信州毎日新聞から、「御嶽山噴火」の報道写真集 戦後最悪の火山災害を克明に記録
本社が出版した緊急報道写真集「御嶽山噴火」
信濃毎日新聞社は、死者57人、行方不明6人を出した御嶽山の噴火から1カ月を前に、緊急報道写真集「御嶽山噴火」を出版した。
噴火直後の状況、過酷を極めた救助・捜索活動など、戦後最悪となった火山災害を克明に捉えた写真約170枚を収録した。
24日に県内の書店に並ぶ予定。
登山者の目前に突如立ち上る噴煙、火山灰に覆われた山小屋、灰にまみれて活動する捜索隊…。
本紙記者のほか、登山者、陸上自衛隊、松本広域消防局などが撮影した写真を中心に、捜索隊を元気づけようと炊き出しをする木曽郡王滝村の女性たち、黙とうする木曽町の子どもたちなど地元住民の姿にも迫った。
用語集や地図、年表を載せ、火山噴火の仕組みも解説。
東濃地震科学研究所の木股文昭・副首席主任研究員が噴火への備えなどについて寄稿した。
A4判64ページ。
756円(税込み)。
県内の書店と信毎販売店で取り扱っている。
問い合わせは本社出版部(電話026・236・3377)へ。
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緊急報道写真集 2014.9.27 御嶽山噴火また、12月1日発売予定の本ですが、
山と溪谷社から、『ドキュメント 御嶽山大噴火』が出版されるそうです。
ヤマケイ新書 ドキュメント 御嶽山大噴火2014年9月27日、御嶽山が噴火。
戦後最大の火山災害となってしまった。
あの日、何が起きたのか?
どのような救助・救援活動が展開されたのか?
不幸にも実際に被災した遭難者たちへの話を中心に、
救助・救援活動の最前線に立った隊員への取材とインタビュー、
大学研究者の学術的視点による考察など、綿密で多角的な情報によって、
御嶽山噴火の実態を伝えるドキュメント。
第1章:
ドキュメント御嶽山の10日間
第2章:
7つの証言・生死を分けたその瞬間
第3章:
科学的考察・信州大学山岳科学研究所からの提言
火山学/防災危機管理学/気象学
第4章:
現場からの報告:
防衛省自衛隊、岐阜県警察山岳警備隊、
静岡消防局、災害派遣医療チーム、山小屋関係者
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