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北条~菊間のお山へ行こう! 4 千波ヶ嶽へ行こう!
2017 / 02 / 23 ( Thu )
観音嶽、波妻ノ鼻の城山のあとも、お山歩は続きます。

次は、北条と菊間の境にあるふたつのお山を登ります。

道の駅を出、国道196号線を今治方面へ。

次に登るのは千波ヶ嶽と云う、これまた、知らない人の方が多いお山ですが、
千波ヶ嶽の稜線を遠望できる浅海の海岸線へ、寄り道しました。
 奥に見えるのが千波ヶ嶽。
その前に、冬の海はとても透明度が高く、まるで沖縄の離れ小島みたいなエメラルドグリーンですね。

千波ヶ嶽は写真左端の海に突き出たピーク。
観音嶽同様、196号線を走行中、なにげにスルーしているささやかなお山です。

浅海の町の北限にあり、
 予讃線はトンネルで通過、国道は崖の横、わずかな海岸線をスルーしています。


山頂には電信柱とアンテナが立っているのが見えます。

千波ヶ嶽は浅海ではメジャーなお山で、北条まで国鉄が開業したときに歌われた「国鐵北條菊間線の歌」にも、
「汽笛の響勇ましく 汽車は菊間を離れたり
 右は名に負ぶ齋灘 往き交ふ舟の数しげし
 千波ヶ嶽のトンネルも またゝく暇に夏ならば 梨の荷出しに賑はへる…」
と歌われたり、浅海小学校の校歌の2番に、
「仙波ヶ嶽の空高く 夜毎ちりばむ夕星の 北斗の星にゆるがざる…」
「千」が「仙」になっていますが、浅海の人々にとっては大切な地名なのです。

ちなみに、予讃線のトンネル名は「千波山隧道」です。

浅海のお山ですが、浅海側には登れそうな道がありません。

 狭い海岸線をスルーして市境を越えて今治市側へ。

更に進むと、千波ヶ嶽の次に登るお山、
 砥鹿山が見えてきました。
トンネルのあるお山で、このトンネルは記憶にある人も少なくないと思います。

 トンネルの向う側には、お山と同じ名前の砥鹿神社があります。

千波ヶ嶽、砥鹿山ともに、途中までは道は一緒です。


漁村の家並みの途中にある、この標識のある辻を入ります。


予讃線の下をくぐってすぐのY字路を右へ。


道なりに300mほど進み、
 小屋前のY字路が千波ヶ嶽と砥鹿山との分岐になります。
まず、千波ヶ嶽へ行くので、左に進みます。


130mくらい進んだ、写真の丁字路を右折して道なりに進むと、
 周りは植林帯になり、
 尾根に出る手前の写真の分岐を右折します。

 やがて道は林を抜け、

アンテナ施設が林立する千波ヶ嶽の尾根にたどり着けます。

ひとまず、アンテナ群を見学。


山頂とは反対方向へ登ると、KDDIの基地局。


駐車スペースを過ぎ、配水池の分岐を右に登ると、
 一番高いところに立つアンテナ。

アンテナ施設前からのパノラマ。


施設の後ろ、登れそうだったのでチャレンジ。

 尾根に沿って草が刈ってありました。


一番高いところからは、高縄山が見えました。

振り返って見たパノラマ。
鉄塔の奥に千波ヶ嶽のピークも見えました。

 左側には浅海の町並みが見下ろせました。

次は千波ヶ嶽のピークを目差し、ひとまず、最初のアンテナ施設まで下り戻ります。

 残念ながら道はないようです。
アンテナ施設の横を入ってみました。

 夏はヤブ蚊が湧いてそうな、古い貯水槽があり、その脇を通り、
 尾根筋に沿ってヤブの中へ。

 混んだ雑木林の中には岩がゴロゴロ転がっていました。
自然に露頭した感じの岩じゃなく、かつて積まれていたのが崩れたような、そんな岩がゴロゴロ。

 少し歩きやすい場所もあったのですが、
 たどり着けることができたのは、この電柱のところまで。

この先はヤブが酷くて、千波ヶ嶽のピークには到達することができませんでした。

 南に、腰折山。
 北に菊間沖の海。

あきらめて戻りました。

砥鹿山の山頂には行くぞ!


と云うわけで、下山。


つづく。
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