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青春18きっぷ旅 2 9日目 諏訪大社 上社本宮
2015 / 06 / 12 ( Fri )
長野最後の朝もやっぱり寒くて、毛布の裾から入ってくる冷気で何度か目が覚めました。

ふと目を開けると、白み始めていた空が目に入ったので体を起こしました。
時計を見ると5時でした。

結露した車窓越しに周りを見ると、駐車場にはクルマはおらず、来たときから停まっていたバイクだけ。
 ナンバーは仙台でした。
ライダーの姿は見当たらず、どこで寝てるのか、結局、分からず仕舞いでした。

 曇り空。
駐車場の後ろ側はこんな感じ。
 公園案内図。

さて、起きたついでに旅を始めようか。

今日の予定は、松本でレンタカーを返却し、大阪まで大移動。

今晩も温泉する時間がないかも知れないから、いまのうちに朝風呂してリフレッシュしとこう。

…と思い立ち、昨日行った岡谷のロマネットに行くことにしました。
二晩もお世話になった公園に一礼して、クルマに乗り込み、下山。

ナビに逆らって諏訪湖沿いを走って岡谷へ。
すぐにロマネットに到着、でも、駐車場にクルマが一台もいない…。
変だなぁと思ったら、なんと休館日でした、あ~あ、残念。

んじゃ、クルマ返しに松本に行こうか、とも考えましたが、下道でも1時間ほどで着いてしまい、ちょっと早すぎ。
ナビの地図を見てあれこれ検索して、決めた行き先は「諏訪大社」。
車山時代に参拝して以来、ご無沙汰だった諏訪大社。
ちなみに、諏訪大社は諏訪湖周辺に4つ、お社があります。
大きく分けて上社と下社があり、 上社は本宮と前宮、下社は春宮と秋宮で4つです。
ここから一番近いのは下社でしたが、一番遠い、諏訪ICの方にある上社本宮に決めました。
車山のバイト仲間と行った思い出のある場所だったからです。

諏訪湖の南岸を随分走りました。
途中で諏訪湖をパシャり。

諏訪湖から山裾を走り、諏訪ICの南にある、
 諏訪大社に到着。
 鳥居の裏に蜂の巣…。
 狛犬コレクション。
北参道から参拝。

初めて来たのは、車山時代、バイト仲間4人で。
観光って感じで参拝したんだけど、大きく立派な社殿にみな、来てよかったって感動してました。

 「式年造営御柱大祭」のお知らせ。
御柱(おんばしら)祭は7年目毎、寅と申の年に行われる、全国的に有名なお祭りです。
お山から伐った大木の「山出し」し、社殿まで町なかを「里曳き」して、境内に立てます。
全国ニュースで必ず紹介される御柱祭最大の見せ場は、下社の山出しの際に行われる「木落とし」。
最大斜度35度、長さ100mの急坂を、氏子らを載せた巨大な御柱が一気に落下する様は圧巻です。

次の御柱大祭は平成28年、行かねば!

鳥居をくぐってすぐ右側の景色、社務所はこちら。
 神楽殿などのある左側。

拝殿は正面の石段を上がった奥にあります。
石段の左側にそびえ立っている柱が、
 御柱です。

「本宮一之御柱」

御柱(おんばしら)

本宮一之御柱である。
長さ5丈5尺(約17米)、直径1.2米(目通り)の樅の木である。
御神徳の更新を祈る氏子の魂を結集した御柱である。
上社綱置場(御柱置場)より20数キロの行程を数千人の氏子の奉仕により曳行されるので裏側は擦り減っている。
茅葺きの御宝殿と共に寅歳と申歳の7年目毎に建て替えられる御神木で神域の四隅に建立される。
御柱は天下の奇祭として有名であり次回の御柱大祭は平成28丙申歳に行われる。

                         諏訪大社


 石段を上がったところの塀重門は通れません。
右に迂回して、
 こちらの門から入ります。
神聖な空気が漂う、幣拝殿前の斎庭(ゆにわ)。
右が授与所、正面が宝物殿、左に幣拝殿があります。
 苔むした手水鉢。


弊拝殿に参拝。
 2礼2拍手1礼。
旅の無事を感謝し、無事帰宅を祈願。
 奥の建物は白いテントで覆われていました。
幣拝殿を含む重要文化財6棟がちょうど、「平成の大修理」、保存修理工事中でした。
ちなみに、ほんの数日前、工事は完了、「竣工清祓(しゅんこうきよはらい)式」も行われたそうです。

長野県天然記念物 昭和39年8月20日指定
諏訪大社上社社叢 約11.5ha

 この社叢は落葉樹からなる自然林として多種多様の樹木と多くの美しい植物群落を同一箇所で見られる珍しいもので、亡びつつある中部地方天然落葉樹林の林相の保存されている貴重な樹叢である。
クリ・カエデ類・フジキなど木本160余種 ヤマブキソウ・レンプクソウ・ミヤマイラクサなど 草本420余種が成育している。

国指定重要文化財 昭和58年12月26日指定
諏訪大社上社本宮幣殿等6棟


 この建築は天保6年(1835)に上棟式をしており、工匠は上諏訪の人、幕府から内匠(たくみ)の称号を許された名匠二代立川和四郎富昌の作である。
拝殿と幣殿をつづけ本殿を設けない諏訪社様式で安定もよく彫刻も美しく富昌の代表作であり、また左片拝殿にみる蟇股から脱化した粟穂に鶉の彫刻は写生に徹した富昌の至芸である。




