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2015 / 08 / 08 ( Sat )
川之江城の城山、お城のすぐ下にある駐車場に4時間かけて松山から到着。

この駐車場は、二の丸と三の丸の間に位置しています。

川之江城火

 南北朝動乱の頃(約650年前)南朝方、河野氏の砦として、土肥義昌が延元2年(1337)鷲尾山(城山)に川之江城を開いた。

 興国3年 (1342)北朝方、細川頼春が讃岐より七千の兵を率いて攻めてきた。

 義昌は出城の畠山城主由良吉里と共に防戦したが破れ、城を落ち延びて各地を転戦した末、武蔵国矢口の渡しで戦死をしている。

 細川氏の領有後、河野氏に返され、城主は妻鳥友春になった。
元亀3年(1572)安房の三好長治が攻め入ったが、撃退している。

 土佐の長曽我部氏の四国平定の力に攻しきれなかった友春は、河野氏に背いて長曽我部氏に通じた。
怒った河野氏は河上但馬守安勝に命じて、城を攻め取らせた。
天正7年(1579)前後のことと思われる。
河上但馬守は、轟城の大西備中守と戦い、討たれたという話も残っているが、天正10年(1582)長曽我部氏の再度の攻撃に敗れ、戦死落城している。
その時、姫ヶ嶽より年姫が飛込んで自殺したと言う悲話伝説も残っている。

 天正13年(1585)豊臣秀吉の四国平定に破れ、小早川、福島、池田、小川と目まぐるしく領主が替り、加藤嘉明の時、最終的に廃城になった。
数々の攻防は、川之江城が地理的に重要な位置にあったための悲劇ともいえる。

 戦国の世の終わった寛永13年(1736)一柳直家が川之江藩28,600石の領主になり、城山に城を築こうとしたが、寛永19年 (1642)病没。
領地は没収されて幕領となり、明治に至ったため、わずか6年の「うたかたの川之江藩」で終わった。




駐車場の奥に、
 三の丸へ下る道と、

 お城へ通じる登り坂が分かれています。

お城に向かって駐車場から30mほど登ると、歩道が二手に分かれていて、その中央に、
 「川之江城」の石碑。

大きい方の歩道をまっすぐ登れば、
二の丸・多目的広場です。


二の丸の広場の北側にある櫓は「涼櫓(すずみやぐら)」と云います。
納涼のため、遊興のための施設と考えられ、天守閣とともに復元されました。
現在は、和室が二部屋あり、1部屋当たり1時間1000円~でレンタルできるそうです。

 天守閣は南側。


本丸はこの櫓門の奥。

 「川之江城復元記念碑」
川之江市制施行30周年記念事業としてお城は再建されました。

現代でも高速道路のインターチェンジがある川之江は、昔から交通の要衝で、常に争いが絶えない土地でした。
城は南北朝から戦国時代まで、何度も戦火に見舞われ、領主もその度、入れ替わり立ち替わり。
豊臣秀吉の四国攻めの後は、小早川隆景、福島正則、加藤嘉明ら有名どころも城主になりました。
その加藤嘉明が伊予の領主となった際、川之江城は解体され、松山城築城の材料に転用されました。
徳川政権下で藩領主となった一柳直家はお城を築こうとしましたが、寛永19年(1642)に病没、領地は没収。
川之江藩は江戸時代のごく初期、たった6年しか存在しませんでした。
故に、果たして、松山城のような天守を持った城があったかは疑問が残ります。

実のところ、川之江城は絵図みたいなちゃんとした資料は残っていません。
お城に詳しい大学の先生から指導を受けつつ、すべては想像でお城を建てたのでした。
だから、「復元」より「再建」の方が近いでしょう。


想像で建てたにしては、とても立派で、細部まで豪壮な櫓門です。

 枡形の石垣も想像の産物。

山頂・本丸跡は一時、小動物園や展望台などが置かれていました。
さらに車道が建設されたりで、川之江城の石垣は、長い年月と近年の公園整備でかなりの部分、失われました。
それでも古い石垣は周囲の森の中に、草にまみれてひっそりと残っています。
二の丸跡の石垣は、お城の再建工事中に発見されました。

 石段を登ると、
本丸・展望広場、そして天守閣。

南北朝時代に土肥義昌が築城した際、山頂で発見した仏堂を城中に移設し、武運長久を祈ったため、
川之江城は別名・仏殿城とも呼ばれています。

 天守。
 横に延びたこの部分に出入り口があります。

観覧料は、大人 100円、安い。


つづく。
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