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遭難まとめ 3月22日~31日
2014 / 04 / 01 ( Tue )
ああもう、年度末は怒濤の力仕事の連続でした。

朝起きると、筋肉痛を飛び越えて、まるで骨が痛いような痛みで、
おまけに、ぎしぎしと体の節々がきしむし、最悪でした。

気がついたら石手川の土手のサクラも満開で驚いたぐらい、
めまぐるしかったけど、やっと開放されました。

…と思ったら、風邪っぽいし、今日なんか、お山行きたかったのに、自宅療養中です。


3月22日(土)

NHKから、

女性登山者1人救助も1人死亡

21日、山梨県大月市と都留市の境にある鶴ヶ鳥屋山で埼玉県から登山に来ていた女性2人が遭難し、22日朝、1人は救助されましたが、69歳の女性が山の斜面に倒れているのが見つかり、死亡が確認されました。

21日、山梨県大月市と都留市の境にある標高1300メートル余りの鶴ヶ鳥屋山に、さいたま市浦和区の中山由紀さん(69)と友人の66歳の女性が登山に出かけましたが、午後5時半ごろ、66歳の女性から
「下山しようとしたところ、雪で凍結した登山道から中山さんが滑落した」
と消防に通報がありました。
その後、通報した女性も連絡が取れなくなり、警察と消防は2人が遭難したとみて、22日朝から捜索した結果、中山さんが山の斜面に倒れているのが見つかり、まもなく死亡が確認されました。
通報した66歳の女性は救助されましたが、低体温症などで衰弱していて病院で手当てを受けています。
登山道には先月の大雪などによる積雪があり、警察は、中山さんが誤って足を滑らせ滑落したとみて、当時の状況を詳しく調べています。


 鶴ヶ鳥屋山


名古屋テレビから、

北ア・涸沢岳で60代男性滑落 県警ヘリが捜索

22日午後、岐阜県高山市の北アルプス涸沢岳で、男性が滑落し行方不明になっていて、県警がヘリコプターで捜索しています。

午後3時ごろ、高山市の北アルプス涸沢岳の西尾根付近で、60歳代の男性が滑落したと、一緒に登山をしていた男性から110番通報がありました。
滑落した男性は3人で涸沢岳から下山中だったとみられていますが、男性がどのあたりまで滑落したかは、確認できていないということです。
岐阜県警が現在、ヘリコプターを出して、男性を捜索しています。


 涸沢岳
続報:産経新聞から、

滑落の男性発見、心肺停止 北アルプス涸沢岳

 北アルプス涸沢岳(3110メートル)の標高約2600メートル付近で22日に登山者の男性が滑落した事故で、岐阜県警は23日、滑落現場から約500メートル下の斜面で心肺停止状態の男性を発見した。

 高山署は、男性は連絡が取れなくなった兵庫県姫路市に住む60代の無職男性とみて身元確認を急いでいる。

 同署によると、男性は21日、同行者2人とともに岐阜県高山市の登山口から入山。
下山中の22日午後2時ごろ、滑落した。
同行者が110番し、県警がヘリコプターなどで捜索していた。




毎日新聞から、

滑落?:御嶽山で男性死亡 登山道から300メートル /長野

 22日午前11時5分ごろ、王滝村の御嶽山7合目付近で男性が滑落していると登山者から110番があった。
男性は県警ヘリで松本市内の病院に運ばれたが、出血性ショックで約3時間半後に死亡が確認された。

 木曽署によると、男性は埼玉県嵐山町志賀、会社員、山根拡さん(32)。
単独で入山し、登山道から約300メートル下の雪上に滑り落ちたらしい。
アイゼンは装着していた。
現場は、おんたけ2240スキー場の最上部から御嶽山頂に向かうコース上で、足元はアイスバーン状態だった。

 同スキー場によると、最上部の22日日中の気温は氷点下9〜8度。
20日にみぞれが降り、21日は気温が下がってアイゼンなしでは立っていられないほど凍結していた。


 御嶽山


山形放送から、

西吾妻山で山スキーの男性遭難 死亡

22日午後7時10分ごろ米沢市関の西吾妻山の若女平付近で、山スキーをしていた山形市小白川町1丁目の会社員山中健太郎さん(31)が下山中に滑落し、
「腰まで雪に埋まって動けない」
と本人の携帯電話から警察に通報がありました。
その後、本人とは連絡が取れなくなり、警察や消防などで23日午前5時から約20人体制で捜索を開始しました。
また、県警ヘリ「がっさん」も出動し、上空から捜索に当たったところ、県警ヘリが本人を発見し、午前7時15分ごろに吊り上げて救助しました。
山中さんは意識不明の重体で病院に搬送されましたが、午前9時に死亡が確認されました。
山中さんは22日昼ごろから1人で山スキーをしていたということです。


