新居浜の銚子の滝とコガノキを見に行こう! 延長戦 1 上ノ成
2017 / 02 / 10 ( Fri ) 先日、銚子の滝を見に行った帰り、看板で見つけた「巨樹 コガノキ」に会いたくて、
林道の奥にある無人の上ノ成集落跡を訪ねました。 けれど、案内看板の類いがひとつもなく、集落跡までは行けたものの、コガノキに会うことはできませんでした。 その帰り道、偶然立ち寄った稲荷山で、上ノ成の廃村時、遷宮した諏訪大明神に偶然出会い、不思議な縁を感じました。 次のお休み、晴れたら絶対、コガノキに会いに行こう! そう、決めていました。 そしてその日は、五日後に早々と訪れました。 ![]() 銚子の滝から流れてくる渦井川のほとりに戻ってきました。 松山道の高架の後ろには、上ノ成から遷宮してきた諏訪(須和)大明神が鎮座する稲荷山。 上ノ成までの道のり、林道大野山小又線の風景は、前回、紹介したので、端折ります。 ![]() 前回の失敗を踏まえ、今回はお山歩装備をしてきました。 トレッキングポールにハンディGPS、ケモノよけにスピーカー、服装も軽めに。 道端で支度してたら、上から降りてきた軽自動車が目の前で止まりました。 僕より年上のご夫婦が乗っておられ、旦那さんが運転席から、コガノキに行かれるんですか?と訊ねてきました。 ご夫婦もコガノキを見つけられずに引き返してきたらしく、よくよく聞いてみると、前回の僕と同じ、 上ノ成の集落跡まではたどり着けたけど、なにも見つけられず、あきらめて下山したそうです。 今日はリベンジしに来ました、と答えると、 次来るときのために、赤テープでもいいので、目印残してきて下さいね、とお願いして、下って行かれました。 コガノキについて、ネット検索したものの、地図など、場所についての正確な記事は一切、ヒットしませんでした。 得られた情報は、上ノ成集落跡の上部、50mほど上がった開けた場所にある、と云うことぐらい。 でも、上ノ成集落跡の上部と云うことは、つまり、前回はもの凄く近くまで行けてたと云うこと。 それも、残り50m…。 あと10分、あきらめずに探していたら、見つけられた可能性大、大、大。 めっちゃ、悔しかったぉ。 さて、上ノ成集落跡までの様子も紹介済みなので、目印になるようなポイント以外は端折ります。 山道に分け入って最初の石積みを左に見た後、道が左折する場所にある、 ![]() ![]() イノシシのお風呂・ヌタ場。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 再び、石積みに沿って歩くと、石畳もあります。 ![]() ![]() この景色に出会えたら、上ノ成集落跡まで、ちゃんと来られた証拠です。 ![]() そして、ここからどっちへ行ったら分からなくなって引き返したのですが、今回はあきらめません。 「集落の上部、50mぐらい登った辺りにコガノキがある」という情報を信じ、目を凝らして周囲をじっくり見回しました。 50mくらいなら、林の中でも見える可能性があります。 また、とあるサイトには、コガノキの周囲にはタケ林がある、とも書かれていました。 前回は石積みに向かって右に進み、諏訪大明神の跡を発見しましたが、 ![]() この道も板状の岩に縁取られています。 前回、そっちには行かなかったので、たどってみることにしました。 ![]() ![]() もう、間違いない。 右の石積みが終わると、視界が急に開けました。 ![]() ここまでのルートについては、後ほど。 つづく。
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