瓶ヶ森の標高が高くなったよ!!!
2014 / 04 / 03 ( Thu ) 最初に云っておきますけど、もう4月も3日なので、
決してエイプリルフール・ネタじゃありません (^_^) この4月1日に国土地理院が三角点の標高成果の改定を行いました。 全国的に旧来の測量方式で求められていた標高がかなり残っていたようで、 GNSS測量という新しい測量方式に改められました。 (GNSS測量はざっと云えば、GPS衛星を使った測量です。) その結果、「日本の山岳標高一覧 -1003山-」で公表している1003山のうち、 48の山が1m高く、39の山が1m低くなりました。 標高が変わったお山の詳細は以下からどうぞ(pdfファイル) → 標高値を改定する山岳一覧(標高が高くなった山:48山) → 標高値を改定する山岳一覧(標高が低くなった山:39山) なかでも、山梨県と静岡県の間にある間ノ岳(あいのだけ)は、 3190mに改定された結果、標高順第4位から3位にランクアップ!! 奥穂高岳と並びました。 ちなみに、間ノ岳の新しい三角点標高は、3189.50mです。 奥穂高岳は地図上では3190mですが、山頂に三角点はありません、あるのは標高点だけです。 三角点の標高値を使用する場合は、メートル位以下第一位を四捨五入するため、 奥穂高岳と並ぶ3位になった模様です。 四国のお山に関しては、まず高くなったお山は、
低くなったお山は、
例えば、瓶ヶ森は、三角点の標高値が、1896.22mから1896.54mに、 筒上山は、1859.34mから1859.62mになった結果、 四捨五入でプラス1m高くなったのでした。 高くはなったけど、(正確にはあり得るんだけど)お山自体の背が高くなったわけじゃなく、 測量方法がより正確なものに変わった結果であって、 もともと、それくらいの高さがあったんだよってことです。 以降、GNSS測量されていく過程で、ほかのお山も標高が書き換えられてくことになるでしょうね。 となると、山頂にある山頂標の標高とか、書き換えなきゃならないものも出てきますね。 これを機会に一新もありかな。 できれば、10年保つような素材で、景観を損なわないようなデザイン&配置で、 個人、団体名を問わず、売名表記がないもの、歓迎です (^^;) |
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