青春18きっぷ旅 4 東北旅 5日目 8 久慈→盛岡→花巻
2017 / 04 / 09 ( Sun ) 道の駅「くじ」からUターンし、もう一度、久慈駅前に戻って訪ねたのは、
![]() ![]() 「まちなか水族館」です。 ![]() 海のそばにあった地下水族科学館「もぐらんぴあ」が震災で全壊したあと、お引っ越ししたのが「まちなか水族館」です。 ![]() ![]() 東京海洋大学客員准教授の「さかなクン」が水族館の応援団長となって、展示する生物を寄付してくれたりと、 決して派手ではないけれど、多種多様の生き物を見ることができました。 現在、「もぐらんぴあ」は、2016年4月23日に新たな場所でグランドオープンを果たし、ここにはもう、水族館はありません。 ![]() ![]() 奥の広場には、あまちゃんで使われたセットの一部が展示されていました。 ![]() ![]() あまちゃんのその後を描いたポスター。 ![]() ![]() 欲しい…。 ![]() 現在、「まちなか水族館」の跡地は、「あまちゃんハウス」としてリニューアル。 「あまちゃん」のロケ風景の写真、実際に使われた小道具を展示しているそうで、入館無料だそうです。 ドラマを見てた人にはあるあるの、観光協会にあったジオラマもあるみたい! でも、オープン間もなく、襲来した台風10号で浸水被害を受け、仮オープンとなっていましたが、 この記事を書いてる、今日、平成29年4月9日、本オープンしました! そうして、今度こそ、久慈ともさよならです。 最後に個人的なことを。 夕張のスキー場で働いていたとき、とても仲良くしていただいたスキーのインストラクターさん、 その名も久慈さんが、ここ、久慈市出身でした。 夏はニュージーランド、冬は日本と、スキー三昧の日々を過ごし、史上最年少でデモンストレーター認定を受け、 当時から、SIAデモンストレーター選考会の常連でした。 ゲレンデでは、コンディションにまったく左右されず、いつもすぅーっと降りてくるので、スキーが酷く簡単そうに見えてしまうほど。 普段は偉ぶったところがひとつもなくて、気さくで愉快に人に接する、いい兄ちゃんって感じで、 働いてる場所が全然違う僕にも笑顔でつきあってくれたし、好感度200%、まさに、“あんな大人になりたい”見本でした。 いまは、日本職業スキー協会理事をされてるそう。 いまの奥さんは当時、まだ結婚されてなかったと思うけど、とても仲良さげで、そこも羨ましかったなぁ。 違う部署のバイトのことなんか、覚えてないと思うけど、僕は久慈の地名を聞く度、思い出してます。 そんなこんなで、久慈、去り難し。 旅に出る前の予定では、八戸まで行ければ、と思っていましたが、明日の日程を考えると無理。 今晩中に行けるところまで行こう、と心に決めて、もう2、3泊したいくらいだった久慈の町をあとにしました。 沿岸部から山間地へ。 岩手内陸へ向かう国道281号線を西へ。 市街地を抜けると当時にそろそろと空が暮れ始めました。 ![]() さよなら、アマリンちゃん。 ![]() 峠からは、野田・沼宮内街道と呼ばれているそうで、直線区間も多く、地元車はそれはもう、オーバースピードで。 信号もない小さな集落がたくさんありましたが、暗い山道だったし、道沿いの景色は余りよく覚えていません。 沼宮内と云う町で、国道4号線と合流しました。 さすが、一桁国道、通行量も増えたし、山道みたいに飛ばせなくなったけど、 道路幅も広く、車線も増え、郊外のバイパスはさすがに便利で、順調に、安全に、早めに盛岡入りできました。 今晩の車中泊地はまだ、決めていませんでしたが、お風呂は早めに済ませておこうと思い、 ![]() ![]() 盛岡市街地の北部にあった「マース盛岡」へ。 ![]() ![]() 券売機、奥に男湯・女湯の入口。 入浴料大人620円はちょっと高め。 露天風呂はなかったけど、大きな湯船はジェットバス付きで、洗い場も多く、快適でした。 2階に仮眠室があり、2100円で朝9時まで休憩も可能でした。 でも、寝具もなし、個室でもなし、あくまで休憩が前提だったので、パスしました。 レストランもありましたが、盛岡に来たら美味しい「盛岡冷麺」を食べようと決めていたので、そちらもパス。 隣のガソリンスタンドで給油を済ませ、今夜のうちに少しでも距離を稼いでおこう、と思い、すぐに出発しました。 そう云えば、お昼はまめぶ汁をだけで、空腹でお風呂に入ったりしたから、シャリバテ寸前でした。 「盛岡冷麺」でネット検索し、ルート上にあるお店をチェックし、決めたのが、 ![]() 冷麺だけなんですけど、いいですか、と云うと、当たり前のように、大丈夫ですよと、テーブルへ案内してくれました。 盛岡では、焼肉屋で冷麺だけ注文するお客さんも多く、よそみたいに気を遣う必要ないって情報、本当でした。 勧めてくれた別辛で注文。 北海道で知り合った盛岡出身のスキーヤーが、盛岡の冷麺だけはよそと違う!と、力説してたっけ。 以来、本場の盛岡冷麺が食べたくてしょうがなかったけど、ようやく、夢が叶う日がきました。 ![]() ![]() 数分待って、盛岡冷麺、来ました。 ![]() ![]() スイカが乗ってたり、麺は半透明だし、普段食べてる中華そばな麺の冷麺とはあきらかに違います。 別辛なので、別の器で出てきたキムチは、足りなかったら、追加できるそうです。 お酢もお好みで、と言われたけど、このままで充分、美味しかったです。 不思議な食感の麺に、澄んだスープ、初めてづくし、大満足の美味しさでした。 盛岡の冷麺はよそのとはあきらかに違うって言葉、ホントでした。 お腹も満たされたところで、今夜の車中泊地を検索。 花巻にある道の駅「石鳥谷」がいいとの情報を得たところで、安心してお店を出ました。 「花巻」の文字を追って、国道4号線を南下。 ナビの到着予定時刻より早く、到着できました。 国道端にトラック・スペース、奥は普通自動車用駐車場で、トラックと別々なのは助かりました。 すでに十数台が車中泊中だった自動車用駐車場は、それぞれ、距離を置いて駐車できるくらい、広かったです。 すぐ隣にコンビニもあって、買ったノンアルコールビールを飲みながら日記をまとめました。 12時までには寝ようと思ったのに、今夜もまた、近くのクルマが急にアイドリングし始めました。 期待しても無理なので、クルマを移動、少し離れた場所で今度こそ、安眠することができました。 つづく。 青春18きっぷ旅 4 東北旅 目次 1日目 松山→岡山 / 岡山→名古屋 2日目 名古屋リニア・鉄道館 / 名古屋城 / 名古屋フェリー埠頭→ 3日目 フェリーいしかり / 仙台 4日目 仙台→松島 西行戻しの松公園 / 松島 1 五大堂 / 松島 2 瑞巌寺 / 松島 3 松島湾一周 / 石巻→南三陸 / 奇跡の一本松→夏虫のお湯っこ→宮古 5日目 浄土浜 / 龍泉洞 / 堀内駅→小袖漁港 / 小袖漁港 / 久慈 / 久慈→盛岡→花巻 6日目 花巻→平泉 1 中尊寺 / 平泉 2 毛越寺 / 仙台 1 瑞鳳殿 / 仙台 2 竜泉寺の湯 7日目 仙台→ フェリーきそ 8日目 →名古屋→大阪 9日目 京都 1 金閣寺 / 京都 2 晴明神社 / 四条通~清水寺 / 京都→大阪 10日目 大阪→ 高松→松山
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