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青春18きっぷ旅 2 4日目 マウントレースイスキー場
2015 / 04 / 18 ( Sat )
夕張リゾートのマウントレースイ、懐かしのホテルの次はスキー場へ。
 温泉と反対側、ガラス張りのとんがり部分を回り込むと、
 橋があります。
宿泊者以外の人はこの橋を渡ってゲレンデ入りします。

グリーンシーズンは、ゲレンデのあるお山「冷水山」(標高702.6m)の登山口になります。
 登山届提出のお願い。
そう、「マウントレースイ」=「冷水山」なのでした。

 橋から見下ろす「士幌加別川」の川面はめっちゃ下の方。
ホテルとゲレンデの間はこんなに深い渓谷になっているのです。
上の方に写ってる通路は、ホテルの「プラザ」とゲレンデの「ゴンドラステーション」を結ぶ渡り廊下です。

マウントレースイスキー場のゲレンデです。

「ビギナーズライン」と呼ばれる、ゲレンデ下部の初級者コース。
上部の上中級者コースを滑っても必ずここに降りてきます、扇形したゲレンデの要みたいな場所です。
草原がゴルフコースみたく、縞状に見えるのは、シーズンオフなのに、ちゃんと手入れしてある証拠です。

そう云えば、北海道をドライブ中、こんな風に草刈って綺麗にしてる草原をあちこちで見かけました。
観光地でも牧場でもなさそうな、道ばたの草むらって感じの場所なんだけど、綺麗になってて。
そう云うところも北海道らしさなんだろうなって思いました。

 第1クワッドリフト。
毎日、毎日、飽きもしないで乗ってたリフトです。

ゲレンデ下部の建物。
写真左の建物が「ゴンドラステーション」、渡り廊下でホテルと繋がっています。
リフト券売り場やインフォメーション、ロッカールーム、レンタルショップなどはこちらにあります。
写真右はレストラン「たんぽぽ」がある「センターハウス」。


ステーションの階段に冷水山の入山届が置いてありました。

こちらは、リフト券発売所。

スキー場の従業員やアルバイトは、スタッフ専用のシーズン券(パス)が貸与されます。
だから、朝からナイターまで何時間滑っても、タダです。
ボードやスキーが上手くなりたい、時間はあるけどお金がない、って人にスキー場のバイトは最高です。
アルバイトのほとんどがスキー場に“籠もりたい”人ばかりでした。

ステーション裏のゲレンデは「スウィンギングライン」と云う名のコース。
扇形のゲレンデの、山に向かって右部分に当たります。
バイト2年目のシーズンに、ここに初めてハーフパイプやエア台(ジャンプ台)ができました。
でも、骨折するとクビって云うバイト暗黙の了解があったから、僕はジャンプとかほとんど練習しませんでした。
なので、いまでもエアーからハーフパイプまで苦手です。

向こう岸にあるホテル。
ホテルの従業員専用の食堂から見ると、スウィンギングラインは真っ正面。
仕事に戻ると、「楽しそうに滑ってたの、見てたよ」って、よく云われました。
青空の下、ゲレンデに大きなS字のトラックを刻む僕の姿は羨望の的となっていました。
大抵のスタッフは昼間は仕事、ナイターしか滑れませんから。
僕はなんだか申し訳ない気持ちになり、特にお昼時はこっちは滑らないようにしてました。

ゲレンデの最上部、冷水山山頂付近。
ゴンドラでしか行けない山頂から、左に尾根をたどると、まさに“壁”な43度もの急斜面のコースがあります。
雪が多い時期じゃないとオープンできない、圧雪車も入れないコースでした。
僕はここを真っ逆さまに直滑降するのが大好きでした。
もの凄いスピードで落下する感覚がたまりませんでした。
でも、圧雪整備されてないので、雪のコンディションがバラバラで、バランスを取るのが難しく、5回に1回は大転倒。
勢い着いてるから、高~く雪煙あげて何回転も転がり落ちます。
その間、覚えているのは、雪、空、雪、空…の繰り返し。
その光景を見ていた友人は、あ、これは絶対、骨、逝ってるなって思ったそうです。
でも、圧雪されてない、パウダースノーのおかげで、ケガのひとつもしたことがありませんでした。
それどころか、変な話、大転倒も楽しくて、雪まみれの体でけろっと立ち上がると、またゴンドラで壁に挑む始末でした。

