツルツルした松の葉が覆い滑りやすい」
と指摘。
「昔採れた経験から体力や足腰の状態を考えず、ついつい無理してしまうことも原因にある」
と推測する。

 県内のキノコ採りのシーズンは雪が降り始める十一月ごろまでとされる。
県警は
「入山場所は家族に伝え、携帯電話を持って出掛ける」
「滑落の危険がある場所へ入るのは避ける」
「単独でなく、複数の人と入山する」
-などの防止策を各警察署で発行する広報紙などを通じて呼び掛けている。




10月13日(日)

下野新聞から、

キノコ採りの73歳男性が遭難 日光・川俣の山林

 今市署は13日、日光市川俣の山林にキノコを採りに行った茨城県石岡市、自営業男性(73)が道に迷い、遭難したと発表した。
 同署によると、男性は同日午前10時ごろ、仲間2人とともに山林に入ったが、昼ごろに合流場所に戻らないため、仲間が付近住民に依頼して警察に通報したという。
 通報を受け、同署は約20人体制で付近の捜索などを実施したが、発見できておらず、14日早朝から約30人体制で捜索を継続実施する方針。



続報:下野新聞から、

遭難の73歳を発見・保護 日光・川俣

 日光市川俣の山林にキノコを採りに行き遭難した茨城県石岡市、自営業男性(73)が14日午前9時25分、捜索隊に発見保護された。
 今市署によると、男性は左肩打撲の軽傷で、意識はある。
発見場所は川俣湖北西の山林内で、県警ヘリで救助し、救急車で病院に搬送した。




下野新聞から、

遭難の男子高校生を無事保護 足尾・庚申山

 日光署は13日、日光市足尾町の庚申山登山道で、山岳遭難者として捜索していた芳賀町、高校男子生徒(16)を同日午後4時15分ごろ、発見・保護したと発表した。
男子生徒にけがはないという。

 同署によると、男子生徒は高校の山岳部に所属し、同日午前9時45分ごろ、顧問の教諭、部員とともに6人のパーティーで、庚申山に向けて登山を開始した。
 顧問らは遅れていた男子生徒が追いついてこないため、探しに行ったが見つからず、携帯電話が通じるところまで下山し、同日午後2時35分に110番した。
 男子生徒は迷い込んだ道をしばらく登っていたが、迷ったことに気づき、来た道を戻ったところ、警察からの連絡で捜索中の消防隊員に発見され、警察に保護されたという。


 庚申山


中国新聞から、

ハチに刺され登山の3人搬送

 13日午後3時40分ごろ、広島市南区似島町の似島で、「ハチに刺された」と119番があった。
広島市消防局によると、安芸小富士を登山中だった40代の外国人女性がスズメバチとみられるハチに刺された。
別に登山していた40代の男性と60代の男性の2人も、助けようとして刺されたという。

 女性は広島県のドクターヘリ、男性2人は市消防局の救助艇で市内の病院に搬送された。
いずれも命に別条はないという。
市消防局は、登山口に看板を設置するなどして注意を呼び掛ける。


 安芸小富士


読売新聞から、

濃霧に強風…八甲田山系で男性登山客が死亡

 13日午後4時10分頃、青森市の八甲田山系井戸岳(1452メートル)の登山道で、東京都立川市、無職星忠行さん(79)が倒れているのを男性登山客が見つけ、110番した。
 星さんは心肺停止状態で、約4時間半後に死亡が確認された。
目立った外傷はなく、青森署が死因を調べている。

 同署の発表によると、星さんは、家族に「山登りに行く」と言って12日に1人で来県。
13日に入山したとみられる。
発見当時、現場付近は濃霧が立ちこめ、風速30メートルと悪天候だった。


 八甲田山


10月14日(月)

毎日新聞から、

遭難:宮城・栗駒山で大学教授と小学生含む家族3人

 14日午後5時過ぎ、宮城県栗原市の栗駒山(標高1627メートル)で、家族3人で登山をしていた仙台市宮城野区鶴ケ谷、東北学院大教授、斎藤善之さん(55)から「山で遭難しそう」と、家族の携帯電話にメールで連絡があり、家族が110番通報した。
善之さんと登山していたのは、妻で団体職員の美佐子さん(46)と息子の航宇さん(11)。

 同県警若柳署によると、同日午後9時ごろ、家族に無事を知らせる電話があったという。
県警は15日午前4時から3人の捜索を行う。
3人が登っていたコースは沢登りなどがあり、比較的難しいという。


 栗駒山

続報:NHKから、

宮城 栗駒山の家族3人 無事救助

14日に宮城県の栗駒山に登山に出かけ救助を求めていた小学生を含む仙台市の家族3人は、15日朝、警察などに無事に救助され、自力で歩いて下山しました。
けがなどはなく、
「夜は体を寄せ合って過ごした」
と話しているということです。

14日午後5時半ごろ、宮城県栗原市の栗駒山に登山に出かけていた仙台市の親子3人から「遭難しそうだ」と自宅にいた長女に携帯電話のメールで連絡がありました。
救助を求めていたのは仙台市宮城野区の55歳の大学教授の男性と妻、それに小学5年生の長男で、3人は14日、登山道のうち表掛コースの御沢という沢沿いのところで動けなくなったということです。
このため警察と消防、民間の山岳遭難救助隊が15日朝から救助に向かい、午前6時半ごろ、登山コースの途中で3人を見つけ、無事に救助しました。
3人は午前8時ごろ、自力で歩いて登山口に到着し、けがなどはないということですが、やや体温が低くなっているため、念のため病院に搬送されました。
仙台管区気象台によりますと、栗駒山のふもとの栗原市耕英では、15日午前4時すぎに6度8分まで気温が下がっていて、男性は
「夜は体を寄せ合って過ごしました」
と話しているということです。
栗駒山は標高1627メートルで、5年前の宮城・岩手内陸地震で崖崩れなどが相次ぎ、3人が動けなくなった表掛コースも閉鎖され、今年8月に登山が再開したばかりでした。
警察などによりますと、表掛コースは途中で沢を通るルートで、中・上級者向けのコースだということです。
「夜間動かなかったことがよかった」
自力で下山してきた3人と合流した民間の山岳救助隊の佐々木定行さんは
「3人は夜の間、沢から少し斜面を上がった草があるところで風をしのいでいたという話だった。
差し入れの水やおにぎりも食べて元気なようだった。
御沢は岩などがゴロゴロしているところで、夜の間、動かなかったことがよかったのだと思う」
と話していました。




下界の朝が肌寒いのに、お山の上はもっと、体感的には冬みたく寒いです。

そんなお山で道迷いでもして一晩明かさなきゃならなくなったら…。

心も体も冷え冷えです (-_-;)ヘタシタラシヌゾ

あれ? 迷った?って少しでも感じたら、まずは立ち止まること。
立ち止まって、いまいる場所、現在地がどこなのか、必死で考えること。

なんとかなるべさ、って、森に深入りすれば、
凍える夜が待っているかもしれません。

ああ、あのとき、まっすぐ下山してたら、いまごろ、温泉でぬくぬくしてたのに…。

後悔先に立たず。

秋山の思い出に自ら泥を塗るようなことにならないように。


明日は我が身。
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お山でも町でもメールでも、自分がイヤなことは他人にしてはいけませんよね。

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