2017 02123456789101112131415161718192021222324252627282930312017 03  
西穂高・奥穂高、登山届けが義務化
2014 / 07 / 15 ( Tue )
登山届けの提出の義務化を目指している岐阜県が、
未提出登山者に対して罰金を科す条例の制定をめざしていると云う話を以前しましたが、
 → 登山届けを出さぬ者に罰金も 岐阜県
今月10日、岐阜県議会全会一致で可決、
違反者には5万円以下の過料を適用する罰則規定付きで、
今年12月から施行開始となりますので、ご注意下さい。

中日新聞から、

北アルプス登山届条例が成立 岐阜県議会

 岐阜県議会は10日、北アルプスの入山者に登山届の提出を義務づける山岳遭難防止条例を全会一致で可決した。
12月から施行し、提出を怠った入山者には5万円以下の過料を科す。
罰則付きで登山届の提出を義務づける条例は群馬、富山両県に続き3例目。

 北アルプスが長野、富山両県にもまたがることから両県の窓口での提出を認めるほか、郵送やファクス、メールでも受け付ける。
岐阜県は登山届の回収方法などについて富山、長野両県とも協議している。

 岐阜県内では昨年、過去最多となる93件の山岳遭難が発生し、15人が死亡した。


朝日新聞から、

北アの登山届 正式に義務化

 県議会は10日の本会議で、北アルプスの入山者に登山届の提出を義務づける条例案を全会一致で可決した。
12月から施行される。
登山届の提出を条例で義務づけるのは富山、群馬県に続いて全国で3例目。

 北アルプスで山岳遭難が相次いでいることを受け、制定した。
条例では北アルプス地区(4月16日~11月30日は危険区域)の登山者に対して、登山届に住所、氏名や登山行程、緊急時の連絡先などを記入し、登山口のポストに投函するなど求めている。
登山届を出さなかったり、うその届け出をしたりした場合は、5万円以下の過料となる。


毎日新聞から、

北アルプス:岐阜県が登山届提出義務付け 12月から施行

 岐阜県議会は10日、北アルプス入山者に登山届の提出を義務付ける条例案を全会一致で可決した。
12月1日に施行する。
違反者には5万円以下の過料を適用する内容で、罰則規定付きの登山条例は富山、群馬両県に次いで3例目。

 条例では登山期間やルート、装備品などを書いた登山届の提出を義務化する。
罰則は条例施行後2年以内の周知期間を経て適用する。
適用期間は原則的に12〜4月の冬山シーズンだが、遭難事故が多い「西穂高・奥穂高」「滝谷」「穴毛谷(あなげだに)」の3区域は通年とする。


可決前の記事ですが、読売新聞から、

北ア登山届 岐阜県が義務化 県条例可決へ

 増え続ける山岳遭難に歯止めをかけるため、岐阜県は長野県との県境にまたがる北アルプスの入山者に登山届の提出を義務づける。
10日の岐阜県議会本会議で関係条例案が可決される見通しで、12月から施行する。

 条例案によると、県内外を問わず、すべての登山者が対象。
北アルプスの県内区域(4月16日~11月30日は一部の危険区域)に入山する場合、登山予定や装備、緊急連絡先などを記した登山届の提出を義務づける。

 各登山口などに置かれたポストに提出するほか、郵送やメールなどで県の窓口でも受け付ける。
違反や虚偽の届け出をした場合、5万円以下の過料となる。

 岐阜県警によると、県内の北アルプスでは昨年、過去最悪の52件の山岳遭難が発生。
遭難者は64人で9人が死亡した。
今年も昨年を上回るペースで推移し、6日現在、18件27人が遭難、死者は8人に上る。

 専門知識や技術を持たない登山者の遭難が目立ち、遭難者の登山届の提出率は6割に満たないという。
県防災課は
「登山届を出すよう促す後ろ盾が出来ることは大きい」
としている。
一方、条例では長野県側から岐阜県側に入る場合も規制の対象となる。
両県は今後、届け出の管理方法や規制の周知方法などを協議する。

 登山届の提出を条例で義務づけるのは富山、群馬に次ぎ3県目。
日本山岳ガイド協会の磯野剛太理事長は、
「山の登り方を学ぶ場を作るなど、初心者に登山の危険性をきちんと認識してもらわないと根本的な解決にはならない」
と話している。


