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青春18きっぷ旅 2 2日目 東舞鶴→小樽
2015 / 04 / 10 ( Fri )
朝。

隣のベッドから聞こえてくる話声で目が覚めました。
最後に入室した老夫婦で、出港時から二人して地声が大きいと思っていたんですが、 時計を見ればまだ5時…。
一方、遅くまで騒いでいた学生らはまだ夢の中の様子。
老夫婦は大阪のおっちゃんおばちゃんのようで、これまたよくしゃべる。
旅をして気づくことは、「他の人はまだ寝ているのに…」、そんなことも気づけない人がたくさんいるということ。
この、気づいていない、と云うのがもっともやっかいで、罪悪感もないから実はたちが悪い。
まだ続くようなら注意せねば、と思った矢先、部屋を出ていってくれました。
おかげで、8時の船内アナウンスまで二度寝することができました。
こういうネガティブなことに時間や思考をかけるのはもったいない。

朝になっても船は波に揉まれるようなこともなく、淡々と航行中。
前乗ったときはあんなに大きく揺れてたのに…。
そんな思い出の方が間違ってたんじゃないかってくらい、外海は穏やかでした。

朝の船内アナウンスは、「新潟県佐渡ヶ島沖を航行中」と。
ベッドの向かいの窓から外を見ると、島影は見えなかったけど、晴れた空の下、水平線が広がっていました。
空の薄い青と日本海の濃い青、二つの青の境界線が波に合わせて上下しているだけでした。

部屋を出て顔を洗い、昨晩行けなかったところを散策。


同じフロアの船首の方、昨夜は閉まってた喫煙ルーム。
 朝の光できらきらして清潔ないい部屋。
 中央の丸窓から見た船首部分。

この真上、5階の部屋は「禁煙」だそうで、近くの狭い階段を上がって行ってみると、
 こちらはガラスのドア。
 テーブルやソファが色違いなだけで、ほかは下とほとんど一緒。
でも、たばこ臭くないだけで、全然快適な感じがしました。
 視点が高い分、海も広く見渡せてる感じ。

船尾のレストランもすでに朝食営業を始めているようなので、移動。
その際に、スイートとかデラックスAのある6階の廊下をわざと通って行ったんですが、

レストランへ。
 ラインに沿って好きな料理を選んでくスタイルです。
昨日買ったパンがあったので、こちらでの食事はパス。

船尾のオープンデッキへ。
 爽やかな朝を海の上で迎えたことを実感。
北の海の上とは思えない暖かな風が吹いていました。
テーブル席には、ここで飲み明かしたらしい、ウイスキーのボトルを前に酔いつぶれた学生さんの姿。
眠れなかったのかな、それとも旅の夜を満喫していたのかな。
それとも、船に酔う前に酔ってしまおうと思ったのかな。
そう云えば、船内を散策中、ソファや椅子にめっちゃくたびれた感じで座っている人を何人か見かけました。
船酔いとか、相部屋で他人のいびきが気になって、とか、夜、寝付けなかったんだろうなぁ。

 ひとつ下は立入禁止だけど、ヘリーポートにもなるみたい。
航跡が延々と水平線まで続いてる!
ほかのお客さんも感動している様子で、空と海しかない景色だけど、カメラや携帯で撮ってました。

お腹が空いてきたので、一旦、部屋に戻ろうと思い立ち、その途中、

こちらも昨晩は閉まってたゲームコーナー。
こんなところでお金を使うくらいなら、レストランで美味しいものでも食べた方がよかった…。
そんな、暇を持て余した大人達の小銭をどんどん呑み込む危険地帯です。
で、僕もつい、UFOキャッチャーを…。
 お! 200円でモバイルバッテリー、ゲット!!
大坂で途中下車したとき、こういうの、買おうか迷ってたんだよねぇ。

この後、乾電池に毛の生えたようなバッテリーでも旅には必需品だと、実感する場面が何度もありました。
タブレットが“文鎮化”しちゃうと時刻表も確認できない、ゲームや動画で暇つぶしもできない…。
新日本海フェリーさんの景品選びのセンス、最高っ!
旅行から帰った後も、もっと大容量のバッテリーを買うまで、出張などで重宝させてもらいました。

ちなみに、外海に出たら携帯電話はほとんど圏外です。

 カフェに続く廊下、プロムナードで朝食。
昨日梅田で買ったパンと福知山で買ったウーロン茶です。
 ちなみに、テーブルの脚はボルトで床固定されてます。
船内の家具や家電、船が揺れたとき、倒れそうなものはすべて固定されてます。

大浴場へ行き、朝風呂しました。
広い湯船の真横は硝子窓が並んでいて、オーシャンビューを楽しみながら旅の疲れを落とすことができます。
僕一人きりだったので、のんびりゆったり、入らせていただきました。

またカフェに戻り、しばし、ひなたぼっこ。
陽射しのせいで、通路はぼんやり暑いくらいでした。
窓の外は青い空、青い海、雲は水平線上に淡く浮かんでるだけ。
島も陸地も見えません。

