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冬山登山の心得
2009 / 01 / 15 ( Thu )
今朝の天気予報で、午後から雨になるとは云ってたけど、
出かけた時の空は青空で、全然、雨の匂いもしていませんでした。

でも、買い物して家に向いて帰ろうとした時、
西の空一面に妖しいダークグレイの雲。
皿ヶ嶺連峰はとっくに雲に覆われ、見えなくなっていました。

木屋町の卵屋さんに寄った頃から雨が降り始め、
通り雨みたく、ざーっと、大粒の雨に見舞われてしまいました。

八百屋で買い物して、表に出たら、もう雨は止んでて、
帰宅するまで濡れずに帰れました。

冬の天気は気まぐれです。

雨にみぞれがちょびっと混じってたから、
三坂峠以南はきっと雪になってるに違いない。

お山でこんな気まぐれな雨や雪に見舞われると体温を奪われちゃう。
低い雲のガスに巻かれちゃうと、道迷いもしやすくなる。

冬山は危険がいっぱいです。

毎日新聞北海道版から、

冬山登山:課題は… 自分の身、守るのは自分 リスク判断、装備も的確に

シーズン真っ盛りの冬山登山。
白銀の世界は魅力にあふれているが、雪崩や遭難などの危険性は高い。
上川管内上富良野町の上ホロカメットク山(1920メートル)で07年11月に起きた雪崩事故を教訓に、冬山登山の課題を探った。

 ■雪崩の認識不十分

事故は11月23日、日本山岳会北海道支部のメンバー11人が冬山訓練でV字状の谷を縦一列で進んでいる最中、約40度の右側斜面から幅約70メートルの大規模な雪崩に直撃され4人が死亡。
7人は周辺にいた別の登山者に救出されたり自力脱出した。

支部が08年4月にまとめた事故調査報告書によると、雪崩は先行する別のパーティーが発生地点を通過中に起きたとされる。
一方で「雪崩の危険性の認識が十分でなかった」と厳しく指摘している。

理由は、メンバーは当時現場で起きた別の雪崩の跡を発見し前進をちゅうちょしたにもかかわらず、ガスや雪で視界が30メートルしかない中を歩き続けた。
さらに、冬山登山では雪に埋まった際に位置を知らせる「ビーコン」とプローブ(探索棒)、シャベルのいわゆる「三種の神器」を携帯することが常識となっているが、ビーコンを携帯していたのは11人中4人しかいなかったことだ。

 ■「常に警戒感を」

上ホロ山事故で救助に当たった札幌山岳連盟の佐藤眞会長は三種の神器について「あれば絶対というわけでないが、雪崩への心構えはできる。救助する側を二次災害の危険にさらす確率も低くできる」と指摘。
NPO法人北海道雪崩研究会の松浦孝之事務局長は「経験のあるベテランほど最新の機器を軽視する傾向がある。身を守るには常に警戒感をもつべきだ」と語る。

助かった7人のうちの1人で、自力で脱出した会社役員、植田惇慈(じゅんじ)さん(62)は「まずは雪崩に遭わないようにリスク判断することが肝心。そのために自分の意見が言えるパーティーでなければならない。リーダーには憶病さも必要だ」と振り返った。

 ■自主的な取り組み

上ホロ山の雪崩事故後、道内では雪崩のメカニズムを体系的に理解し、救助方法を習得しようとする動きも活発になっている。

北海道雪崩研究会が主催する雪崩研修会は、例年定員の8割ほどしか参加がなかったが、08年は定員いっぱいになった。
日本山岳会北海道支部も2月に独自の講習会を開くことを決定。
札幌山岳連盟は技術の確認が中心だった初冬訓練に雪崩の救助訓練を加えた。

上ホロ山を管理する上川南部森林管理署などによると、07年11月には100人以上の登山者がいながら入山届を記入したのは36人しかいなかったが、08年11月は79人が記入した。
森林管理署は「雪崩への意識が強まっているのだろう」と話す。
また遭難時の捜索や救助に活用するため、入山届に携帯電話の記入も求めている。

新雪を求めるスキーやスノーボード、スノーモービルの入山者が増えており、雪崩が起きる可能性は一段と高まっている。
北海道雪崩研究会の松浦事務局長は「他にも人がいることを肝に銘じ、ルートの上にも下にも注意すべきだ。結局、自分の身を守るのは自分だから」と話している。

 ◇上ホロカメットク山
複数の火山が連なる十勝岳連峰の一つ。
急峻(きゅうしゅん)で降雪が早いため、冬山シーズンを前に登山者が雪上訓練を行う場として知られている。
雪崩が頻発する傾向にあり、日本山岳会北海道支部の事故の10日前(11月13日)にもスキーヤーが巻き込まれた。
81〜07年の雪崩による死者は計9人。


四国でも充分、雪崩る危険はあります。
例え、積雪が1mほどでも、斜面全体が、がっさりと滑り落ちてくるような雪崩が発生する可能性があります。
四国の山道には、山側の斜面に雪崩防護柵などが一切無いので、
往きは通れた道も、帰りは雪崩た大量の雪で埋まり、帰宅困難に、という可能性もあります。


冬山は寒いから行かない…、という方でも、記事の、次の言葉はお役に立つと思います。

「経験のあるベテランほど最新の機器を軽視する傾向がある。身を守るには常に警戒感をもつべきだ」

「自分の意見が言えるパーティーでなければならない。リーダーには憶病さも必要だ」
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