2017 01123456789101112131415161718192021222324252627282017 03  
キロロで遭難したボーダー、2日ぶりに雪穴から発見
2014 / 03 / 19 ( Wed )
北海道赤井川村(小樽の南隣)にあるキロロスノーワールドで、
スノーボーダーが行方不明になってから2日ぶり救助される事故がありました。
発見場所は、深さ3mほどの雪穴の中。
コース外を滑走中に転落したんだそうです。

読売新聞から、

キロロ遭難男性、雪穴に落ちてた…2日ぶり救助

 北海道赤井川村のキロロスキー場でスノーボードをしていて行方が分からなくなった札幌市の男性会社員(35)は11日午前8時20分頃、コース外の斜面中腹の雪穴に落ちているのが見つかった。

 雪穴を重点的に捜索していた道防災航空隊が見つけ、病院に搬送。
意識はあり、命に別条はないという。
スノーボードを始めたのは9日午後1時頃で、43時間ぶりに発見されたことになる。

 道警余市署によると、雪穴は深さ3~4メートル、間口が直径1メートル、底が直径5メートル。
発見当時、谷内さんはスキーウエア姿で、雪穴の中で立っていた。
膝の高さまで水がたまっていた。

 札幌管区気象台によると、赤井川村に隣接する余市町の9日、10日の最低気温はそれぞれ氷点下6.5度、同6.0度。
雪穴の壁で風を遮り、寒さをしのいだ可能性がある。

 仲間5人と一緒にコース外を滑り、会社員は最後尾にいた。
救助された際、
「滑っていたら転んで仲間とはぐれ、1人で(麓に)下りようと思って滑っていたら、雪穴に落ちてしまった」
と話したという。


長引けば捜索が打ち切られる恐れもありますから、二日ぶりでも見つかってよかったです、
無事でよかったですね。

僕が働いてたシーズンもキロロは毎日、雪が降りっぱで、それはもう、膨大な雪の量でした。
ゲレンデ自体、4~5mの積雪が常にありましたし、
ゲレンデ外の圧雪されていない場所は、ふかふかの雪で、ある意味、底なし沼のような状態、
「穴にハマることがあるから、(トイレしに行ったりとかで)無闇に入っちゃ危ないよ」
と、先輩に云われたこともありました。

北海道新聞から、

落ちた雪穴「かまくら」状幸いか 北海道・キロロのスノボ男性、二晩耐え救出

 後志管内赤井川村のキロロスノーワールドで、スノーボード中に行方不明になった札幌市東区、会社員谷内智和さん(35)は11日、沢にできた雪穴に落ちた状態で見つかった。
ここ数日、同スキー場の最低気温は氷点下10度以下。
谷内さんが二晩も寒さに耐えることができたことについて、専門家は雪穴の中がかまくらのようだったためとみている。

 余市署などによると、谷内さんが落ちていた雪穴は、朝里岳(1180メートル)の同スキー場ゲレンデ外にある沢沿いにあり、頂上から約200メートル下。

 雪穴は深さ約3メートルで、内部は幅5メートルほどの空洞になっていた。
足元には水深約50センチほどの沢水が流れており、谷内さんは膝下まで水につかった状態だった。

 ヘリで救助した防災航空隊によると、
「穴の中は広い空間で、かまくらのように穏やかだった」
という。

 谷内さんは搬送された同管内余市町内の病院で、低体温症と両足の凍傷の治療を受けている。
妻の真知子さん(35)によると、谷内さんは9日、知人とゲレンデ外を滑っている最中に、行方不明になった。
携帯を所持していたが、雪穴の中は圏外で、通話もメールもできなかった。
食料はなかったが、喉の渇きは雪を口に含んでしのぎ、立ったまま眠らずに過ごしていたという。

 谷内さんが助かった理由について、新潟大災害・復興科学研究所の河島克久准教授(雪氷学)は
「穴の中が空洞になっていたことで、体温が奪われるのを防いだのでは」
と説明する。


こんな穴が雪の下に隠れてたりしたから、先輩は「無闇に入るな」って云ってくれてたんだなぁ。

でも、まだ冬まっただ中だったから助かったのかも。

4月頃だったと思います、同じ北海道のルスツってスキー場で見たんですが、
コースからたった数m離れただけの林の中に直径2mほどの穴が空いていて、
穴の中からごうごうと変な音がしていました。

なんだろう?と思い、板を外して林の中へ入って行きました。

怖々、穴の中を覗くと、穴の下をそれはもう濁流のような勢いで水が流れていて、
雪の下に川や用水路が隠れているかのような状態でした。

暖かくなって雪解け水がごうごうと流れていたのでした。

上の記事のイラストで云えば、「水が流れている」の部分が激流になってる状態。

「穴に落ちたら最後、水に押し流され、真っ暗な雪のトンネルに引き込まれて、おぼれて死ぬぞ…」
そんな恐ろしい勢いで流れていました。

と、そのとき、やっと気がついたのですが、
いまこうして穴をのぞき込んでる足下の雪が崩れたら、アウトだと。

そこからはもう、衝撃を与えないよう、じわ~~~っと後ずさり。

コースに復帰するまで、生きた心地がしなかったくらい怖かったです。

残雪求めて入山される方も少なくないと思いますが、
天然の“落とし穴”にはくれぐれもご注意下さい。
関連記事

13:31:03 | コメント(回答)(0) | page top↑
「四国の山歩きベスト50」 まもなく発売<<古い方< 最新記事 >新しい方>>国土地理院 「地理院地図3D」公開
コメント
コメントの投稿














←管理人以外は読むことができないメッセージにしたい場合はチェックを

「バカ」「アホ」「変態」「狂」... 使いようによっては他人を不愉快にさせるワードは投稿不可となっています、ご注意下さい。

コメントいただくのはとてもうれしいんですが、
「送信」ボタンを押す前にいま一度、読み返してみて下さい。

「よく読んでもらえば分かる」「行間を…」ということを相手に望むのはわがままです。

お怒りな場合でも、大人な対応でぜひ、よろしくお願いします。 <(_ _)>

お山でも町でもメールでも、自分がイヤなことは他人にしてはいけませんよね。

なお、当ブログは一個人のブログです。
コメントの削除や受信拒否の設定をする・しないも正直、私個人の勝手です。
不愉快だと思ったコメントはばっさり削除します。
違う意見を持つ人と共存できないクレーマーと判断したら、即、ブロックします。

相手が聞く耳を塞いだら、どんなに正論でも一生届くことはないでしょう。

いろいろ、すみませんが、ご了承下さい。

「四国の山歩きベスト50」 まもなく発売<<古い方< 最新記事 >新しい方>>国土地理院 「地理院地図3D」公開