 西吾妻山


テレビ朝日から、

日帰り予定「道に迷った」大室山の遭難女性を救助

 神奈川県と山梨県の県境にある大室山で遭難した57歳の女性が23日朝、無事に救助されました。

 22日午後8時すぎ、神奈川県藤沢市に住むパート従業員の女性が帰宅せず、家族が本人に連絡したところ、神奈川県と山梨県にまたがる大室山に1人で登山に出掛け、下山途中で遭難していたことが分かりました。
警察と消防などは、23日朝から約20人態勢で捜索を行い、午前6時ごろ、標高約1000mの尾根付近で女性を発見し、ヘリコプターで救助しました。
女性は病院に搬送され、衰弱はしているものの、けがはないということです。
警察によりますと、女性は日帰りの予定で山に入りましたが、十分な食料や防寒着などを持っておらず、「道に迷った」と話しているということです。


 大室山


3月25日(火)

読売テレビから、

64歳男性、比良山系で不明 捜索始まる

滋賀県の比良山系に登山に訪れたとみられる滋賀県守山市の天宅雄一さん・64歳と連絡がとれなくなっていて、警察などが捜索している。
天宅さんは24日朝、「比良山に来ている」と妻に電話したのを最後に連絡がとれなくなり、夜になっても自宅に戻らなかったため、妻が警察に通報。
その後、警察が比良山周辺を調べたところ、ふもとの登山口で天宅さんの車が見つかった。
天宅さんは一人で登山に訪れて途中で遭難したとみられ、警察と消防が25日朝から登山道周辺や上空からヘリコプターで捜索を行っているが昼も発見には至っていない。


 比良岳


3月27日(木)

佐賀新聞から、

岩場中腹で身動き取れず 登山学生を救助

英岩の中腹の岩場で救出活動を行う有田町消防本部の救助隊(○で囲む) 27日正午すぎ、西松浦郡有田町泉山にある黒髪連山の英岩(はなぶさいわ)(標高350メートル)で、登山をしていた伊万里市の男子学生(19)が岩場で身動きがとれなくなっている、と家族から119番があった。
消防隊員が中腹近くで学生を発見、約4時間後に無事救出した。

 同町消防本部などによると、学生は町内の母親の実家に遊びに来ており、同日昼前から1人で登山に出掛け、携帯電話で家族に助けを求めてきたという。
その後、電話連絡ができなくなったため、地元山岳会の案内で消防隊員11人が入山。
岩場にへばりついた状態の学生を発見した。
学生にけがはなく、自力で下山した。

 同岩では以前、転落死亡事故も発生しており、現場周辺は心配して集まった住民で一時騒然となった。
不安げに岩肌を見つめていた女性(77)は「無事発見」の知らせが入ると
「よかった。早く下りてきて」
と胸をなで下ろしていた。


黒髪山


3月30日(日)

西日本新聞から、

遭難7日目、自力で下山 米国人男性、雪食べしのぐ

 30日午後5時半ごろ、奈良県天川村洞川の宿泊施設に、登山へ出掛け行方不明になっていた大阪市の私立中高一貫校の米国人の男性教諭(35)が自力で下山し助けを求めてきた。
県警吉野署によると、衰弱しているが命に別条ない。
24日に道に迷い、7日間にわたり雪や持参したナッツなどを食べて飢えをしのいでいた。

 教諭は23~26日の予定で1人で同村の山上ケ岳(1719メートル)へ向かった。
24日に村の宿を出て以降、行方不明となり、同署が遭難したとみて27日から捜していた。

 教諭は下山中に滑落し道に迷ったという。


 山上ヶ岳


3月31日(月)

産経新聞から、

救助要請の千葉の男性登山者死亡 岐阜・北アルプス

 31日午前10時45分ごろ、岐阜県高山市の北アルプス・割谷山(2224メートル)で30日に救助要請した男性を岐阜県警のヘリコプターが発見、収容した。
男性は千葉県市川市新井、会社員、安河内秀喜さん(60)で、病院へ搬送されたが、死亡が確認された。
死因は凍死。

 高山署によると、安河内さんは割谷山の標高約2100メートルの尾根付近で、体の一部が雪に埋まった状態で見つかった。
収容時、既に心肺停止状態だった。

 29日午前、西穂山荘から焼岳を目指して入山。
30日午前6時半ごろ、
「道に迷った。雨のため足場が悪くなり身動きできない」
と、西穂山荘を通じて県警に救助を要請していた。


 割谷山


さて、雪解け、春本番。
お山歩の計画を立てられてる方も大勢いらっしゃると思いますが、
山上はまだまだ冬の気配を残しています。

春爛漫な下界の気分をそのままお山に持ち込むとエラい目に遭う恐れもあります。

行きあたりばったりは禁物です。

せめてネット検索くらいはしてみましょう。

例えば Google検索では「1週間以内」とか「1ヶ月以内」など、
記事が書かれた日付で検索結果を絞り込める機能がありますから、
ここ数日中に書かれただろう最新の山行記やブログを見つけ出すことも可能です。

なるべく最新な情報を入手してからでも遅くはありません。

だって、命の問題ですから。


明日は我が身。
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