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遭難まとめ 6月10日~23日
2014 / 06 / 25 ( Wed )
BSの日本映画専門chで、映画「聖職の碑」を見ました。

高等小学校の集団登山中に起きた悲劇的な気象遭難事故の実話を描いた映画なんですが、
子供の頃に見損ねて以来、ようやく、見ることができました。

そういえば、昨日、東京で大粒のヒョウが短時間に降りまくり、
住宅街が大量に積もった氷の粒で真っ白、真冬のような光景になりました。

お山であんなヒョウに見舞われたら…と思うと (>_<)

気象遭難はホントに恐ろしいものです。


6月10日(火)

毎日新聞から、

北アルプス遭難:東天井岳と大天井岳の間の稜線で男性死亡

 10日午後8時50分ごろ、長野県の北アルプス・燕岳を目指して登山をしていた神奈川県伊勢原市、石川智さん(79)が下山予定を過ぎても帰らないと、石川さんの妻から長野県警に通報があった。

 同県警のヘリコプターが11日、東天井岳と大天井岳の間の稜線近くで倒れていた石川さんを発見した。
石川さんは低体温症で死亡が確認された。
県警安曇野署によると、石川さんは登山道から少し外れた雪の上に倒れていた。
7日から3泊4日の予定で、上高地から単独で入山していた。


大天井岳



福島放送から、

吾妻連峰鷲倉山で遭難の男性救助

10日午後1時ごろ、吾妻連峰の鷲倉山付近で地竹を採っていた新潟県阿賀町の無職男性(67)から「道に迷ってしまった」と救助を求める110番通報があった。
県警ヘリが出動し、同日午後2時45分ごろ鷲倉山西側斜面で男性を発見し、救助した。
男性にけがはなかった。

福島署によると、男性は友人3人と同日早朝に入山し、地竹採りをしているうちに友人とはぐれたという。
同署は県警機動隊と合同で捜索した。




福島放送から、

いわきの男性福島の山中で行方不明

いわき市四倉町の男性(86)が10日、福島市土湯温泉町野地の山中に入ったまま行方不明となっており、福島、猪苗代の両署、福島市山岳遭難救助隊から約20人が出て、捜索している。

福島署の調べでは、男性は友人2人と日帰りで野地温泉の旅館を訪れ、タケノコを採るため1人で出掛けたという。
下山予定の10日午後3時を過ぎても戻らなかったため、福島署に通報した。

同署によると、男性は何度か付近を訪れていたことがあるという。
食料はおにぎり一個程度しか所持していないとみられる。
付近では熊の目撃情報もあるため、捜索を急いでいる。

吾妻連峰で今月に入ってから遭難事故が3件起きており、同署は入山者に注意を呼び掛けている。




6月17日(火)

秋田放送から、

タケノコ採り遭難相次ぐ 3人行方不明

県内では、15日から16日にかけてタケノコ採りによる遭難が相次いで発生し、合わせて3人が行方不明となっています。
行方が分からなくなっているのは、大館市岩瀬の団体職員・津嶋政喜さん57歳と母親のキサさん77歳です。
大館警察署の調べによりますと、15日夕方、津嶋さんの親族から
「2人がタケノコ採りに出かけたまま戻って来ていないようだ」
と警察に通報がありました。
田代岳の荒沢登山口近くで津嶋さんの普通乗用車が見つかっていて、警察や消防などが17日朝から50人態勢で付近の捜索にあたっています。

また、15日、仙北市田沢湖玉川の山にタケノコ採りにでかけ、行方が分からなくなっている秋田市新屋松美ガ丘の無職・菅原由春さん78歳もまだ発見されていません。

一方、16日タケノコ採りに出かけ行方不明になっていた北秋田市阿仁戸鳥内の無職・高堰進さん78歳と由利本荘市松ヶ崎のアルバイト・加賀谷洋さん65歳は、17日朝それぞれ無事発見されました。
けがはないということです。


田代岳



6月21日(土)

北日本放送から、

立山で滑落事故 男性大けが

 21日午前、北アルプス立山の雪渓で男性が滑落し、大けがをしました。

 上市警察署によりますと21日午前8時30分ごろ、北アルプス立山の標高2500メートル付近、雷鳥沢の雪の上に男性が倒れているのを訓練中の県警山岳警備隊員が発見しました。
 倒れていたのは、東京都世田谷区の会社員・鈴江秀行さん(31)で、県警のヘリコプターで病院に運ばれましたが、左肩を脱臼するなどの大けがとみられます。

 鈴江さんは会社の同僚と2人で雪渓を横切っていたところ、足を滑らせて30メートルほど滑落したということです。
 2人は20日室堂から入山し、21日雷鳥沢から別山・雄山・浄土山を縦走して下山する予定でした。

 警察は事故の詳しい状況を調べています。


立山



毎日新聞から、

遭難:タケノコ採りで 3日ぶり、山形の男性を救助−−岩手

 東成瀬村仁郷山の国有林にタケノコ採りに出かけ、行方不明になっていた山形県東根市の無職、加藤武義さん(78)が21日午後0時半ごろ、岩手県一関市厳美町の国有林で3日ぶりに救助された。
加藤さんは衰弱していて、同市内の病院に搬送されたが、命に別条はないという。

 横手署によると、現場は秋田、岩手、宮城3県にまたがる栗駒山で、加藤さんは18日午前4時45分ごろ、親戚の男性(61)とともに入山。
途中、親戚の男性は体調を崩して先に下山したが、加藤さんは午後になっても入山地点に戻らず行方が分からなくなっていた。