こんなところで沈没事故でも発生したら…。
陸まで泳ぎ続けるなんて無理だろうから、死んだら、サメやエチゼンクラゲのエサにでもなるのかなぁ…。
なんて空想もし放題の20時間もの船旅です。
時間はたっぷりあります。
退屈を受け入れられない人にはきっと苦痛だろう(そう云う人は、端から船旅はよした方がいい)。
この20時間も旅の大切なパーツだと思うと、僕は昼寝もしてられない気分でした。
退屈な時間、とやり過ごすのがもったいない。
けど、船に閉じ込められている以上、できることなんか限られています。

小樽観光のパンフレットを見たりして、北海道での旅程を再考。
小樽の後、夕張には絶対行くけど、富良野や札幌はどうしよう…。
行き当たりばったりでもいいけど、行けばよかったって後で後悔しないようにしなきゃ。

お昼は買っておいたインスタントの焼きそば。
海を見ながら食べました。
割り箸は案内所でもらいました。

 エントランスへ。
 案内は無人、ベルを鳴らすと奧から出てくる感じです。


カフェなど、人の集まる場所に設置してある情報モニターには、船の位置が表示されてます。
時刻はすでに12時59分。
船は青森沖、津軽海峡の西の辺りを航行していました。
航路の半ばをとっくに越えていると分かったら、心が少し焦りました。
まだ旅は始まったばかりだというのに、終わりも近づいている気がして、なんだか少し寂しくなりました。

掲示板の案内いろいろ。
 小樽フェリーターミナルと小樽駅を結ぶバスの時刻表。
繁忙期しか運行してないことが判明、駅(ホテル)までタクシーか、歩いて行くしかないみたい。
 小樽港周辺の案内図。
小樽の町は、キロロリゾートで働いてたときに結構、散策したので、駅や港の位置関係も把握してます。
 舞鶴港と関西を結ぶ直通バスについて。
バスなら乗り換え無し、夜、舞鶴に着いても大阪・神戸に安心して移動できます。


エントランスは吹き抜け。

また後部デッキへ。
ぼんやり、海を眺めていたら、なんか、見えた。
デジカメを望遠鏡代わりに、そのなんかをズームアップしてみたら、
 島影でした。
 カフェのモニターでチェック。
北海道の松前半島の沖を航行中、島影はどうやら「大島」のようです。

暇なので、また入浴。
がらがらだろうと期待していったら、そうでもありませんでした。

カフェに戻ると、こちらも人がたくさんいて、ピアノの弾き語りタイムでした。
3曲聞いて部屋に戻りました。

北海道の影がちらつき始めると、目的地・小樽ももう目と鼻の先と云うことです。
午後4時、奥尻島。

ここから先はあっという間でした。
部屋でのんびり、先日買ったソニーのWALKMANで音楽を聴いて過ごしたり。
WALKMANのノイズキャンセリング機能のおかげで、外界の騒音もシャットアウト。
人の声にも多少の効果があるようで、他人の会話に聞き耳立ててしまうことがなくてありがたい。
夕方、タブレットで映画を見ていたら、落陽を撮り損ねてしまいました。
後部デッキに着いたときには時すでに遅し、多くの人が記念撮影を終えて室内に戻るところでした。
夏の陽は惜しむ間もなく海に沈みました。

携帯電話のアンテナも復活。


午後8時前、もう小樽の沖合です。

下船直前。
 この船で一番のお気に入りだった場所を撮りました。

拡げた店をたたんで下船準備。

小樽港到着が5分早まったとのアナウンス。
気温は23度だそうで、これなら乗船時の格好で歩けそう。

20時40分(時刻表では45分)、ついに小樽港入港。
 窓の外にはフェリーターミナル。
 間もなく下船です。
下船時もe乗船券で楽ちん。
 ついに念願の北海道上陸です。
 とても長い乗船ブリッジだけど、動く歩道で楽ちん。
どんどん人を追い越して、小樽フェリーターミナルの3階へ。
エスカレーターで降りると、出迎えの人たちが結構いました。
夜の埠頭に出てアスファルトを踏みしめたとき、心の中で、帰ってきたぞ!って叫んでました。
 フェリーターミナルの外観。
写真左が乗船ブリッジ。
 乗ってきた「あかしあ」。
 ターミナルは変わった形をしてます。
以前利用したときは、仮眠室や天望風呂があって、早朝に着いても安心でしたが、いまは使えません。

ターミナル前に集まってきた、下船したてのライダー達、夜の町へ意気揚々と出発。
徒歩で下船した人たちも三々五々、旅だって行きました。


つづく。


青春18きっぷ旅 メニュー

1日目
松山→岡山→相生
相生→大阪→福知山→東舞鶴

2日目
東舞鶴→
東舞鶴→小樽
小樽港→小樽駅

3日目
小樽
キロロリゾート
キロロ→小樽
札幌→由仁町

4日目
由仁町→夕張
ホテル マウントレースイ
マウントレースイスキー場
夕張本町
石炭の歴史村 石炭博物館 1 2
夕張
夕張~由仁~新千歳~苫小牧
苫小牧東港~

5日目
秋田港~秋田駅~千秋公園
千秋公園 1 2
秋田市内 1 2

6日目
秋田~酒田~新潟

7日目
新潟~長野
長野
長野~松本~穂高
穂高
諏訪~茅野~諏訪

8日目
諏訪~茅野
小淵沢~清里
川上村
八千穂~蓼科
白樺湖~諏訪

9日目
諏訪大社 上社本宮
松本~大坂
大坂~
~東予港
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