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青春18きっぷ旅 2 5日目 秋田市内 1
2015 / 05 / 10 ( Sun )
駅の観光案内所でレンタサイクルをゲットし、徒歩の数倍の速さと身軽さで、
 山王大通りの二丁目橋交差点へ。
県庁や市役所のあるこの大通りは、竿燈まつりの会場になるため、「竿燈大通り」とも呼ばれています。

次の目的地は目の前を横切る県道の向う側の川反地区。
でも、陸橋はあるけど、横断歩道が無い…。
横断歩道を探しながら、南に、東に、西にと移動し、なんとか、向う側に渡ることができました。
市街地を南北に流れる旭川を渡り、
 すずらん通りをチャリチャリ。
川反地区は県内最大の飲食店街で、すずらん通りは川反の中心部に位置しています。
通りには小さな飲食店、夜のお店が並んでました。
お昼間はどこもやってないので、単純に静かです。

ふたつ目の角を曲がると、2階部分が赤いレトロな建物がありました。

「秋田市立赤れんが郷土館」、旧秋田銀行の本店を利用した郷土史料館・美術館です。
 「旧秋田銀行本店」。
入ろうか、どうしようか、少し悩んで、結局、スルー。

赤れんが郷土館前の通りを北へ、山王大通りを渡り、ふたつ目の通りの手前にある、

「秋田市民俗芸能伝承館 ねぶり流し館」へ。

ねぶり流し館の観覧料は、隣接する旧金子家住宅の観覧も込みで、100円です。
またしてもリーズナブル!
さらに、さっきスルーした赤れんが郷土館との共通券を買っても、250円。
子規記念博物館や坂の上の雲ミュージアムが400円なのに比べたら…。
う~ん、もうっ、秋田って観光客に優しすぎます。
当然、共通券を買わせていただきました。

青森のねぶた祭り、仙台の七夕まつりと並んで東北三大祭りの1つの竿灯まつり。
国の重要無形民俗文化財にも指定されています。

竿燈まつりは、昭和前期頃まで「ねぶり流し」と呼ばれていたそうです。
“ねぶり”とは、“眠たい”や“眠い”の転訛だと民俗学者の柳田国男は解いています。
昔の人は、「眠っている隙に病魔が入り込む」と信じていました。
なかでも、暑い夏は、農作業で体力を消耗して急な眠気に襲われることも度々でした。
1年の折り返し、七夕やお盆の時期に、病魔な睡魔を流す=祓う行事が“眠り流し”です。
東北で盛んな“眠り流し”は、関東や九州でもみられます。
竿燈まつり=ねぶり流しは、そんな“眠り流し”を元にあるそうです。

その一方で、竿灯は豊かに実った稲穂を表現していて、五穀豊穣を願うお祭りでもあります。

歴史的には、江戸時代中期の宝暦年間には祭りの原型が見られるそうです。


入ってすぐの、3階まで吹き抜けのホール。
リアル竿灯との出会いは、うわぁっと変な声を漏らしてしまったほど、素敵な衝撃でした。

僕には一生に一度は見てみたい三大祭りがあります。
それは、テレビっ子だった僕がブラウン管を通してしか見られなかった遠い郷のお祭り。
青森のねぶた祭、札幌の雪祭り、そして秋田の竿灯まつりです。

なので、竿灯を間近で見られて、もの凄く感動しました。

 大きさの異なる竿灯が展示されていました。
お神輿にも、大人用と子供用があるみたいに、竿灯も担ぐ人別に大きさが分かれてるんです。
それも、大若、中若、小若、幼若の4種類。
一番大きいのは大若は、長さは12m、提灯は46個、総重量はなんと約50kg!
子供向けの幼若は、長さ5m、重さ5kgだそう。


お神輿が各町内ごとにあるみたいに、竿灯も町町にあって、それぞれに異なる町紋の提灯があります。

そう、竿灯も競い合うものなんです。
お神輿みたいに、ケンカはしないけど。


「流し」、「平手」、「肩」、「額」、「腰」、5種類の技が存在!
流し、平手は手で高く支える一番オーソドックスな技で、テレビとかでもよく見ました。
額って、おでこですよ、もう立派な大道芸の域です。
腰であの巨大な竿灯を支えるなんて、バランス感覚の達人の域、高度すぎます。
でも、地元の人たちは子供の頃から一番小さい幼若を担いだりして、自然に技も身についていくんでしょうね。

