青春18きっぷ旅 4 東北旅 5日目 2 龍泉洞
2017 / 04 / 08 ( Sat ) ![]() 9時半頃、龍泉洞の駐車場に到着。 ![]() 洞窟は向こう岸。 ![]() ![]() ![]() 龍泉洞だけに、龍がいっぱい。 ![]() ![]() ![]() 大人1000円、券売機で購入します。 ![]() ![]() 道路を挟んだ向う側にもなにかあるみたい。 ![]() 五郎兵衛は、明治時代、龍泉洞の上にある五郎兵衛穴を発見した三田地五郎兵衛さんの名前。 ![]() こちらが龍泉洞の入口。 ![]() ![]() ![]()
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洞内から、ヒンヤリ冷たい風がエアコンみたいに吹き出してました。 ![]() ![]() 入口でチケットを見せて、いよいよ、龍泉洞洞窟探検スタート! 洞内は夏とは思えない涼しさで、快適そのもの。 ![]() 天井がもの凄く高く、ナイフを突き刺してできたかのような通路が一直線に続いています。 カラフルに変化する照明が鍾乳石や岩盤、淵を照らしています。 ![]() ![]() 足下はウッドデッキ調の木道で、その下を湧水が勢いよく流れています。 ![]() ![]()
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![]() ![]() ![]() ![]() ![]() こんな感じで、カラフルに照明が変化します。 ![]() ![]() 「音無しの滝」と「地蔵岩」。 ![]()
![]() ![]() 月の世界みたく、神秘的な「月宮殿」。 ![]() ![]() どんどん奥へ。 ![]() ![]() ![]() 第一地底湖の入口。
![]() ![]() 木道の下に真っ青にライトアップされた地底湖がありました。 水深35m…、35mと云えば、11~12階建てのビルに相当する高さ、水がなかったら、逆にめっちゃ怖い。 ![]() ![]() 次は、第二地底湖の入口。
越智研一郎さんは、兵庫県丹波市の出身ですが、愛媛大学の学生だった頃に洞穴探検に目覚めました。 当時の愛大には、日本の洞窟探検・調査の草分け的存在の山内浩さんがおられ、越智さんは山内さんの愛弟子でした。 洞窟を潜水調査する、ケーブダイビングと云う分野の第一人者として、龍泉洞の地底湖にトライ、 第8地底湖までの確認につながる偉業を達成しましたが、 海底ケーブルの埋設工事をする会社の委託で潜った徳島県沖で事故死されました。 ![]() ![]() 第二地底湖も深すぎて底が見えない…。 ![]() ![]() そして、観光コースの最深部、第三地底湖です。
水深は98mですが、天井は更に高く、高低差は249mにもなる龍泉洞、日本第5位の高低差です。 地底湖の調査中、越智さんの弟子の高橋孝治さんが、水深50m付近で命を落とす事故がありました。 越智さんが事故で亡くなった同じ年、その4ヶ月ほど前のことでした。 潜水中、泥が舞い上がったことで方向感覚を失い、命綱を持ったまま失神、 仲間たちはボンベが空になり、半ば意識を失いかけそうになるまで、必死に救出しようとしました。 越智さんの果たせなかった夢を継承する形で、龍泉洞の地底湖探索調査隊に参加した矢先の事故でした。 ![]() ![]() 第三地底湖から、観光コースは階段を登りに登って、第一地底湖の辺りまで、別ルートで戻って行きます。 ![]() 体力に自信のない人は、来た道を素直に戻りましょう。 ![]() ![]() ![]() 登る、昇る、第三地底湖が遠くなる。 ![]() ![]() 途中に、「山ぶどうワイン」の貯蔵庫がありました。 一年を通じて温度変化が少ない洞窟の中は、ワインの熟成に適しています。 ![]() ![]() 観光化されてなかった頃、こんなに高く深い洞窟を、命綱だけでよく探検できたものですね。 ![]() ![]() 更に登ると、「フローストーンの滝」、フローストーンとは流れる水の様に見える石の姿から。 ![]() ![]() 更に続く階段、一旦、下る階段があって、 ![]() ![]() 登り返すと、「三原峠」と名付けられた、最高地点。
