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青春18きっぷ旅 3 9日目 京都東山散策 3
2016 / 05 / 30 ( Mon )
安土で雪に降られ、びっしょり濡れた服も、さすがに気にならないくらいに乾いてきました。

でも、靴の方がまだ湿ってる感じで。

靴下まで濡れてる感じで、でも、水たまりにはまったりはしなかったし、そこまで?って気がして、
身近な石垣に腰を下ろし、右足の靴を見たら、靴底の土踏まずの辺りが剥げかけてるじゃん!!

今朝、ホテルをチェックアウトしたときにはなってなかったと思うけど、安土城跡のお山歩でダメ押しされたかな?

ソールが剥げかけてたから、そこから余計に水が染みこんで、靴下まで…かぁ。

でもまだ買ってから1年も履いてないし、ソールもすたった感じもないのに…。

加水分解した登山靴みたく、ベロンベロンじゃないから、家に帰るまで保ってくれそうだけど、
旅が終わるまで耐えてくれよ~~


足元を心配しつつ、二年坂、三年坂とたどって来て、
 清水寺へ。
すでに5時近かったので、拝観は無理かなと半ばあきらめて来てみたら、今日は6時までOKとのこと。

閉門間近な夕暮れにも関わらず、観光客は途切れません。

和服姿は新成人のほか、外国人観光客も多かったですね。

レンタル着物屋さん、京都にいっぱいできてますね。

 珍しく人が途切れたときに撮影。


狛犬コレクション。

 振り返って。


清水寺もご多分に漏れず、修復作業中、
 あっち直したら、こっち直して。


拝観料を払い、代わりにしおりみたいなチケットをもらい、舞台へ。


おお! 十数年ぶりの清水の舞台っ! 

 木の床の感触や、欄干から見下ろしたときの高度感を体が覚えてました。

ずっと昔の記憶が、体の底からうわっと蘇ってきて、それはもう、鳥肌が立つくらいの感覚で、
おまけに脳の血管のドキドキ音が聞こえるくらい、記憶が急速に巻き戻されてくのが分かりました。

