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遭難まとめ 8月12日~16日
2014 / 08 / 24 ( Sun )
振り返れば、雨が多かった8月後半。

台風が去って、また去って。

その間も、局地的な豪雨が各地を襲いました。

その雨が絡んだ事故が多かった夏山の遭難まとめです。

8月12日(火)

産経新聞から、

千葉の男性遭難…十時間後に救助 奈良の大森山

 12日午前4時20分ごろ、奈良県十津川村の大森山付近で、登山をしていた千葉県浦安市美浜3、会社員、小林敬太さん(24)から「雨で身動きが取れなくなった」と携帯電話で110番通報があった。
奈良県警五條署や地元消防が捜索、約10時間後に救助した。

 五條署によると、小林さんにけがはなかった。
大森山近くの和歌山県内の山中を歩いているところを、消防署員が見つけた。

 小林さんは熊野本宮大社(和歌山県田辺市)から、玉置山(奈良県十津川村)に向け、山岳道「大峰奥駈道」を1人で歩いていた。


大森山



登山中の遭難じゃないけど…

8月14日(月)
AFPから、

シベリアの森で遭難の4歳女児、子犬に守られ11日後に生還

 ロシア・シベリアのサハ共和国で先週末、一人で森に入ったきり11日間にわたり行方不明となっていた4歳の女児が、無事保護された。
女児はクマが多数生息する森をさまよっていたが、連れていた子犬に守られ生還したとみられている。

 カリーナ・チキトワちゃんは、夜間は氷点下にまで気温が下がるシベリアの森で、野生のベリーのみを食べて生き延びた。
発見時にはひどく痩せていたが、13日現在は病院で順調に回復しており、救助隊らは奇跡だと賞賛している。

 サハ共和国の小さな村で暮らすカリーナちゃんは、隣接する人口わずか8人の集落に住む父親と過ごすために、7月29日に犬を連れて自宅を出た。

 しかし、当時父親は近くの野火に対処するため、家を留守にしていた。
カリーナちゃんは父親を探すために森に入ったとみられている。

 一帯は先住民のヤクート人が狩りやトナカイの放牧などをしながら暮らしている地域で、携帯電話の電波もなく、母親がカリーナちゃんが森に入ったことに気づいたときにはすでに4日が経過していた。

 大規模な捜索が行われたものの、手がかりがやっと得られたのは、カリーナちゃんの連れていた子犬がふらつきながら集落に帰ってきたときだった。
救助隊は犬を使って子犬の道のりをたどり、カリーナちゃんの元へと急いだ。

 ロシアのテレビ局Zvezda TVの取材に応じた救助隊員は、
「この子犬がずっと子どものそばにいて、夜は彼女を暖め、野生動物を追い払っていたと確信している」
と語った。

 同テレビ局によると、現場にはクマが多数生息していることから、特殊部隊が到着するまでは小川や草地しか捜索活動ができなかったという。

 救助隊は活動開始から2日後にカリーナちゃんの足跡を発見。
村から北に6キロの場所で、生い茂った草陰で横になり、身を震わせるカリーナちゃんを見つけるに至った。

 カリーナちゃんは発見時点ですでに靴をなくして裸足で、体重もかなり減っていた。
最初にカリーナちゃんを発見したボランティアは日刊紙コムソモリスカヤ・プラウダに対し、
「彼女は一言も発さなかった。ただ静かに涙を流して、私に向かって両腕を上げた」
と語った。

 テレビ報道では、Tシャツとレギンスを身につけたカリーナちゃんが、ヘリコプターに乗せられる前に水をごくごく飲んでいる様子の写真が公開された。

 カリーナちゃんは森でベリーを食べ、川の水を飲んで生き延びたと話している。
サハ共和国当局によると、現在は共和国の首都ヤクーツクにある病院で手当を受けており、順調に回復しているという。




8月16日(水)

毎日新聞から、

遭難:北アルプス・北穂高岳で3人、増水した沢に流される

 16日午前11時50分ごろ、岐阜県高山市奥飛騨温泉郷神坂の北アルプス・北穂高岳の滝谷出合(標高約1700メートル)の登山道付近で、登山者3人が雨で増水した沢に流されたと別の男性登山者から110番があった。
県警高山署によると、男性2人、女性1人。
悪天候のため上空から捜索できず、県警山岳警備隊員らが地上で捜したが、同日夕に中止。
17日朝から再開する。

 現場近くの山小屋によると、男性2人は広島県から来た60代とみられ、計7人で訪れていたという。
女性は夫婦で訪れていた福井県の50代とみられる。
夫は避難したが負傷したらしい。
いずれも槍ケ岳から新穂高ロープウェイ方面へ下山途中だったという。

 現場の沢は普段、歩いて渡れるが、雨で一気に増水することがあり、当時は十数人の登山者が雨がやむのを待っていたという。
岐阜地方気象台によると、高山地方では14日から断続的な雨が降り続き、15、16日は1時間に50ミリ程度の激しい降雨も観測した。


