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青春18きっぷ旅 3 4日目 福島~山形
2016 / 01 / 21 ( Thu )
 12時51分、福島発米沢行き出発。
鉄路は一路西へ、山越えして米沢へ向かいます。

ちなみに、この福島発の奥羽本線は、山形の新庄まで山形新幹線も同じ線路を走っています。


もう1時前、けど、四国脱出時より、時が経つのが速い気がしました。

お菓子とかちょこちょこ食べてたので、お腹もまだ空いてません。

それもこれも、見知らぬ土地に来た、わくわく感からにほかならないのかと思ったり。

でも、念願のたくさんの雪はまだ見られてません。

どーなることやら。


「庭坂」と云う名の駅を過ぎると、川沿いに谷へ進み、急激な感じでお山へ分け入って行きました。

がらがらシャっ、運転席後部窓のロールカーテンが降ろされました。

昼間にカーテンを降ろすのは、この先にトンネルなどの暗がりがある前兆です。

そして、真っ暗な長いトンネルに突入。

冷たい闇をくぐり抜けると、驚いたことに、そこは雪国でした。

しばらく言葉を失ってしまうくらい、お山も谷も森も河床も、なにもかもが真っ白い雪に覆われていました。

トンネルを抜けると…、かの名作の冒頭をなぞるような急激な展開。

福島駅周辺にはまったく雪がなかったのに、ホント、びっくりポン。

1200kmも旅してきて、この旅の第一目的「大量の雪」にやっと出会えることができました。

お山と川に挟まれた狭い谷に短いトンネルが連続し、トンネルを出る度、雪のかさも増してゆきました。


マッシュルームみたいにまん丸く積もった雪を見とれてたら、車掌さんが来て、車内改札が始まりました。

すると、少し離れた席の若者が、切符なしで宇都宮から乗ってきたと言い張り、車掌さんを困らせてました。

無人駅でもない宇都宮駅の改札を切符なしで抜けるなんて、できないとは云わないけど、傍目から見ても不自然。

車掌さんも怪しんでたけど、証拠もないので、深く追及はせず、キップと引き替えに3千円ほど運賃を払って終わりました。

ちなみに、不正乗車を“キセル”って云うのは、両端が金属で中間が竹でできてる煙管(キセル)から来てて、
乗った駅と降りる駅の分しかお金を払わない行為は、まるで「両端だけ金を使ってる」キセルじゃんってことなんだって。


向かいの席に、福島から何度も一眼レフのカメラのシャッターを何度も切ってる、撮り鉄だろう人が座ってました。

トンネルを三つ過ぎたところで、急に右の席に移動し、カメラを構えました。

なんだろうって外を見たら、雪に埋没したホームや小屋のような駅舎が通り過ぎて行きました。

それは「赤岩」と云う駅で、冬の間は止まらないんだそうです。

集落からも遠く、豪雪で事実上、たどり着けない上、誤って降りた客が凍死する危険もあるため、なんだそうです。

だからこそ、鉄道ファンには人気の駅だそうで、撮り鉄さん、何度もシャッターを切ってました。


その先の駅はトンネルや、雪よけの大屋根・スノーシェードの中にありました。
 板谷駅。

あまりに豪雪すぎるし、米沢までほとんどの駅が無人駅で、除雪もままならないためでしょう。

四国にはそんな駅、そうそうないので、珍しい光景の連続を楽しめました。

なかでも、ひときわ長いトンネルの出口付近に位置してた「峠駅」では、撮り鉄さんに動きがみられました。

「間もなく、峠、峠です」のアナウンスが流れた途端、ドアの方へ移動して行きました。

彼が動くと、なにかあるなって感じで、外を注視してました。

トンネル内で減速したと思ったら、暗がりに外灯に照らされた駅のホームが現れました。

ホーム上には、分厚い外套を着たおじさんがいて、乗客かと思ったのですが、違いました。

 「峠の力餅」なる名物を売ってる売り子さんでした、二人いました。

「峠の釜めし」しかり、昔は普通にいた売り子さんですが、久しぶりに見ました、20年ぶりくらいかも。

撮り鉄さんは慣れた感じで力餅を購入。

僕は停車後、初めて気づき、停車時間が短すぎたせいで、結局、買えませんでした、残念。

次があったら、絶対、買うぞ!


車窓風景撮影は動画で撮ってみました。

一部、ガラス表面のゴミや水滴に反応してピントが合ってしまったりしてます。



こんな雪まみれの地にある無人駅に下手に降りちゃったら、最悪、凍死しちゃうのも分からんでもないです。



そうこうしているうちに、県境を越え、山形県入り!

山形は、9月の旅で、日本海側を列車で通過しました。

あのときは、列車の中にカメラを置き忘れて引き返すなど、苦い思い出ばかり。

内陸は初めて、冬の山形も初めてです。


山間部を抜けると、雪原拡がる米沢盆地。

街は深い雪に包まれていました。

町は雪まみれで、50センチ以上も積もった屋根の雪下ろしをする姿があちらこちらで。

道路の端には除雪しきれない雪がはや、壁を形成しつつありました。



13時38分着予定だった列車は、10分ほど遅れて米沢に到着しました。

雪が吹き込むホームに降り、
 向かいのホームで待ってた山形行きに急いで乗り換え。

 車内から撮影。
改札んところに米沢牛の像がいました。

米沢では途中下車して、上杉神社とか散策したかったけど、冬の陽も秋と同じくらい、つるべ落とし。

帰りに寄ろうとあきらめて先を急ぎました。


時刻表では13時41分発だった山形行き、発車。

山形行きはワンマンカー。

とても暖房の効いた車内は、コートや厚手のジャケットを制服の上に着込んだ学生でにぎやか。

車内は暖かいけれど、進行方向右側の窓は、
 すでに凍りついててなにも見えません。

とりあえず、凍ってない左側に座わりました。

 雪まみれで寒そうな高畠駅。

田園地帯を走る列車は、線路に積もった雪を蹴散らしながら進んで行きました。

その雪煙の上がり方が豪快で、まるで水面を進む船の水しぶきのようで、子供見たく、窓に張り付いて見とれてました。

でも、吹き上がる雪煙がこちらの窓も雪まみれにし、溶けて凍って張り付いて、
 こちら側の窓が凍り付くのも時間の問題でした。
あっという間になにも見えなくなってしまいました。

見えるのは、明るい、暗い、もの凄い勢いで横切って行く電柱の影くらい。

外は吹雪いているよう。

山形に近づくにつれ、車内の温度が下がってきました。

間もなく、山形。


つづく。


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8日目
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安土城 1 2 3 4
京都東山散策 1 2 3
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