あの日、僕は誰と、ここに立っていたのか…。


後ろのお山は夕暮れ。

 舞台ばかりに気を取られて、ちゃんとお参りしたことなかったなぁ。

境内を見晴らして。


ちなみにですが、有料・拝観料が必要なのは、舞台の部分だけで、下の音羽の滝とかはタダで行けます。

 もう一泊できたら、夕暮れ、もっと楽しんで帰れたんだけどなぁ。


ちなみに、拝観料と引き替えにもらったしおりみたいなチケットを見せると何度でも?再入場できます。

舞台の入口・出口で見せるだけなので、後で戻ってくることも可能です。


 清水に来たら、舞台の真裏にある地主神社もセットみたく、参拝してました。


地主神社は恋愛成就で有名、目隠ししてたどり着けたら恋が叶うと云う恋占いの石があったり。

でも、5時にはクローズしちゃうので、お守りとか欲しい人は要注意。


多感だった頃、地主神社の裏にお気に入りな場所がありました。

神社脇の小径を入った森の中の谷に架かる、なんでもない橋なんだけど、妙に惹かれるものがあの頃はありました。

十数年経っても変わらない風景、でも、あの頃みたいに惹かれるものは感じませんでした。


 奥の院も修復中。


でも、通路からは変わらず、京都の街をバックに舞台を見晴らすことができます。

夜を迎えようとしている京都の街。

 音羽の滝は行列できてたので、パス。

 舞台を見上げて。

拝観終了。


門前の坂道沿いのお店は、みな、店じまい。

清水寺はもう閉門間際なのに、知ってか知らずか、観光客はまだまだ坂を登ってきてました。

三年坂、二年坂、

 フラッシュが必要な暗さの町屋街を戻り、
高台寺の下を通ったとき、ロケ番組の撮影隊と出会いました。

ライトに照らされた人力車に乗っていたのは、DAIGOとアジア系の冴えない俳優さん。

カメラで撮ろうとしたら、周りのスタッフに止められました。

夕暮れても人通りが絶えない観光地でロケしといて、撮るなって?、スタッフに対し、ちょっとイライラ。

間もなく撮影終了、DAIGO、人力車の車夫に爽やかな笑顔で振り返ってありがとうと言って去って行きました。

ああ、いい人だなぁって思わせる笑顔で、そういうとこに北川景子が惚れたのかなと、思ったりしました。

あ、もしかして、今夜は、北川景子の実家のある神戸に行ったりするのかな、なんて、邪推もしたり。

 八坂神社の前。

とっくに疲労困憊でしたが、旅の締めくくりに、久しぶりに新京極通にも行ってみたく思い、四条通を歩いてきました。

四条大橋の袂にある団子屋さんで串に刺さったみそ団子を買い、食べながら四条大橋を渡りました。

加茂の河原は真っ暗、寒いし、夏の夕暮れみたいに土手に腰を下ろしている人はいません。

 新京極通。
京都のお土産のひとつ、五色豆を買おうと思いながら、ぶらぶら。

昔はお土産屋さんも多かった気がしたけど、いまは銀天街的な普通のアーケード街。

五色豆、買えず。

道を東にそれ、大通りに出ると、


坂本龍馬と中岡慎太郎が暗殺された場所があります。

以前は、ただ石碑がひとつ立ってただけなんだけど、小ぎれいになってました。

ここが龍馬さまさまの高知だったら、後ろのお店も当時を再現した建物に建て替えたりして、まるごと観光地化してるだろうね。


四条河原町から阪急京都線に乗って帰りました。

ホームに降りてすぐに来た特急に乗り、途中、日記を打ってたけど、睡魔に襲われ、何度もミスタイプ。

 阪急梅田からJR方面へ。

途中、駅ビル伊勢丹地下の食料品コーナーに立ち寄ったら、閉店間際で値引きオンパレード。

京樽の海鮮ちらし寿司・半額を購入。

コンビニ弁当じゃ、最後の晩餐にしては味気ないと思っていたので、ちょうどよかったです。

中央口のキオスクみたいなショップで飲み物を追加購入、なぜか、おにぎらずもついでに。

コインロッカーから荷物を出したのが20時。

御堂筋線に乗車、梅田から大国町。

四つ橋線に乗り換えて、住之江公園駅。

さらにニュートラムに乗り換え、
 フェリーターミナル駅下車。


南港フェリーターミナルに繋がる長い連絡橋を、旅の終わりを実感しながら、てくてく。

 南港フェリーターミナル。

ターミナル1階で、乗船名簿を記入し、東予港からの連絡バスも含めて、手続き完了。

2階の待合所で、フランスのテロ事件とその後の大規模な平和デモ行進のニュースを見終わってから、乗船。

 2階から1階へ降りる通路を進み、

フェリーの真横を歩いてタラップへ。


部屋は2等寝台。

乗船手続きのとき、受付の人が「ベッドは下段の方がよろしいですよね」と、下段を取ってくれました。

 上階のサロンで夕食。
海鮮ちらし寿司、美味しかったです、衝動買いして正解でした。


日記を打ってるうちに、フェリーはゆっくり、大阪港を出港しました。

そのときの僕は、これまでの旅の思い出が、視界も遮るほどにぐるぐると頭の中を巡って、興奮冷めやらぬ感じでした。

家に着いたら、すぐにでも旅に出たい、飛び出したい、そんな気分でした。

心は興奮していたけど、お風呂に入って一汗流したら、体は正直なもので、ベッドに横になったら睡魔が襲ってきました。


以降、到着は駆け足で。

5時過ぎ、物音と肌寒さで目覚めました。

洗面に出かけたとき、外はまだまっくら。

街灯が見えたので、東予港港内にはすでに入っている様子。

下船開始のアナウンスまで横になって過ごしました。

船は一応、東予港でも船内休憩が可能で、7時までいられます。

でも、僕は松山行きの連絡バスに乗らなきゃならないので、定刻6時に下船しました。

待合所の外に、今治や新居浜行きなどのバスに並んで待ってる松山行きに乗車。

6時20分、まだ夜が明けない東予港出発。

高速を走行し、松山へ。

川内辺りで夜が白み始めました。

空は快晴。

半分近く欠けた月がまだ輝いてます。

東京で撮った月は満月に近かったなぁ。

川内、久米、道後などをまわって行くので、1時間ちょっとかかって大街道で下車。

 朝市の支度中の大街道。
なんだか、すごく久しぶりに帰ってきたような不思議な感覚を味わいながら、早朝の街を徒歩で帰宅しました。


以上で、蔵王まで行ってきた旅のお話は終わりです。


ホント、最後までおつきあいいただき、ありがとうございました。


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伊勢神宮内宮 1 2
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皇居東御苑 1 2
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福島~山形
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蔵王温泉スキー場 1 2 3 4 5
蔵王温泉街 1 2

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仙台城跡 1 2
仙台~福島~黒磯~東京

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東京~小淵沢
小淵沢~塩尻~名古屋~大阪

8日目
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9日目
安土へ
安土城 1 2 3 4
京都東山散策 1 2 3
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