参拝を終え、斎庭から出て、東参道の方を散策。

力士の像がありました、長野出身の雷電為右衛門の像です。

雷電為右衛門の像

幕末に信州小県郡大石村が生んだ名力士で茅野市出身の彫刻家故矢崎虎夫氏の文部大臣賞受賞作品。
モデルは横綱柏戸と佐田の山及び富士錦である。
勝負に強い御神徳を仰ぎ当社に奉納された。


雷電と云えば、昨年の旅で東御市にある道の駅「雷電くるみの里」に立ち寄りました。
「信州小県郡大石村」は現在の東御市です。

 東参道方面。
左の建物は「神楽殿」、右には「布橋」という屋根のある廊下があります。

 神楽殿には大きな太鼓。

神楽殿

文政10年(1827)の建立で祈願者の神楽奉納の御殿である。
四方吹通し入母屋造りで諏訪市の指定文化財の建造物である。
大太鼓は神楽殿建立と同時に奉納され胴は樽と同様に合わせ木作リで神龍が画かれている。
皮は一枚皮が使われ一枚皮では(牛と伝う)日本一と云われる。
この大太鼓は元旦の朝にのみ打たれる。






布橋側にある「天流水舎」。

天流水舎
俗にお天水と称される
どんな晴天の日でも雫が三滴は屋根上の穴から降り落ちると云われ諏訪の七不思議の一つに数えられている
旱天の折りにはこのお水を青竹に頂いて持ち帰り雨乞いの祭をすると必ず雨が降ると云い伝えられる


天流水舎の横に、
 布橋に上がれる階段があります。
 狛犬コレクション。

階段を上がって布橋へ、布橋を右へ行けば、さっき通った塀重門前の石畳に出ます。

東参道は左、階段を上がった先に、

二つの宝殿があります、宝殿の真後ろは弊拝殿。

宝殿

御神輿及び御神宝を奉安する神聖な御殿であり一般の神社の御本殿に相当する
寅年と申年毎に一殿新しく造り替え遷座祭を行っている
宝殿が二殿あるため仮殿に御遷座の必要がなく新造の宝殿に直ぐ御遷座になるのである
最も古い記録に拠れば新造して6年経った宝殿に御遷座になり旧殿を新造してまた6年を置くのが本義であり今も新旧二殿が平素共存している




こちらも一部、修理工事中でした。

 布橋を東参道へ。

 東参道側の布橋の入口。
その脇に、
 御柱の曳行に使われる「メド梃子」が展示してありました。

名称「メド梃子」

 この「メド梃子」は、平成22年庚寅年に執り行われました。
 諏訪大社上社式年造営御柱大祭の「本宮一之御柱」に使用されたものです。
 御柱の面から長さ5メートル、直径25センチ余で、材質は楢の木を使用しています。
取り付け角度は、80度、左右のメド梃子にそれぞれ7人の若者が乗り、先端につけられた「命綱」によってバランスを取りながら曳行します。
 乗り手を努める若者は、足掛けロープにつま先を懸け、片手で手懸けのロープに命を託し一方の手には「おんべ」を振りかざし祭の音頭を取ります。
「命綱」についた若者は、曳行中、左右に振りながら、また障害物等があればそれをさけるためにどちらかに振り、舵取りの役目をします。油断のできない重要な役割を担っています。
 当地区は、4月の「山出し」、5月の「里曳き」とも同サイズのメド梃子を使用していますが、地区によっては、場所によって12人乗り位の長い物を使用するところもあります。

平成22年庚寅年  諏訪大社上社本宮一之御柱  担当地区 湖南中洲御柱祭典委員会



 東参道入口の鳥居。
その鳥居から参道を振り返ると、
こんな感じです、正面の門は「入口御門」。

 入口御門の脇にも御柱、「二之御柱」。

右の斜めに延びる石畳を行ったところに、
 土俵もありました。


この間、早朝だったので観光客もおらず、朝の散歩ついでに参拝に来たご近所さんが数人訪れただけでした。
静かな環境中、心置きなく、十数年ぶりの参拝を楽しめました。

鳥居を出るとき、一礼して境内を離れました。
そのとき、旅の終わりがとても強く感じられて切なくなってしまい、自然に涙がこぼれていました。


一路、松本へ。

上社まで諏訪湖の南岸を走って来たので、今度は北岸を走行。
 気せずして諏訪湖一周もできた。
 三角屋根の左が車中泊した立石公園。

朝、どんより曇っていた諏訪湖上空も晴れてきました。


つづく。


青春18きっぷ旅 メニュー

1日目
松山→岡山→相生
相生→大阪→福知山→東舞鶴

2日目
東舞鶴→
東舞鶴→小樽
小樽港→小樽駅

3日目
小樽
キロロリゾート
キロロ→小樽
札幌→由仁町

4日目
由仁町→夕張
ホテル マウントレースイ
マウントレースイスキー場
夕張本町
石炭の歴史村 石炭博物館 1 2
夕張
夕張~由仁~新千歳~苫小牧
苫小牧東港~

5日目
秋田港~秋田駅~千秋公園
千秋公園 1 2
秋田市内 1 2

6日目
秋田~酒田~新潟

7日目
新潟~長野
長野
長野~松本~穂高
穂高
諏訪~茅野~諏訪

8日目
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川上村
八千穂~蓼科
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大坂~
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