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松江散策記 2015.01 8 出雲大社
2015 / 02 / 22 ( Sun )
RAILWAYSな一畑電車に乗って出雲へ。

松江方面から出雲へ向かうには、宍道湖の北岸を一畑電車か、南岸をJRか、鉄路は2ルート存在します。

松江~出雲間の駅数ですが、JRだと7駅ですが、一畑電車は、21駅もあります。
一畑電車はローカル線らしく、きめ細かく停車し、人々を送り届けて行きます。

けれど、そのせいで、JRが30分ほどで駆け抜けるのに比べ、倍の1時間もかかります。

外はどっぷり日が暮れて、車窓には国道沿いの外灯しか見えないような真っ暗な出雲の野。
そんな車窓に興味を失った頃、「いっそ…」という気持ちが大きくなってきました。
いっそ、と云うのは、終点にある出雲大社まで行ってみようか、という思いでした。

当初の目的通り、宍道湖を周回して帰るなら、そのまま乗っててOKですが
出雲大社へは、川跡駅で出雲大社前駅行きに乗り換える必要がありました。

直前まで悩みましたが、結局、川跡駅で急いで乗り換えました。

川跡と書いて“かわと”。

駅にはすでに出雲大社前駅行きが先着していたので大勢が乗り換えました。
踏切を渡って向かいのホームへ行ったのですが、踏切には拡声器を持った駅職員がいて、
アナウンス誘導してくれるので、迷わず、慌てず、乗り換えできました。

出雲大社前駅行きに乗った乗客もまた数えるほどでした。

そしてようやく、
 出雲大社前駅着。
 乗り換えて来た電車がこれ。
電鉄出雲市行きと同じ21駅なのに、運賃は810円と高く、改札で120円精算。
人気の観光地な分、割高になるのは、お正月で行った伊勢神宮周辺と同様な感じ。

 クラシカルな駅舎外観。

十数年ぶりに降り立った出雲大社前の通りは、きれいに街路整備されていました。
でも、路面に光りを落としているのは外灯と自販機だけ、真っ暗です。
まだ6時過ぎだというのにほとんどが店閉まい。
想像以上の真っ暗さ加減に、日没後に来たことを軽く後悔するほどでした。
でも、日没後に参拝する人は希だからって、まだ6時半にもなってないんだから、土産物屋のひとつくらい…。
そんな思いは簡単に打ち砕かれ、
 大鳥居まで1軒も開いてませんでした。

こんな、暗くなってから来る方が悪い、と思われた方も多いでしょう。
でもね、出雲大社の閉門は午後8時(季節を問わず)、御守授与所も8時まで開いてるんです。
夏でも5時で納経所閉めちゃうお四国さんとはエラい違いです。

 闇に浮かぶ大社の文字。
ちなみに、「大社」は、“おおやしろ”が正式な読み方です。

 こんなに暗くなった参道。
それでもわずかながら参拝者の姿がありました。

普通、夜の神社仏閣なんて、ひとりで歩くのはちょっと怖いような場所ですけど、
さすがの出雲大社は神域感漂いまくりで、まったくもって、(最近流行りの)妖怪の気配もゼロでした。

 信号の所から銅鳥居まで、約500m。
とっても距離があります。
松山の護国神社で例えれば、日赤や愛大の正門前ぐらいから距離になります。
出雲大社前駅からだと、拝殿まで徒歩で10分ほどかかります。

参道は神苑と呼ばれるエリアにあり、幅もゆったり。
点点と灯る明かりが、まるで滑走路みたい。
道ばたには立派な太いマツの並木、故に松の参道とも呼ばれています。

 銅鳥居。
銅鳥居から本殿を眺めると、手前にある拝殿が少し左にずれて建っています。
本殿の屋根を拝められるようにという配慮からだそうです。

拝殿、本殿周辺も明かりは必要最低限。
境内には笛の音が鳴り渡っていました。

 拝殿へ。
 参拝。
出雲大社の参拝は「二礼四拍手一礼」が正式。
二拍手ではないので、パン、パンと足して神様の前髪を掴みましょう。
 大きい注連縄。
巨人が編んだのかってくらい立派。

 奥にある本殿へ。
左の明るい建物は御守授与所。

「二礼四拍手一礼」。

 本殿前の石畳の一部が丸く赤い石板になっています。
これはこの場所で大柱が発見された印です。

昔の本殿は、高さ48m、15階建てのビルに匹敵する高層木造建築物だったと伝承がありました。
それが事実だったと分かったのは、2000年の遺跡調査中のこと。
直径1.2m以上の柱を3本束ねた形で、地中に埋まっていました。
僕が初めて出雲大社を訪れたときは、まだその柱が顔を出していたときで、間近で見ることができました。

 お守り売ってる御守授与所。
さっきからずっと笛の音が聞こえていたんですが、この中からでした。
録音したものかと思ったら、男の人が実際に横笛を吹き鳴らしていました。


銅の鳥居手前、社務所の横にある「御自愛の御神像」。
「因幡の白兎」、大国主命とウサギの物語の一場面です。
ワニ(サメ)をだまして海を渡ろうとしたウサギが、嘘がばれてワニに毛を剥がれ、痛い痛いと泣いていたら、
通りかかった大国主命が助けてあげたという、古事記由来のお話の一説です。
ちなみに、この後、大国主命は、ひとりの姫を巡って兄弟の八十神に2度も殺されるという悲劇が待っています。
復活を遂げた大国主命は八十神を滅ぼしますが、ギリシャ神話といい、神話って親兄弟関係が血なまぐさいわ…。


つづく。
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