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青春18きっぷ旅 2 8日目 川上村
2015 / 06 / 06 ( Sat )
野辺山から川上へ、野辺山駅から東に入る農道を行けば近道でした。
けれど、ナビに従ってさらに国道141号線を北上し、市場交差点から川上村入りしました。

すでに道路の周りはレタス畑。
クルマの後ろで、トラクターのタイヤにこびりついて路上に出てきた畑の土が土埃となって舞い上がります。
エアコンいらずの一日でしたが、埃避けに少しの間、窓を閉めてエアコンをオンしました。

また寄り道。

信濃川上駅へ。

昨年来たときはJRだったので、この駅から乗り降りしました。
 バスに乗り換えて。
でも、今回はレンタカーだから、長い乗り換え時間とか気にする必要なし。

千曲川と並ぶように走る県道68号線を東へ。
高原野菜の一大生産地らしく、道端はレタスや白菜の畑だらけです。
川上の夏は大忙し、てんやわんや、夜も昼もない、女も男も年寄りも子供だって家族総出で畑仕事です。
土が凍るほど寒い冬は農業ができません。
夏の間に寝る間も惜しんで働いて、一年分、稼がないといけません。
山間にあるのに、畑は広く、大きなトラクターがひっきりなしに行き交っています。
トラクターと云っても、エアコン装備のキャビンが載った大型です。
四国じゃちょっと見かけない規模で高原野菜を育て、収穫し、出荷しています。
でも、収穫だけは手作業。
レタスを一つ一つ、包丁で玉の下を切って採りあげ、サイズごとに箱詰め。
炎天下の作業は過酷です。
僕が川上にいたのはたった5年、けど、川上の人は一生です。

僕がいた頃は、村にはコンビニもなくて、小さなスーパーが点在するくらいでしたが、
 いまはこんなスーパーができてます。

当時の僕の一日は、朝から晩まで働き詰めでした。
夜明け前の朝4時に起きて、畑で朝採りして農協に出荷。
朝ご飯を済ませたら、また畑で収穫、出荷、また収穫、出荷。
お昼ご飯、昼寝のあとは、畑のメンテや種まき、苗植えたり、出荷用の段ボールを作ったり。
仕事が終わるのはいつも日没でした。
夜は、ご飯食べてお風呂から出たら、もう寝る時間って感じで、自分の時間はほとんどなかったです。
休みは月に1日、2日、あったくらいでした。
20代の頃だったからできたようなものです。


当時、出荷してた「まるそ農協」。

と云うわけで、今年も帰って来られました、
 川上村梓山。
5年もお世話になった川上村の川上さんちへ。

でも、案の定、真っ昼間はみんな、畑に出払ってるから、留守でした。
そこで、近所にある、昨年訪ねたときはまだ建設中だった次男の家を訪ねました。

 おお、いい家になったなぁ。

 わんわんわんっ!
飼い犬くんが吠えたので気がついたらしく、次男の嫁さんと子供たちが迎えてくれました。
次男は当分、帰ってきそうになかったので、まだ新鮮な木の香りがする素敵な新宅にお邪魔。
子供たちと遊んだり、嫁さんとおしゃべりしたりして過ごしました。
去年、一緒にお散歩した上の女の子はちょっと人見知りしてたけど、すぐに仲良しさんに。
下の子と遊ぶのは今回が初めて。
僕は昔から子供にすぐ好かれる、なつかれるタイプです。

今年のトウモロコシは実がよく入って…と云いながら、嫁さんは子供たちを連れて表の畑へ。

家の真ん前にレタスと自家用の畑がありました。
子供たちがすっぽり隠れてしまう背の高いトウモロコシ畑でトウモロコシをもぎもぎ。
抱えて持ち帰ったトウモロコシ、台所で手早く茹でたと思ったら、あっという間に食卓に並びます。
奥さんは村の外から来た人だけど、手早い家事は川上に来てから随分、鍛えられたみたい。
そして、やっぱり、川上さん家のトウモロコシは美味しい。
無農薬で、土は肥えてるし、気候がいいし、勝手に美味しくなるといっても過言じゃありません。
生で食べてもお腹を下したりしない、

さきの冬は川上も大雪だったそうで、1mちょっと積もったそうです。
村の最深部にあるためか、地区の除雪は遅れに遅れたそうです。
そればかりか、下の国道を除雪した雪山でこの家に行く道が塞がり、3日ほど、陸の孤島になったんだとか。

ちなみに、雪国と思われてる長野ですが、アルプスなど高山帯を除き、雪が多いのは北信と呼ばれる北っ側。
半分から南は雪が降っても晴天率が高く、積雪量は多くありません。


そんな、ほのぼの会話してたときのこと。
下の子が最短距離でお母さんのところへ行こうと走りよったとき、勢いよく、キッチンの角に頭をぶつけてしまいました。
ゴン!って音が聞こえたくらい、思いっきり、そして大泣き。

そんなハプニングもあったけど、すでにお昼の12時、でも次男は帰ってきません。
どうも、午後から諏訪の病院まで行かないといけないらしく、その分、がんばってるようでした。
さらによくよく聞いてみたら、嫁さん、3人目の子供がお腹にいて、その検査に連れてってもらうんだとか。
…あれから8ヶ月も経ったから、もうとっくに産まれてるんだろうなぁ。


12時半過ぎ、ようやく、畑からみんな帰ってきました。
子供たちにバイバイして次男の家を出て、奥さんが運転する軽トラに乗って留守だった実家へ。

また連絡もしないで…と、ちょっと怒られました。

今日はこの後、八千穂に行きます、って云ったら、少し残念そうな顔をされてました。
いま、大家族で住んでた家に、旦那さんと奥さん、おじいちゃんの3人暮らし。
賑やかだった反動で、寂しいみたいでした。

 あっという間にお昼ご飯ができあがり。

食べ終わった頃、旦那さん、帰宅、昼食。
その間、電話も2度ほどかかってきたりして、今回はあまり話をしませんでした。
昔からだけど、夏はレタスと白菜しか頭にないのです。
食事を済ませると、笑顔で「そいじゃ、元気でな」と、慌ただしく、畑へ戻って行かれました。
十数年ぶりの再会だった去年に比べたら実に素っ気なかったけど。

その後もしばらく、奥さんとおしゃべり。
子供や孫たちのこと、畑のこと、村のこと。
バイトたちは中国人留学生からフィリピン人に変わっていました。
留学生とブローカーの内輪もめが発端で、とばっちりを受けた村もブラックバイトだとメディアで批判を受けたそう。
入管が留学生らの入国を認めず、バイトが揃わなかった農家もあったらしい。
川上さん家はマイペースな中国人にとっくに見切りを付けていたので、巻き込まれずに済んだのでした。
フィリピン人は自国で農業している人たちでよく働くし、言葉も英語でコミュニケーションも楽。
切り替えて正解だったと云ってました。

この夏は雨が一度期に大量に降る傾向で、マルチの下の土が流されることも度々だったとか。
土を入れ、堆肥を撒きなおし、畝立てと、大変だったそうです。


2時半ごろ、名残惜しかったけど、さよならしました。
その際、お蕎麦やお菓子、お皿にあった蒸したてのトウモロコシ全部、お土産に持たしてくれました。


つづく。


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東舞鶴→
東舞鶴→小樽
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キロロ→小樽
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ホテル マウントレースイ
マウントレースイスキー場
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夕張~由仁~新千歳~苫小牧
苫小牧東港~

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千秋公園 1 2
秋田市内 1 2

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長野
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穂高
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