また、竿灯の中心の竹竿がどんどん継ぎ足していける構造になっていた事実も驚きでした。
「流し」は次の差し手が竹を継ぎやすいように支える技だったりします。
どんどん継ぎ足して、どんどんと天高く差し上げることができるんです。
でも、竹はしなうのでバランスがもの凄く取りづらく、大きく揺らせば折れてしまうことも。

いろんな技があればそれを競い合う競技会、ならぬ、「妙技会」も存在するんです!
妙技会は昼間に開催され、各町内対抗の団体戦、個人戦、6部門でその年の名人を決定します。
直径6mの円内で演技をし、技を決めたときのカタチの美しさや安定した姿勢などが採点されます。


竿灯って、夜のお祭りなイメージが合ったんですけど、お昼間も楽しめるんですね。
毎年8月3日から6日までの4日間、夜も昼も竿灯一色に染まる秋田。

そんな熱いお祭りを大型モニターで紹介してたコーナーにも、しばし釘付け。

行きたいよ~~~!

って云うか、実際に担いでみたかったです。

訪問時は知らなかったんですが、申し込めば、展示されてる竿灯を担ぐこともできるんだそうです。
でも、「危険ですから、触らないで」って張り紙がしてあるし、単純にダメかと思ってたんですけど。

実際、上のフロアから降りてきたとき、女性客らがわぁきゃー言いながら担いでました。
館員さんの説明を受けながら、中くらいの竿灯を持たせてもらってました。
当別待遇なん?ってあのときは思ったけど、誰でもチャレンジできたみたい。
う~~ん、残念。

さて、フロアには、竿灯のほかにも、

土崎神明社曳き山行事の曳き山車も展示。

 太平山三吉神社のぼんでん祭りのぼんでん。

2階の展示室へ。

秋田の民俗芸能の関連資料を展示してあります。


大満足してねぶり流し館を出て、隣接する「旧金子家住宅」へ。
ねぶり流し館の横に出入り口があって、外に出なくても移動できますが、ひとまず、
 道路側から見た旧金子家住宅です。
江戸時代後期に質屋・古着商を開き、明治初期には呉服・太物卸商を創業した金子家の建物です。
木造2階建ての主屋1棟、土蔵1棟が公開されています。
江戸時代後期の伝統的な建物として、秋田市指定有形文化財として指定されています。
 ねぶり流し館からの入口。
 財をなした商家な雰囲気漂う、白と黒の空間。
土蔵が主家の中にあるような造りは珍しかったです。
こんな風に、主屋と蔵が一体になっているのは雪国に多いんだそうです。

黒漆喰に化粧された外観、分厚い扉、重厚な壁。
広々とした蔵の中は趣味の教室とかイベントに利用されてるそうです。

 表まで通じてる通路土間。
こんな通路のある家って憧れるなぁ。

 表の部屋には当時の商い風景を再現しています。
 ねぶり流し館の自転車置き場から見た外観。
 借りてた自転車。

見学終了。

これで観覧料100円って、ホントにホント、秋田、観光客に優しすぎ!!


つづく。


青春18きっぷ旅 メニュー

1日目
松山→岡山→相生
相生→大阪→福知山→東舞鶴

2日目
東舞鶴→
東舞鶴→小樽
小樽港→小樽駅

3日目
小樽
キロロリゾート
キロロ→小樽
札幌→由仁町

4日目
由仁町→夕張
ホテル マウントレースイ
マウントレースイスキー場
夕張本町
石炭の歴史村 石炭博物館 1 2
夕張
夕張~由仁~新千歳~苫小牧
苫小牧東港~

5日目
秋田港~秋田駅~千秋公園
千秋公園 1 2
秋田市内 1 2

6日目
秋田~酒田~新潟

7日目
新潟~長野
長野
長野~松本~穂高
穂高
諏訪~茅野~諏訪

8日目
諏訪~茅野
小淵沢~清里
川上村
八千穂~蓼科
白樺湖~諏訪

9日目
諏訪大社 上社本宮
松本~大坂
大坂~
~東予港
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