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青春18きっぷ旅 2 4日目 由仁町→夕張
2015 / 04 / 17 ( Fri )
寒さで目が覚めました。
毛布を買っておいて、やっぱり正解でした。
夢は見ませんでした、それくらい疲れていたんでしょう。

だいぶ明るくなったので外を見ると、朝焼け、カメラを持って外へ出ました。
 駐車場の入口。
 朝焼けを見に、奧へ。
 寒かったけど、きれいな朝焼けでした。

眼下に広がるのは由仁町や栗山町、夕張郡の田園地帯。
 東の山のその奥に特徴的な姿のお山が見えました。
夕張岳でした。
その手前の尾根は、僕が働いていた夕張のスキー場、マウントレースイのある冷水山。
偶然にも、今日の目的地が見えていました。

クルマに戻り、時計を見ると、まだ5時すぎ。
また目を閉じました、うとうととはするけど、二度寝はできませんでした。
パラパラと雨の音がしてきました。
昨夜、カーラジオで雨が降るようなことを云ってような、聞いたような。

6時半、今度こそちゃんと起床しました。
トイレに行ったら、道路の反対側が公園になっているのに初めて気がつきました。

 「伏見台公園」だそうです。
泊まった空き地はその駐車場だったのでした。

車に戻り、旅支度、さあ、今度こそ、夕張へ。

駐車場を出て、昨夜、暗くて撮れなかったユンニの湯へ。
こんな感じだったんだぁ、野菜の直売場もあったんだ。
 帰りにもう一度、来ようと思う。
ただの山、森だと思ってた風景が、公園だったり、お花畑だったり。
暗くて見えなかった道沿いの景色に驚きながら、レンズを濡らさないように撮影しました。
 「ゆにガーデン」と云う公園に温泉はありました。

来た道を戻り、泊まった駐車場に挨拶。
夕張にセットしたナビの指示通り、クルマを走らせ、由仁町から栗山町へ、道道3号線を東へ。
札幌~夕張の路線バスから見てた町並みやおぼろげに覚えてるバス停が通り過ぎて行きました。

小さな橋を渡ったとき、懐かしい風景と一緒に、なにかが通り過ぎて行きました。
凄く気になって慌てて戻ると、
 夕張市のカントリーサインでした。
ついに、夕張市入り!


道が山裾にさしかかった頃に出会う「ようこそ 夕張へ」は、僕がいた頃からありました。

山向こうにある夕張の町へ、道路は次第に坂道になり、山道になり、人家もまばらに。
後ろからダンプが勢いよく来たので、ゆっくり走りたい僕は道を譲りました。
するとダンプは、僕の前にいた軽自動車に急接近、真後ろにぴたっと付きました。
煽るダンプ、でも、軽は慣れた感じで譲りもしない。
北海道のドライバーって…、と思い始めた頃、急にダンプと軽の間が開き始めました。
急坂過ぎて、ダンプが置いていかれた格好になりました。
ああ、こうなることを知ってたから、あの軽は煽られても平気だったんだ…。

そんな上り坂の先に口を開ける「夕張トンネル」。
抜けると夕張だ、ドキドキ、ドキドキ。

トンネル直前までは民家ひとつない山の中だったけど、トンネルを出るとすぐ、道の左右に団地があります。
平屋は北海道らしい瓦を使わないトタン屋根。
覚えてる丁字路の信号交差点を左折、鹿の谷とか懐かしい町名に心が震えます。

ゆるい上りカーブを抜けると、見覚えのある食堂、雑貨屋さんのある末広。
僕が働いていた「マウントレースイスキー場」のある町です。
冬になると、道の左右に、僕の背よりも高い雪の壁ができます。
道路と歩道を除雪し合ってできる雪の壁です。
テレビでしか、そんな雪の壁、見たことがなかったから、感動しました。
それくらい、大量の雪が降り積もる町です。


 「夕張郵便局前」はよく利用したバス停です。
確か、このバス停の奧にスキー場スタッフの寮があったはず…。
バス停の一本裏の道へクルマを乗り入れると、
 夕張郵便局。
その脇の道を入ると、
 ありましたっ!
なつかしい~~~~~~~~~~~~~っ!