 加藤さんは発見までのあしかけ4日間、沢の水を飲んでしのいだという。
山中で身動きがとれなくなっているのを、捜索中の岩手県防災ヘリが見つけ救助した。

 県内では他に、男女3人が15日、タケノコ採りに出かけたまま行方が分からなくなっている。




6月22日(日)

日刊スポーツ新聞から、

北アルプスで30歳女性が行方不明

 長野県警安曇野署は22日、北アルプス燕岳(2763メートル)を目指して1人で入山した宿泊施設従業員の女性(30=北九州市)が行方不明になったと発表した。
足を滑らせるなどして遭難したとみて、最後に目撃情報があった大天井岳(2922メートル)周辺を23日に捜索する。

 同署によると、女性は20日、3泊4日の予定で上高地から入山。
21日午前10時半ごろに職場に連絡したのを最後に行方が分からなくなり、同僚が22日に松本署に届け出た。
21日は悪天候でガスも出ていたという。


大天井岳



6月23日(月)

AFPから、

靴を盗まれた登山家、モンブランからヘリで救出

 ヨーロッパアルプス最高峰モンブランで23日、山小屋で登山靴を盗まれた登山家がヘリコプターで救出された。

 モンブラン山麓のシャモニーから駆けつけた救助隊によると、助けを求めた男性は標高4000メートル付近のグーテ小屋で立ち往生していた。
山岳救助隊のジャン・バプティスト・エスタシ隊長は、
「こういう状況に置かれた人がいる場合、われわれはヘリコプターで救助している。
非常に危険なので、そうした人を靴下のままで置いておくわけにはいかない」
と語った。

 グーテ小屋はモンブラン登頂を目指す多くの登山家が利用するルート上にある山小屋。
山麓に戻るためには雪の渓谷を7時間ほど歩かなければならない。


モンブラン

んなところで靴を盗む人がいるんかなぁ…。

悪い想像だけど、いびきがカミナリ級にうるさかったとか、
酒癖が悪くて酷い目に遭ったとか、
落石を起こしといて謝らなかったとか、
男にイヤな目に遭わされた登山者が腹いせに男の登山靴を谷底へ、ぽ~~~~いっ!
なんてね (^^;)


タケノコ採りでの遭難が相次いでいる秋田。

四国はもうタケノコ採りの季節は過ぎちゃったけど、
山に分け入って迷ってしまうことは人ごとじゃありません。

社説を最後に載せておきます。

秋田魁新聞から、

社説:タケノコ採り遭難 「自分は大丈夫」は禁物

 県内でタケノコ採り遭難が相次いでいる。
基本的な注意点は言い尽くされているが、遭難防止と迷った場合への備えをあらためて確認しておかなければならない。
「遭難は自分にも起き得る」という認識を持ち、準備を怠らないことが大切だ。

 県警地域課によると、今年はタケノコを含む山菜採りで高齢者を中心に33人(23日現在)が遭難。
うちタケノコ採りは19人と6割を占める。
例年並みの数字だが、仙北、大館両市ではタケノコ採りに出掛けた3人が依然として行方不明のまま。
今季のピークは過ぎたとはいえ、今後は雪解けの遅い場所を中心に山に入るケースも想定され、まだまだ注意する必要がある。

 タケノコ採りのベテランや山岳関連団体の関係者によると、今季は虫食いのものが例年より多い。
5月に雨が少なく、気温も高かったことが影響したとみられる。
虫の付いていないきれいなタケノコを求めて、山の奥へ奥へと入り込んでしまう—。
これが今季の遭難の特徴的なパターンのようだ。

 生育の良いタケノコは、平らな所にあるくぼ地などに群生する。
養分を含んだ水が斜面を伝って流れ込み、土壌が肥沃になるからだ。

 ところが、周囲を見渡せる斜面とは違い、平たんな所に生い茂るやぶの中では自分がどこにいるのかを把握しにくい。
地形の変化にも乏しいため、特定の木を目印にして自分の位置を確認しようとしても、採取に夢中になるうちに見失うこともあるという。

 遭難防止策として指摘されてきた基本事項を、いま一度確認しておきたい。
▽単独行動を避けてグループリーダーの指示に従う
▽経験が浅い場合は、尾根を越えずに見晴らしを確保できる斜面で採取し、来たコースを引き返す
▽声を掛け合い、目印となる場所に置いたラジオの音が届く範囲で採取し、早めに下山する
—などだ。

 遭難したときへの備えも忘れてはならない。
行き先や同行者を家族に伝えるのは当然だ。
携帯電話のほか、おにぎりやチョコレートなどの食料も必要だ。
ライターやマッチ、白い手拭いなども、捜索対象になった場合に居場所を知らせるために有効という。

 さらに懐中電灯や雨具、防寒シートなどを携行すれば、山の中で夜を過ごさざるを得なくなっても命を守ってくれることを覚えておきたい。

 大切なのは「細心の注意を払っても遭難の可能性がある」と心しておくことだ。
40年にわたって年間20回以上も山に入ってきた男性でさえ、頻繁に訪れる山の中で迷いそうになることもあるという。
初心者はもちろん、採取経験の豊かな人であっても、「自分は大丈夫」という過信は禁物ということだ。

 残り少ない今季はもちろん、来季以降も、万全の態勢で豊かな山の恵みを享受したい。


「遭難は自分にも起き得る」

「細心の注意を払っても遭難の可能性がある」

「自分は大丈夫」という過信は禁物


明日は我が身。
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