雪深い石鎚登山はくれぐれも準備万端で

0 -
暖かいお正月を迎えた四国でも、石鎚山は別格、厳冬です。

入山に際しては、計画、装備、万端整え、ムリだけは決してしないで下さいね。

NHKから、

冬の石鎚登山で注意呼びかけ



西日本で最も高い石鎚山は、登山道に1メートル以上の積雪があり、警察は、入山する人に対して寒さへの十分な対策や登山届けの提出などを呼びかけています。
標高1982メートルの石鎚山は、本格的な冬の登山シーズンを迎えています。
愛媛県警察本部によりますと、この冬は例年並みの積雪があり、12月26日の時点で標高1500メートルにある登山口で、多いところで1メートル以上の積雪があるということです。
頂上付近では積雪がさらに深まり、登山道が凍結していることも予想されます。
今シーズンは遭難事故は起きていませんが、過去には、冬の石鎚山で登山者が道に迷ったり滑落したりする事故が起きていて警察は、十分注意するよう呼びかけています。
具体的には、
▼無理のない登山計画を立てることや、単独での登山を控えること、
▼防寒着を準備して寒さへの十分な対策をとり、雨や風など急な天候の変化に注意すること
としています。
さらに
▼登山の行程や所持品、緊急の連絡先などを記した「登山計画書」をふもとの警察署などに提出する
よう呼びかけています。



ちなみに、元日朝7時現在、表参道、石鎚登山ロープウェイ・山麓駅へのアクセス路な県道は、
道路上に積雪・凍結もないとのこと。

でも、お山の上は大雪です。

夏みたく、お遊び感覚で行ける状態じゃありません。

夏なら迷うはずのない一本道な登山道も、積雪で道が完全に埋まってしまうと、
道のように見える尾根地形に迷い込んだりする道迷い遭難が発生しています。


「下界じゃ、みんな、こたつに入って山と来た年賀状を読んだり、
 くだらないとかいいながら、朝からずっとやってるお笑い番組で初笑いしまくって、
 おせちに暖かいお雑煮、お腹もぽっこり、
 絵に描いたような正月を過ごしてるんだろうなぁ…」

「おれ、なんで冬山なんかに来たんだろう?」

日本中のほとんどの人がぬくぬくなお正月を過ごしてる、いまこの瞬間にも、
冬山で生死の境をさまよい、寒さでぶるぶる震えてる…、
そんな人がいませんように、心から願うばかりです。
関連記事
ページトップ