![]() ![]() 峠って云うくらいですから、これからどんどん下ります。 ![]() ![]() 地下に築かれた秘密基地を探検してる気分になります。 ![]() ![]() 途中に、天井から垂れるつらら石と、地から育った石筍がくっついた石柱があったり。 ![]() ![]() 第一地底湖展望台に到着。 ![]() その遙か下に、ぽっかりと空いた青い穴が、 ![]() ![]() 展望台から見える第一地底湖です。 ![]() ![]() ![]() ![]() 石筍やつらら石を見ながら、足下注意で階段を下っていると、 ![]() ここからは、来た道、百間廊下を戻って出口へと帰ります。 ![]() ![]() 賽銭箱が置いてある「守り獅子」。 ![]() ![]() ![]() ![]() 往きに撮れなかった部分を撮り直しながら、戻りました。 ![]() ![]() 百間廊下。 あちこちにカメラのレンズを向けていて気がついたんですが、ウッドデッキ調の木道に、 ![]() ![]() ![]() ![]() 外に出ると、一瞬で夏に舞い戻り。 ![]() ![]() さて、同じ入洞券で、龍泉新洞にも入ることができます。 ![]() ![]() ![]() 向う側へは、人工洞窟、地下通路を通るのが楽ちんです。 ![]() おじさんに入洞券を見せるだけでOK。 ![]() ![]() 昭和な雰囲気のテント張りの通路を行くと、 ![]() ![]() 龍泉新洞、「龍泉新洞科学館」の洞口です。 ![]() ![]() 残念ながら、洞内の撮影は不可、写真はここまでです。 つらら石、石筍、洞窟内の生物、原人の模型まで、科学館と名乗るだけあって、展示にこだわった作りになっていました。 後世に自然のままに残すため、立入禁止にしているエリアもたくさんありました。 向こう岸のに比べたら、低く狭く洞窟でしたが、鍾乳洞の成り立ちなどを深く学ぶには、こちらがおすすめです。 ![]() ![]() 龍泉洞入口の橋から100mほど下った道沿いに出てきました。 ![]() ![]() 清冽な渓流を左に見ながら、駐車場に戻りました。 実は、この龍泉洞が、これまで云ったことがある日本三大鍾乳洞(龍泉洞、龍河洞、秋芳洞)の最後でした。 岩手県はさすがに四国からは遠すぎて、山口の秋芳洞を訪ねてから20年近い歳月が経っていました。 三大の次は、六大鍾乳洞。 三大に、福島県のあぶくま洞、熊本県の球泉洞、沖縄県の玉泉洞を加えて六大。 まだブログでは紹介してませんが、昨年の夏旅で、熊本県の球泉洞に行ってきました。 沖縄県の玉泉洞が、いまの僕にとって一番遠い場所かなぁ。 ![]() つづく。 青春18きっぷ旅 4 東北旅 目次 1日目 松山→岡山 / 岡山→名古屋 2日目 名古屋リニア・鉄道館 / 名古屋城 / 名古屋フェリー埠頭→ 3日目 フェリーいしかり / 仙台 4日目 仙台→松島 西行戻しの松公園 / 松島 1 五大堂 / 松島 2 瑞巌寺 / 松島 3 松島湾一周 / 石巻→南三陸 / 奇跡の一本松→夏虫のお湯っこ→宮古 5日目 浄土浜 / 龍泉洞 / 堀内駅→小袖漁港 / 小袖漁港 / 久慈 / 久慈→盛岡→花巻 6日目 花巻→平泉 1 中尊寺 / 平泉 2 毛越寺 / 仙台 1 瑞鳳殿 / 仙台 2 竜泉寺の湯 7日目 仙台→ フェリーきそ 8日目 →名古屋→大阪 9日目 京都 1 金閣寺 / 京都 2 晴明神社 / 四条通~清水寺 / 京都→大阪 10日目 大阪→ 高松→松山
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