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相之谷の橋
2014 / 12 / 07 ( Sun )
前回の相之谷通行止めのつづき。

通行止めカ所から、仕方なく、国道11号線に出ようと、
臼坂相之谷川に沿って下り、臼坂相之谷橋まで戻りました。

相之谷川の渓流に並ぶ狭い道に出て、150m程下ると、
 小さな橋があります。
初めて千羽ヶ岳に行ったとき、登山口を探していて、そのときに見つけた小さな橋。
とっても古い橋、「小三郎橋」です。

小三郎橋はここにあります。

まだ渡れそうですけど、橋の先には、
 上の車道に繋がる階段があります。
この橋についてはまだよく分からないことだらけですが、
讃岐街道、もしくは国道11号線と、相之谷の集落を結ぶ生活道だったのではと想像されます。

橋の近くの崖の下に、小さな石碑があります。
 崖の下の、
 石碑には、


「大正5年6月■
 臼坂字相之谷
 架橋者 黒田小三郎
 小三郎橋」

と刻まれています。

大正5年、1916年は、第一次世界大戦の最中。
とても古い橋です。
でも、手すりやコンクリートの状況からすると、
昭和のどこかで架け替えられている気がします。

今回もちょびっと渡ってみましたが、大丈夫、落ちませんでした (^^;)

いまとなれば、遊歩道的な趣のある橋と小径です。


ちなみに、相之谷川沿いの道を下り、国道11号線に出たところは千原地区と云いますが、
その千原地区の、千羽ヶ岳の麓、中山川沿いに千原鉱山がありました。

明治37年、鉱山から産出される銅の製錬所が開設され、
でも、その煙のせいで桜三里の名の由来となったサクラは枯れ果て、
近隣の田畑もえらく被害を受けました。
陸軍22連隊の兵隊さんが行軍中、その煙を吸って多数倒れた、なんて話もあったくらい、酷かったようです。

精錬所は大正3年に廃止され、鉱石は荷馬車で運ばれたそうです。

小三郎橋ができた当時、中山川まで出れば、金車輪の荷馬車が走る道はあったようです。

桜三里区間の国道工事着手は、昭和32年(1957)です。

そんな当時にできた小三郎橋。

明治時代の古地図を見ると、相之谷と桜三里を結ぶ道は描かれていません。
その代わりというか、相之谷集落を抜けて川内と丹原を結ぶ古道は存在していました。

時進み、桜三里街道の往来が盛んになれば、桜三里に出られた方が便利で、
相之谷川沿いの道が発達し、でも、当時は歩いて通うのがやっとの道だったかも。

けれど、相之谷集落は地形的に真ん中に山があり、東西に分かれています。
東側の集落に行くには、どこかで相之谷川を渡らねばならず、
小三郎橋は必要に迫られて架橋されたのかも知れません。

東側の集落には、橋の名に名を残す架橋者の黒田小三郎さんと同じ黒田さんのお宅があります。
小三郎さんのご子孫かも。

さて、小三郎橋のたもとには、東側の相之谷集落を流れる臼坂相之谷川が合流する滝がありますが、
なんか好きなんですよね、特に紅葉の頃は。

決して大きくはない、小さな滝です。
 甌穴のような滝壺。
細々とした水の流れが永い時をかけて少しずつ削っていったのだろう、
曲線のしましまに削られた崖がいい味だしてます。

相之谷川沿いの狭い道をどんどん下ると、中山川に出ますが、そこに架かる相之谷橋付近もいい姿でした。

 相之谷橋。
 紅葉。
欄干が外向きの斜めってるデザインも素敵な橋です。

えっと、この先、ちょっと坂を登れば国道11号線に出るんですが、
道沿いで、今回初めて、気がついたものがあって、存在する意味はよく分からないんだけど、
国道側の土手に見つけた大きな穴。
 排水路?
 すぐに塞がってしまってるけど。
屈んで入れるくらい、大きな土管?でした。
周囲に扁額の類いもなにもなかったので、正体不明。
一体なんのために作られたのか、場所的にも中途半端なところだし、謎でした。

中途半端で済みませんが、以上です。
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