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松江散策記 2015.01 4 松江城 1
2015 / 02 / 11 ( Wed )
松江出張、4日目の昼休み。

城山がすぐそこに見える母衣町(ほろまち)ってとこでお仕事してたので、
お昼休みに駆け足で松江城、行ってきました。

 大手前まで5分の距離。
いつも、仕事終わりにしか行ったことがなかったので新鮮。

松江開府の祖・堀尾吉晴公の銅像。
 ささ、入城じゃ。
 一辺50mほどの真四角な馬溜り。
 大手門跡。
 大手門復元資料に500万円の懸賞金!
 三の丸へのひとつ目の階段。

階段の上から芝生の公園のようなたたずまいの二の丸下の段を見渡して。
 ふたつ目の階段脇にそびえる巨木。
松江城は太平洋戦争時の空襲を免れた現存天守のひとつ、木も歴史の証人。

 北へ下る分岐があります。
夜、閉門後に来たときは、天守閣を間近に見ようと坂を少し下り、
 この角度で仰ぎ見たり、写真を撮りました。
 戻って、三の門跡、二の門跡を抜け、
 石段登って曲がって、
 現存する一の門。

登閣料(入城料)は大人560円です、券売機でも窓口でも、空いてる方で。
小泉八雲記念館、武家屋敷など近隣の観光施設にも行くなら共通券、2割引でお得だに。

 庭園のような本丸にそびえる天守閣。
入口は附櫓(つけやぐら)と呼ばれる、侵入を困難にし防備を固めるための櫓から入ります。
その前に、天守を支える石垣をチェック。
大海崎や矢田という所から切り出された安山岩や玄武岩が使われています。
黄色い岩は玄武岩系かなぁ。
 大きな岩の隙間を埋める小岩。
 野面(のづら)積み&と打ち込み接(はぎ)。
5年の歳月をかけて完成した松江城、うち3年を石垣の構築に費やされたと云います。

築城したのは、堀尾吉晴、忠氏親子。
堀尾吉晴は、尾張生まれで、信長、秀吉、家康の三代に仕えた、優れた武将です。
でも、戦国を描いたドラマなどにほとんど登場シーンがないので、正直、僕はノーマークでした。
大河ドラマ化された山内一豊より先に信長、秀吉に仕え、石高も上でした。
「仏の茂助」と呼ばれ、温厚で人望厚い人だったそうでが、戦場では鬼神の如くだったとか。
息子の忠氏も「流石は仏の茂助の子」だったそうで、こんなエピソードが残っています。
関ヶ原合戦前、小山評定で一豊が家康に「掛川城提供」を進言しました。
居城の提供は、実は、忠氏が思いつき、一豊との相談中、うっかりしゃべってしまった妙案でした。
結果、アイデア盗用から土佐一国を拝領するまでに至った一豊。
ぐっと我慢した忠氏は、「流石は仏の茂助の子」と礼賛されたそうです。

堀尾吉晴は、加藤清正や、宇和島城・今治城を作った藤堂高虎などと並ぶ築城の名手でした。
領地支配に不便な月山富田城から、松江へ、息子の忠氏が推す亀田山に新城築城を決意。
けれど、忠氏は禁足地に立ち入った祟りか、マムシに噛まれ、若くして急死。
築城は吉晴が指揮を執って進められました。

築城中、本丸の石垣だけは何度積んでも崩れました。
一計を案じた家臣が、城下の盆踊りで目を付けた美しい娘をさらい、人柱として無理やりに生き埋めに!
石垣は崩れなくなりました。
そこで、なんと翌年も、また翌年も娘をさらって人柱とし、計3本の人柱が埋まっているそうです。
けれど、盆踊りが行われる度、城が揺れるという怪異に見舞われ、以来、城下では盆踊り禁止。
いまでも松江で盆踊りが行われない理由だと云われています。
また、吉晴の知る虚無僧が自ら進んで人柱になったという話もありますが、
結構、あちこちのお城で聞かれる、あるあるな人柱伝説です。

ちなみに、松江に住んでいた小泉八雲は『日本瞥見記』の中で、
僕のお気に入りのおでん屋庄助さんの近くにある松江大橋の人柱について触れています。
往時、松江大橋は幾度となく流され、壊れていたそうです。
そこで、襠(まち)のない袴をはいて、新しい橋を渡った者が橋の下に生き埋めにされるという掟ができ、
知らず渡ってしまった源助が、橋杭の下の川底に、水神の怒りを静める人柱として生き埋めに。
以来、300年、橋はびくともしなかったけど、源助柱の周りは鬼火が飛び交ったそうな。

 話が長くなりました、では、城内へ。


と云いつつ、つづく。
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