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記者が見つめた石鎚山お山開き
2014 / 07 / 04 ( Fri )
石鎚山はお山開き大祭中。

今日も明日も、天気予報に傘マークがないので、
今週末の参道・登山道は大賑わいになりそうですね。

狭い山頂からこぼれ落ちないで下さいね (^_^)

山ガールのみなさん、道の上で休憩したり、お弁当食べたりしちゃダメですよ!


山頂小屋に前泊していた読売新聞の記者が見つめたお山開きです。

読売新聞から、

人生背負い石鎚の頂へ  山開きルポ

山頂近くで喜び合いながら神事を執り行う信者ら<br>1日午前9時30分、石鎚山で


 ◇事業再起◇友の慰霊◇古希記念

 「石鎚の登山は人生みたいだ」。
山開きに参加した男性がつぶやいた。
西日本最高峰・石鎚山(西条市、1982メートル)が山開きした1日、山頂の神事を取材した。
「事業を再起するため」
「友人の慰霊」
……。
険しい霊峰を登った人たちの言葉には、ひたむきな生き様が垣間見えた。

 この日は記者の着任日。
指導役の先輩とともに、前日から入山して頂上山荘に泊まった。
幸い両日とも好天。
星降る夜空に感動した。
「こんなに天気がいいのは珍しい」
と、ベテラン登山客が教えてくれた。

 山開き当日朝。
麓の成就社から白装束の信者が列をなして上がってきた。
山頂直下の高低差68メートルある「鎖場」は、鎖を頼りに崖をよじ登る難所だ。
信者たちは、黙々と壁に取り付いたり、ヨシッと気合を入れたり。

鎖を頼りに、山頂直下の岩場を登る記者<br>1日午後0時21分 松山市の自営業、岡田上生さん(57)は
「落ち着かない心で崖を登り始めた」
という。
若い頃から東京でブランドバッグ卸業を営んでいたが、経営悪化で事業をたたみ、2006年に帰郷。
失意の中、「自信を取り戻したい」と石鎚に登るようになり、今回初めて、山開きに参加した。

 「東京を去る時の悔しさを思い出しながら必死で登った。
登頂して思うのは、人生何とかなる、ということ」。
山頂に立った岡田さんは、満足そうにほほ笑んだ。
今は別の事業を始め、売り上げは好調だという。

 四国中央市の大西仁さん(62)は、鎖場を迂回する山道の階段を、感慨深そうに一歩一歩、踏みしめていた。
「あいつ、階段が嫌いだって、よく言ってたなあ」
 大西さんは昨年10月、登山仲間だった友人を失った。
一緒に行った剣山(徳島県)で下山中に倒れ、そのまま帰らぬ人となった。
1年前の山開きも一緒だったが、
「今年はいない……。慰霊登山になってしまったなあ」。
山並みを遠目に見ながら、つぶやいた。
来年も登るつもりだという。

 人生の節目に登る人もいた。
東温市の農業、菅野隆房さん(70)。
約40年前に一度登ったきりだったが、古希を迎え、記念に参加したという。
鎖場を淡々と登り終えたところを、怖くなかったですか、と聞いてみた。
「この年になると、自分に何ができ、何ができないか、分かるもんですよ。
長年、農業で鍛えているから、たいしたことはありません」。
達観したように静かに語った。

 山頂。
3体の御神像が頂上社に到着すると、運んでいた一団が「わっしょい、わっしょい」と歓喜の声を上げた。
神事の後、山頂は再び、静まりかえった。

 下山しながら考えた。
百人いれば、百通りの人生がある。
それに触れる記者の仕事は、奥深い。



「人はなぜ山に登るのか」

そして

「なにを背負い、なにを抱えて登るのか」
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