とびしま海道 うろちょろりん 2 岡村島 岡村大橋 中の瀬戸大橋 平羅橋
2017 / 02 / 01 ( Wed ) ![]() 岡村島は愛媛県今治市に属する島で、平成の大合併以前は関前村の一部でした。 主な民家は港周辺に集中していますが、その家並みが途切れてすぐの距離に、 ![]() ![]()
「突然14歳の短い生涯を」って…。 子供だけで北九州から長野の善光寺って…。 後ろの防護壁の絵は、今治北高校と新居浜工業高校の生徒が描いた「お汐亀松」のイメージ画の名残でした。 展望台への道は最初は緩やかでしたが、ミカン畑の農道って感じになったかと思ったら、 ![]() スクーターに乗ったままじゃ上れなくなるほどでした。 ![]() ![]() 横から見ると、半円状の展望台で、左右に階段があります。 ![]() 海に向かって遮るものがない、見晴らし抜群なテラスです。 ![]() 霞んでますが、空気がもっと澄んでたら、菊間辺りの海岸線や高縄山系の山並みも見られたはず。 ![]() ![]() ![]() ![]() 展望台と同じくらいの高さを登ると、 ![]() ![]() 東屋の前からの眺めです、ミカン畑の向こうに大崎下島がちらり。 パノラマを一通り楽しんだら、先も長いので、来た道を一気に下ります。 …と思ったのですが、ちょっと下った左急カーブに、個人が作ったようなミニ展望台を見つけ、一時停止。 ![]() ミカン畑の一画、小屋の脇が小ぎれいな小庭のように整備されていて、 ![]() ゴールの呉までは見通せなかったけれど、そんなに遠くないことは感じられました。 今度こそ下り切り、県道を南下、海岸線をなぞるように走りました。 ![]() ![]() ![]() 観音崎には、先ほど紹介した「お汐亀松ものがたり」の亀松が建立した観音堂があります。 観音様は秘仏で、年に一度のご開帳は、いまでも島民こぞって賑やかに行われています。 ![]() ![]() ![]() 瀬戸内海の橋橋は大型船が通過できるよう、海面からかなり高いところに架けられています。 ![]() ![]() 岡村島と大崎下島との間の海峡は「戸待瀬戸」と云いますが、「人待瀬戸」と洒落た改名がされています。 ![]() ![]() 金属のボックスの中には、縁むすび願いの木札(100円)が入っていて、願い事を書いて吊すことができます。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 岡村大橋はアーチ橋の一種、ニールセンローゼ橋で、橋長は228.0m、海面から21.5mの位置に架かっています。 農道整備事業により架設した農道橋であり、日本で唯一、海上で県境を跨ぐ農道橋だったりします。 ![]() ![]() ![]() 橋の真ん中に愛媛と広島の県境が描かれています。 ![]() 北側の眺め。 ![]() 県境を越え、広島入り。 ![]() 中ノ島はとても小さな島なので、カーブを越えたら、 ![]() ![]() 中の瀬戸大橋です、橋長は251.0m、海面からの高さは21.5m、岡村大橋と同じニールセンローゼ橋で、農道橋です。 ![]() ![]() 次の島・平羅島もとても小さいので、 ![]() ![]() 岡村大橋、中の瀬戸大橋と同じ農道橋ですが、造りはまったく異なり、平羅島の側にのみ主塔がある片吊り型の斜張橋です。 とびしま海道の架橋のうち、一番小さい橋で、橋長は98.5m、この橋だけがコンクリート橋です。 ![]() ![]() ![]() ちなみに、ここまで渡ってきた三つの橋は「安芸灘オレンジライン」と愛称されています。 つづく。
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