山頂から右に下るのが一般的で、ダンシング、ビギナーズと降りてこられます。
尾根を更に右へ進めば、ステーション裏のスウィンギングラインに降りてきます。

山頂の裏は滑走禁止エリアです。
急傾斜に落ち込んでいて、ヘタに入り込むとゲレンデに戻れなくなるどころか、雪崩る恐れもある場所です。
その裏山に迷い込んでしまったバイト仲間がいました。
4、5人で楽しく滑っていたら、下り過ぎてしまい、気がついたら登り返せる高さじゃないところにいたそうです。
そこから、あきらめて沢を下ったらしく、2時間ほど、雪山を彷徨ったそうです。
運良く、麓の町までたどり着き、バスに乗って帰って来たって云ってたけど、遭難一歩手前じゃんね。

まぁ、僕も一度だけ、こっそり、裏山を滑ったことがありますが。
ちゃんとゲレンデに戻れるよう、夏道の林道目がけて下りました。
でも、いつの間にか、林道から30mほど、通り過ぎてしまい、登り返すハメに…。
そこから数十分、雪との格闘が始まりました。
急斜面の深雪は、足下が崩れるし、崩れた上から更に崩れてくるし、滑ります。
おまけに、木は埋もれて足がかり、手がかりがありません。
まるで蟻地獄のようでした。
ボードもこうなったら邪魔でしかありません。
自分の身長分登るのでさえ、大汗かきました。
天気がよかったので汗をかいても凍えることはなかったけど、大変でした。
林道に復帰したときには、もうコース外はやめよう、と反省しきり。
で、その話を面白可笑しく話してたら、地元の人が一言、「クマ出るよ」。
まさかって笑って聞き流したけど、寮に帰ってから妙にその言葉が頭をよぎりました。
寝ようと目を閉じると、雪の中からクマが出て来るイメージが繰り返され、なかなか寝付けませんでした。

そんなこんな、いろんなことがあったスキー場。
ホントに取り憑かれたように毎日、ボード三昧でした。
バイト2年目の年は、ボードグッズ界で一番だと思ってるBURTONで板やブーツを買い揃えて夕張入りしました。
当時は安い並行輸入品が売ってなくて高かったけど、腐ってもBURTON、めきめき上達しました。
パトやインストからもお墨付きをもらい、札幌国際スキー場までバッジ検定を受けに行きました。
2級も1級も一発合格しました。
夕張で基礎を磨き上げたおかげで、いまこの歳になっても体が覚えていました。
この冬、山形蔵王で十数年ぶりにボードに乗ったとき、驚くほどちゃんと滑れました。

夕張を去って十数年ぶりにやっと帰って来られたゲレンデとも、もうさよならの時間です。
冷水山にも登ってみたかったけど、夕方のフェリーに間に合わなくなっちゃいます。
あきらめてクルマに戻りました。


ナイターの帰り道、この橋の上から綺麗に見えたヘールポップ彗星、みんな、覚えてるんかなぁ。


つづく。


青春18きっぷ旅 メニュー

1日目
松山→岡山→相生
相生→大阪→福知山→東舞鶴

2日目
東舞鶴→
東舞鶴→小樽
小樽港→小樽駅

3日目
小樽
キロロリゾート
キロロ→小樽
札幌→由仁町

4日目
由仁町→夕張
ホテル マウントレースイ
マウントレースイスキー場
夕張本町
石炭の歴史村 石炭博物館 1 2
夕張
夕張~由仁~新千歳~苫小牧
苫小牧東港~

5日目
秋田港~秋田駅~千秋公園
千秋公園 1 2
秋田市内 1 2

6日目
秋田~酒田~新潟

7日目
新潟~長野
長野
長野~松本~穂高
穂高
諏訪~茅野~諏訪

8日目
諏訪~茅野
小淵沢~清里
川上村
八千穂~蓼科
白樺湖~諏訪

9日目
諏訪大社 上社本宮
松本~大坂
大坂~
~東予港
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