スポンサーサイト
-- / -- / -- ( -- ) 上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。 新しい記事を書く事で広告が消せます。 |
|
今年のGW中の山岳遭難事故、ここ10年で最多
2014 / 05 / 19 ( Mon ) さきのGWはお山での事故が多かったですね。
石鎚山でも相次ぎました。 さきの冬が大雪だったからでしょう、 下界に春が訪れても高山地帯では残雪おびただしく、 さらにはひとたび、天候が悪化すれば冬に逆戻りする、危うい状況でした。 朝日新聞から、
発表された資料は、こちら↓ 警察庁 → 春の連休期間中における山岳・行楽地等に係る警察措置について(pdf) 資料によると、4月26日(土)~5月6日(火)の11日間の山岳遭難の発生状況は、 発生件数155件 遭難者201人 死者22人 行方不明者8人 負傷者72人 とのこと。 遭難は致し方ない部分もあります。 装備・経験がいくら優れていても、千変万化する自然に完璧に対応することはできません。 優れた装備・経験は、生き抜くためのものです。 遭難時、セルフレスキューは基本ですが、 遭難者だけではどうにもならない状況が訪れたとき、 外部からの助けだけが唯一の生還手段となります。 そのときのための命綱が登山届、入山届の類いですが、 過去のGW中に起きた事故を精査すると、 遭難者のおよそ8割が見届けだったそうです。 東京新聞から、
理由はいずれにせよ、届けを出すことにためらいを感じるなら、 せめて、家族、友人、知人、いずれかの人に、 どこのお山に、いつ行って、どう歩いて、いつ帰るか、 最低、これだけの情報は伝えておいて下さい。 今年のGWもほとんどの人が未提出だったんだろうなぁ。 観光登山者の届け出に対する意識が低いのは仕方ないにしても、 登山を趣味にしている人で、登山届けポストがあるような高山に行かれる方は、 登山届けをぜひ、出して欲しいです。 と云っても、例えば石鎚山で登山届けポストに投函してる人なんか見たことがない。 きっと、自分は死なない…。 人間は心のどこかでそう思ってる、そこが一番の理由なんだろう。
|
|
|