槍ヶ岳

続報:読売新聞から、

北ア登山者不明で3人を収容、心肺停止状態

 岐阜県高山市奥飛騨温泉郷神坂の北アルプス右俣林道付近で、雨で増水した沢に流された登山者3人が行方不明になった事故で、県警は18日午前7時、山岳警備隊員ら約40人態勢で捜索を再開。

 県警のヘリコプターが行方不明の登山者とみられる男性2人、女性1人の計3人を収容したが、いずれも心肺停止状態だった。
県警は身元を確認している。

 県警は17日午前、流された現場から1~2キロ下流の中州で遭難者とみられる2人を発見したが、沢が濁流で近づけず、同日夕に救助を打ち切った。
2人は呼び掛けに応答がなかったという。
残る1人も18日、下流で発見された。

 事故は16日午前に発生。
現場は槍ヶ岳(3180メートル)と「新穂高ロープウェイ」新穂高温泉駅の中間地点で、3人は下山中に、沢を渡ろうとしていたとみられる。
近くの山小屋「槍平小屋」によると、行方不明になっているのは広島県から来た60歳代の男性2人と福井県から来た50歳代の女性という。
事故後、槍平小屋で広島県の男性2人と同じパーティーのメンバーと話したという女性は読売新聞の取材に
「『ロープを持って沢を渡っていたら、急に濁流が来て流された』と言っていた」
と話した。




産経新聞から、

沢登りの2人下山せず 仙台

 16日午後11時半ごろ、仙台市青葉区大倉の定義林道から14日朝に入山し、沢登りに出掛けた男女2人が戻らないと、仲間の山岳会メンバーが仙台北署に届け出た。
同署は遭難した可能性もあるとみて、17日朝から消防や山岳遭難救助隊と捜索を始めた。

 仙台北署によると、不明の2人はいずれも仙台市の小学校教諭、秋山正樹さん(56)と、職業不詳、村上ちか子さん(62)。
15日中に下山する予定だったが、16日になっても戻らなかった。

 林道入り口から約2キロ地点で秋山さんの乗用車が見つかった。
2人は簡易テントや数日分の食料を持っているという。


船形山

続報:河北新報から、

船形連峰遭難 2人を発見、無事救助

 宮城、山形両県境の船形連峰で遭難した仙台市の男女2人が18日午前9時20分ごろ、青葉区の大倉川源流付近の草地で、捜索していた宮城県警のヘリコプターに発見された。
約1時間半後に山形県警と仙台市消防局の救助ヘリがそれぞれつり上げ、山形県と仙台市の病院に搬送した。
宮城県警によると、2人とも自力で歩行でき、けがなどは確認されていない。
 2人は太白区緑ケ丘4丁目、小学校教諭秋山正樹さん(56)と泉区黒松2丁目、パート従業員村上ちか子さん(62)。
 宮城県警などによると、2人が見つかったのは登山道入り口から約10キロ北の草地。
発見時は近くにテントを張ってビバークしており、ヘリに手を振った。
受け答えもしっかりしているという。
 2人は14日午前6時ごろ、青葉区大倉の定義林道から入山し、15日に下山する予定だった。
16日になっても連絡がなかったため、2人が所属する山岳サークル「朋友会」のメンバーが16日夜に仙台北署に届けた。
 朋友会の渡部秀人事務局長(66)は
「入山5日目だったので、とにかく不安だった。無事と聞いてホッとしている。早く元気になってほしい」
と語った。
 18日は県警と朋友会のメンバーら計約30人態勢で午前8時から捜索していた。


続報:読売新聞から、

雨水沸かし救助待つ 仙台カゴ遭難・2人救助

 「生きて帰れました。ご心配をおかけして申し訳ありませんでした」
 仙台市青葉区の山中で行方不明になっていた同市太白区緑ヶ丘、小学校教諭秋山正樹さん(56)は18日、市消防局のヘリコプターで救助され、搬送された東北大病院(仙台市青葉区)で駆けつけた友人約20人に頭を下げた。

 仙台北署などによると、秋山さんは約30年の登山経験があり、14日朝、仙台市泉区黒松、パート従業員村上ちか子さん(62)と沢登りで岩山「仙台カゴ」(1270メートル)を目指して入山。
翌15日午前5時半頃、下山しようとしたが、虫に刺された村上さんの両目のまぶたが腫れたため、下山を諦めて近く林道でテントを張り、救助を待つことにしたという。

 秋山さんによると、非常食や4リットルの水を分け合い、夜中は寒さで震えて寝付けなかったため、テントのカバーにためた雨水をガスコンロで沸騰させて飲み、体を温めた。
食料などが残り1日分になった17日夜、
「あと1日頑張れば救助に来てくれる」
と不安そうな村上さんを励ましたという。

 秋山さんは読売新聞の取材に対し、
「多くの山を登ってきたが、改めて自然の怖さを知った」
と振り返った。
所属する山岳サークル「朋友会」のメンバーで無職石野多江子さん(75)は
「心配だったが、無事で本当に良かった」
と話していた。

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