夕張にいたのは2シーズン。
長野の八ヶ岳にある八千穂や車山のスキー場で働いた後、どうして夕張を選んだのかは覚えてません。
北海道を次の舞台に選んだのは、あこがれの地、だったから。
八ヶ岳の周りは豪雪地帯とは言いがたく、とにかくたくさん雪が降る国に行きたかったんだと思います。

2シーズン、夕張で働いて、その最初の年、僕はこの寮には寝泊まりしていませんでした。
寮の真横の駐車場にあった2階建てのプレハブにいました。
 この場所にプレハブが建ってました。
訪問時はなにもなかったけど、寮の玄関に、
 こんなお願いが貼ってありました。
つい最近まで、プレハブ、あったのかも。
冬はバイトが多いので、男子の数名がプレハブ行きになったようでした。
暖房断熱はしっかりしてたけど、僕のいた1階の窓は大量の雪で塞がれてしまいました。
窓の外の雪に穴を掘って冷蔵庫代わりにしてたら、ある晩、窓からがさごそ音がして目が覚めました。
窓を見ると、巨大ネズミが冷蔵庫を荒らしていました。
匂いをかぎつけて来たみたいで、雪をモグラみたいに掘ってたどり着いたようでした。

羽の骨を折ったスズメを保護し、元気になるまで部屋で飼ってたこともありました。
寮の外で飛べずに走ってたスズメを僕が捕まえて、檻みたいに切れ目を入れた段ボールに入れました。
頭もケガしたのか、モヒカンみたいに頭のてっぺんの毛がぴんと立ってました。
しばらくは餌も食べてくれなかったけど、仕事で留守にしてる間に食べるようになり、時々、チュンチュン鳴いたり。
たまに脱走して、部屋中、羽をバタバタさせて、でも飛べずに走り回って、ストーブの裏に逃げ込んだり。
ある日の脱走中、羽ばたいたら、急に飛べるようになってて、治ったみたいでした。
1週間ほど様子を見た後、外の景色が見えるまでに雪も減った窓から、空へ帰って行きました。
でも、この寒空の下、大丈夫だろうか、と心配でした。
ある日、散歩してたら、犬小屋でドッグフードを突いてるスズメを見かけました。
よく見ると、頭の毛がピンと立ってました。
あ、あのスズメだ! すぐ分かりました、元気にしてたんだ。。
スズメはパッと飛び立ちました。
それを追って空を見上げた瞬間、十数羽のスズメの群れが現れました。
それはまるで、みんなの元に戻れたよ、独りぼっちじゃないよ、って云ってるような感動的な光景でした。
いま思い出しても、うるうるしてしまう思い出です。

部屋は相部屋で、相方はリフト係してた二十歳そこそこのボーダーでした。
彼とボードの話をしているうちに、僕もまたボードに乗りたくなり、札幌で板と靴を買って来ました。
そこから十数年、ボード三昧の毎日がスタートとしたと云ってもいい、相部屋生活でした。

2年目にようやく、雪に埋もれることもない寮の方に入ることができました。

玄関です、当時は、手前が男子寮の、奧が女子寮の出入口になってました。
タイルが取れてぼろぼろになってたけど、スコップで除雪とかするせいかな。

玄関先だけ、ちらっと覗かせてもらいました。

玄関ホールと長靴も入る下駄箱ロッカー。
ホールの奥にあるのが、
 談話室です。
談話室は寮で唯一、男女で利用できるスペース。
自分で用意しない限り、部屋にはテレビがないので、談話室でみんなでわいわいテレビ見たり。

寮管の目を盗んで、彼氏を部屋に連れ込んでた女の子もいたなぁ。
骨折したらバイト、クビっていう規則が当時あって、彼氏がよそのスキー場で骨折し、クビ。
でも、別れるのがイヤで、しばらく、部屋にかくまってた。
シーズン後半になると、ほかの子も目の盗み方を覚え、私の部屋に来る?なんて、僕も誘われたり。

 僕の部屋は角部屋でした。
ベッドが二つある二人部屋でした。
でも、バイト2年目ってことで、特別、個室扱いにしてくれました。
短期バイトが増える年末年始だけ、大学生と相部屋になりましたが、基本、一人で使わせてもらいました。

いろんなこと、楽しいことばっかりだった寮生活。
その舞台がまだ残っててうれしかったです。

 寮からゲレンデを見て。

次は、バイト先のマウントレースイホテルとスキー場です。


つづく。


青春18きっぷ旅 メニュー

1日目
松山→岡山→相生
相生→大阪→福知山→東舞鶴

2日目
東舞鶴→
東舞鶴→小樽
小樽港→小樽駅

3日目
小樽
キロロリゾート
キロロ→小樽
札幌→由仁町

4日目
由仁町→夕張
ホテル マウントレースイ
マウントレースイスキー場
夕張本町
石炭の歴史村 石炭博物館 1 2
夕張
夕張~由仁~新千歳~苫小牧
苫小牧東港~

5日目
秋田港~秋田駅~千秋公園
千秋公園 1 2
秋田市内 1 2

6日目
秋田~酒田~新潟

7日目
新潟~長野
長野
長野~松本~穂高
穂高
諏訪~茅野~諏訪

8日目
諏訪~茅野
小淵沢~清里
川上村
八千穂~蓼科
白樺湖~諏訪

9日目
諏訪大社 上社本宮
松本~大坂
大坂~
~東予港
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