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雪崩事故受け、立山周辺での山岳スキーは届け出制へ
2014 / 03 / 22 ( Sat )
豊富な雪とアクセスの良さもあって、秋山・春山のウインターシーズンの前後には、
山スキー、山ボードを楽しむために訪れる客が少なくない立山。

雪崩が起きれば、そこにスキーヤーが、ボーダーがいる状況が結果的に多くなり、
死傷事故も自然、多くなってしまいます。

近年では、昨年11月、雪が降り積もり、冬山らしくなってきた立山の真砂岳で、
山岳スキーを楽しんでいた一行が雪崩に巻き込まれ、7人が亡くなる事故が起きました。

05年11月23日には、室堂の南東側にある浄土山で、山スキーをしていた男性が雪崩に巻き込まれ死亡、
10年11月30日には、室堂平で、雪崩に巻き込まれ5人が死傷しました。

死因の多くが窒息死である雪崩事故では、早急に埋没地点を確定し、雪の下から助け出すことが求められます。

そのためには雪崩ビーコン携帯や入山・行動計画書の届け出は必須ですが、
富山県はスキー客が多い4、5、11月を対象に義務化することにしたそうです。

富山新聞から、

雪の立山、入山届義務 4、5、11月のスキー客ら

 昨年11月に7人が死亡した北ア・真砂岳で発生した雪崩事故を受け、富山県山岳遭難対策協議会は19日、県庁で臨時総会を開き、立山周辺に入山するスキー客らに入山届の提出とビーコン(電波受発信機器)の携帯を義務付ける遭難防止策案を承認した。
20日から2週間のパブリックコメント(意見公募)を実施し、立山黒部アルペンルートが全線開通する来月16日から実施する。

 入山届はスキー客が多い4、5、11月が対象で、緊急時の連絡先や行動計画を記入してもらう。
雪の大谷を含む室堂ターミナル周辺の観光客は対象とならない。
ビーコン不携帯者については、有料で貸し出す。
ターミナル内に指導者を常駐させ、入山届の内容確認や装備の点検、入山者に雪崩への注意を促す。

 地元ガイドや山岳関係者でつくる「立山地区雪崩安全対策研究会」も発足させる。
現地で積雪を観測し、雪崩発生の危険性などを予測。
専用ホームページに掲載してスマートフォン(多機能携帯端末)などを通じて入山者に情報発信する。

 協議会長を務める石井隆一知事は、北陸新幹線の開業で登山やスキーに訪れる観光客が増えるとし
「しっかりした対策で、痛ましい事故が二度と起きないようにしたい」
と述べた。

 県は室堂地区山岳スキー等安全対策事業として、845万円を新年度予算案に計上している。

 事故は昨年11月23日、真砂岳の西側斜面が幅約30メートル、長さ約600メートルにわたって雪崩が起き、巻き込まれた男女7人が死亡した。


とかくお山がらみで「義務化」の文字が躍ると、「時代について行けない」人からの反発もあるでしょう。

でも、命の問題ですから。

自分だけは死なない、なんて思っていられるのは、いま生きているからってだけで。

入山届や行動計画書は、雪崩れた場所に立ち入っていた人がいたかどうかの確認から、
雪崩に巻き込まれたのが複数なら、要救助者の人数の把握もできます、
救助活動にとても大切な資料になります。

雪崩に巻き込まれたら、とにかく早急に助け出すことが大事ですが、
そのための雪崩ビーコンです。

埋没後、15分以内の生存率は 93%
35分後には 30%!
2時間後、低体温症も併発すると 0%

雪崩に遭遇すると数十~数百mも流された挙げ句、数mもの厚さの雪の下に閉じ込められますから、
遭難者をピンポイントで発見できる雪崩ビーコンはとても有効です。

雪崩ビーコンは決して安い買い物ではありませんが、
板やブーツ、ウエアにお金をつぎ込むなら、安全にも少しお金を回してみては、と願います。

記事によると、レンタルも予定されているようですから、
雪崩ビーコン使いは練習も必要ですし、買おうかどうか迷ってる方は、
仲間を誘ってレンタル・ビーコンで雪崩ビーコンの使い方や有効性をマスターしてから考える、
でもいいかも。
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