入山料に関してもですが、
とかく、登山はただで、野放しなほどに自由にしていいものだと多くの人が思っています。

いままでがそうだったから、仕方ないんだけど、
そろそろ、それじゃ通じない時代が来ています。

規制がちがちにならず、上手に共存していけるかは、
これからの我々次第ではないでしょうか。


「危険だと承知で遊びに行った奴らを、自ら死にに行った奴らを、税金で助けるな」

山岳遭難・救助が報道される度、陰口を叩かれている現実があります。

北アルプスなど魅力的な山山を持つ岐阜や長野は、県外登山者による事故が多く、
「ヨソ者(を助けるため)に何百万円も私らの税金使わなきゃダメなの?」
県民、市民の意見もその都度、寄せられるそうです。

払ってばっかりだと、いずれは、遭難者が住んでる市町村に費用を請求、なんて動きも出てくるかも。


お山に行くとき、どこをどう登って…みたいな計画を立てますよね。

それを書面にしたのが登山届けです。

だから、誰でも、登山届けは書けるんです。

そんな登山届けが書けないなんて云う人は、そもそもが無計画、と云うことになります。

予定、計画を立てず、入山することは、あってはならないことです。

素人です。

素人が北アルプスとか入っちゃ、迷惑です。

中級だ、上級者レベルだと自負するなら、
最低でも、登山届けを出せと云わるところで出せなければ、
そんな自慢しちゃいけません。


登山届けは、いざとなったときに、有効なものです。

「いざとなったときなんて来ないよ」なんて自信が山ほどあろうが、
自然は見過ごしてはくれません、
落石は避けてはくれません、
あなたのために急激な天候の変化が無しになったりなんかしません。

足下の岩が崩れれば、物理の法則に従って、きちんと、落下しますし、
それなりの衝撃を持って身体のどこかが壊れるでしょう。

自然はあなたのミスを見逃してはくれません。

そんなとき、誰かに報せておけばよかった…、後悔しても遅いのです。



 → 岐阜県北アルプス地区における山岳遭難の防止に関する条例(案)に対する
    ご意見とご意見に対する県の考え方(pdfファイル)


登山届の提出は、いわば、覚悟を試されているのかもしれません。

それだけ危険な場所に立ち入る覚悟があるのかと、問うているのかもしれません。

「5万円くらいの罰則付けんと、こいつら、守りよらんからなぁ」なんて、
舐められてると思ったら、むかつくし、
でも実際、そう云う人もいるから、そう、強くも言い返せないし (^^;)

条例による罰則の適用まで、2年ほどの周知期間がありますが、
北アルプスくらい、面白いお山に登るときは、
登山届けぐらい、さらっと書いて出しちゃいましょう (^_^)
関連記事

10:42:58 | コメント(回答)(0) | page top↑
梅ヶ市登山道 12月まで通行止め<<古い方< 最新記事 >新しい方>>遭難まとめ 7月6日~15日
コメント
コメントの投稿














←管理人以外は読むことができないメッセージにしたい場合はチェックを

「バカ」「アホ」「変態」「狂」... 使いようによっては他人を不愉快にさせるワードは投稿不可となっています、ご注意下さい。

コメントいただくのはとてもうれしいんですが、
「送信」ボタンを押す前にいま一度、読み返してみて下さい。

「よく読んでもらえば分かる」「行間を…」ということを相手に望むのはわがままです。

お怒りな場合でも、大人な対応でぜひ、よろしくお願いします。 <(_ _)>

お山でも町でもメールでも、自分がイヤなことは他人にしてはいけませんよね。

なお、当ブログは一個人のブログです。
コメントの削除や受信拒否の設定をする・しないも正直、私個人の勝手です。
不愉快だと思ったコメントはばっさり削除します。
違う意見を持つ人と共存できないクレーマーと判断したら、即、ブロックします。

相手が聞く耳を塞いだら、どんなに正論でも一生届くことはないでしょう。

いろいろ、すみませんが、ご了承下さい。

梅ヶ市登山道 12月まで通行止め<<古い方< 最新記事 >新しい方>>遭難まとめ 7月6日~15日