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青春18きっぷ旅 1 1日目 松山→瀬戸大橋
2015 / 02 / 01 ( Sun )
「旅に出たい…」

誰にでもあるだろう想いがいよいよ強くなり、思い切って旅に出た、2013年の9月。

これは、体感的には残暑というには暑すぎた夏の終わり頃の旅の記録です。

まったく個人的な、忘備録的なお話。

でも、旅の間に撮りためた写真を見たかったというリクエストにお応えする形で、
いま頃になって、再放送の旅番組を見るかのような、今更感満載で載せてみます。


2013年9月2日~10日の、9日間。

休みは前日の1日からもらっていたけれど、前日の力仕事で疲労困憊、意気消沈。
更には、大型台風、大接近中。
瀬戸大橋が通行止めにでもなれば、旅の予定が大幅に狂うことは必定。
ホテルとか特急券とか、日に指定なものは別段、予約もしていなかったので、
1日は休養に充て、2日出発となりました。

目的地は、大阪、東京、長野方面。
でも、確定していたのは東の方に行くことだけ。
東北の被災・復興地も目にしておきたかった。
実は、東京に着いてもまだ、長野にするか東北にするか、迷っていました。


旅行初日。

寝不足な朝。

懸念の台風は四国の南岸を東へ走り去り、けれど空は台風一過とはならず、雨が残りました。
希望にフタをしているような灰色な雲が空を覆っていました。

百均のビニル傘を差して家を出ました。

JR松山駅までは徒歩。

 雨の松山駅。
今回の旅の移動は、ほぼほぼ、JR。
それは、JR「青春18きっぷ」を使った旅だからです。

久しぶりに買った、「青春18きっぷ」、11,850円。
一人で5日分、もしくは5人で一日分、JRの普通列車を乗り放題できるきっぷ。
ただし、乗れる列車は普通、快速まで。
新幹線・特急は、別料金。
春、夏、冬の年3回の販売で、夏は7月20日~9月10日まで使うことができます。
そのラスト10日間が今回の旅行期間。

ちなみに、“青春”に年齢は関係ありません。

 月曜の朝、静かな改札。
青春18きっぷに最初のスタンプが捺されました。
昔は5枚綴りだったけど、いまは1枚のきっぷに5つの改札スタンプを押してもらうスタイルになっています。

早めに着いたので、人気のないホーム(1番ホーム)をうろちょろ。

 出迎えてくれたアンパンマン。
 向かいホームにはアンパンマン号も!

ジュースとか買い、ベンチで座って待っていると、乗客でいっぱいの松山停まりの列車が到着。
 この列車が折り返し、西条行きに。
この旅、最初に乗った列車、松山駅7:48発、伊予西条9:39着。
4両編成だけど、西条まで行くのは先頭車両のみ。
後部車両は伊予北条で切り離され、通勤通学客を乗せて松山へ戻るので、注意が必要。

列車から、大人たちに混じり、学生たちがどっと降りてきました。
学生らはみな、一様にクリーニングし立てみたく小ぎれいな制服姿。
思えば、この年は2日が登校初日でした。
空っぽになった列車に乗り込む前、振り返ると、いつの間にか、ドアの前に行列ができていました。

乗車、着席。

列車に乗ったのって何年振りだろう?
なぜか緊張、ドキドキ。

7:48、時間通り、発車。
いつの間に動き出したの?ってくらい、静かな発車。

車窓の風景が勢いよく流れ始め、ようやく、旅の始まりを実感しました。

三津浜、伊予和気、少しずつ乗客は増えたけれど、伊予北条駅に着くとわっと降りてしまい、
列車も後部車両が切り離され、先頭車両1両のみのいかにもローカル線なたたずまいに。
空席だらけになって気も楽に。
松山駅で買った缶ジュースで、鈍行旅の始まりを祝し、乾杯。

雨粒で濡れる車窓。
灰色の空。
特急待ちやら遅々と進まない列車。
時間はたっぷり。
そんなときのためにと買っておいた本を大きなザックから取り出しました。
ローカル駅の間を活字で埋める感じで、しばらく、読書に集中していました。

本は百田尚樹の「永遠の0」。
600ページ近い分厚い文庫本。
前の日、なにげに買った本だったけど、この旅最大の助言者になろうとは、このときは思いもしませんでした。

少し混んで、空いて、また混んで、伊予西条駅着。
列車の乗り換え。
乗り換えの猶予は3分。
僕のような比較的大きな荷物を持った人だけが陸橋を渡り、向かいのホームで待っていた高松行きに移動。

 9:42発高松行き。
定刻通り、発車。

いつしか、雨は止んでいました。

10:45頃、列車はようやく県境越え。
3時間もかかってやっと香川入り。
けれど、観音寺でまた長い通過待ち。
単線区間の多い四国。
特急待ちならともかく、対向の普通列車待ちすらある始末。

ちなみに、普通列車のことを“鈍行”なんて云うけれど、普通列車の速さは時速70~80キロくらい。
思った以上に速い。
また、都市部の、例えば山手線の方が地方の特急より速いって云う人もいるけれど、
駅間が短い山手線車両より、田舎の特急の方が圧倒的に飛ばせるから、全然、速い。

ジュースでも買おうと観音寺のホームに降りたら、向こうのホームに奇妙なラッピング車両が…。
 アートなんだろうけど。
 ちょっち、不気味。
写真家・荒木経惟さんの写真でラッピングされた「アラーキー列車」だそう。
瀬戸内国際芸術祭の出品作品のひとつとして製作されたんだとか。

 12:13、坂出着。
 次は12:24発岡山行き。
 10分ほどでマリンライナー到着。
高松発の列車なので、すでに満席。
ドア横の補助席に着席。

列車は、工場群を眼下に見下ろす高さにある、多数のコンクリート製の巨大な柱に支えられた鉄路を走り、
いよいよ、と云うか、やっと瀬戸大橋、四国脱出。
 列車で渡ったのって、十数年前?

旅人なら、うきうき、わくわく、どきどきが止まらないだろう、瀬戸大橋。
でも、僕は、頭は鉛色の空のように重く、心も晴れず、ぼんやり、鉄橋越しの海を見つめていました。

折角の旅行なのに、元気なかったけど、それはきっとお腹も減ってたからだろうと思い直し、
岡山着いたら、あのラーメン食べに行こう!と、心に決めた頃、列車は海を渡りきっていました。


つづく。


青春18きっぷ旅 1 メニュー

1日目
松山→瀬戸大橋
岡山→大阪

2日目
大阪→熱海
大船→江ノ島→鎌倉
横浜中華街

3日目
東京
東京スカイツリー 1 2

4日目
上野→秋葉原→東京駅
国立科学博物館

5日目
東京→小淵沢
小淵沢→川上村
川上村

6日目
川上村
小淵沢→茅野→車山高原
車山高原

7日目
諏訪→長和→八千穂
八千穂高原

8日目
善光寺→松本
松本
大阪→岡山→松山
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