夏旅 5 九州旅 1日目 松山→
2017 / 10 / 01 ( Sun ) ここ数年、9月は、JRのお得なキップ「青春18きっぷ旅」を利用した旅行に出ていました。
でも、今回からスタートする旅行記は、「青春18きっぷ旅」は使わなかったので、タイトルも 「夏旅」 で行こうと思います。 毎回ですが、10日間もお休みをもらっての大旅行です。 でも、有給休暇じゃないので、旅から帰って預金通帳見るのが怖いです (^_^;) さて、旅の初日は、ぎりぎりまで仕事してました。 翌日からゆっくり…、でもよかったんだけど、1日でも長く「旅」の感覚を味わいたかったので、 仕事終わりの晩に出発するスケジュールを組みました。 タイトルにもあるように、今回は「九州」が旅の舞台です。 夜、九州に向かって旅立つ方法、選択肢は夜行バスかフェリーとなります。 バスなら、伊予鉄バスが福岡行きの夜行高速バスを出してます。 フェリーなら、松山観光港から小倉行きが、三崎や八幡浜からも夜も出港しています。 今回、選択したのは、石崎汽船が運航してる、松山観光港発小倉行きのフェリーです。 料金的には、夜行高速バスと変わらないのですが、同じ料金なら布団で寝られる船がいいに決まってます。 17時半まで仕事して、帰宅途中、フジで夕食用のお弁当を買って帰りました。 10日間も帰ってこられないので、汗のしみこんだ仕事着を洗濯し、その間にさっとシャワーを浴びました。 火の始末やら、コンセント抜いたり、家のことを済ませ、旅支度の最終チェックも済ませたら、いよいよ出発です。 キャリーバッグを転がしながら、大街道、銀天街を歩いて市駅へ向かいました。 久しぶりのゴロゴロ。 キャスターが立てるゴロゴロが、旅人感覚を一気に甦らせます。 30分ほどで市駅到着。 ![]() ![]() ![]() 市駅から電車に乗るの、何年ぶりだろう。 帰宅ラッシュを過ぎた車内は、部活帰りの学生や残業疲れの会社員などで席がほどほど、埋まっていました。 それも、市駅から離れるほどに空席となっていきました。 ![]() 車内には、僕含めて3人、みな、同じフェリーに乗るのだろう、旅姿でした。 ![]() ![]() バスは数分で、松山観光港フェリーターミナルに到着。 乗船手続きまで、乗船名簿の記入が済んだらやることなくなって、ベンチで時間潰し。 20時30分、やっと受付が開いて、乗船券購入。 あらかじめ、予約番号をしておいたので、手続きはあっという間に終了。 旅人の見本みたく、あっという間に終えたのはいいけど、乗船開始の21時まで、またヒマです。 意味もなく、売店をうろついたり、たくさん置いてある各地のパンフレットを流し読みしたり。 で、やっと、時間来て、乗船開始のアナウンスがホールに響き渡りました。 ![]() ![]() よく乗る大阪行きフェリーに比べたら、ちょっとこじんまりしてるかな。 ![]() ![]() ![]() 車両甲板の脇から船内に入りました。 ![]() ![]() 階段、階段…。 エスカレーターとかない、全然バリアフリーじゃないので、荷物多いとかお年寄りは大変そう。 この小倉便に乗船したのは、十数年ぶり。 こんな船だったっけ?と、船のことはまったく記憶になかったりして。 階段を上がった先のロビーで女性スタッフさんに乗船券を見せると、「左の通路を…」と教えてくれました。 でも、その「左の通路を…」がものすごいアニメ声で、少しあった旅の緊張が軽くほどけました。 ![]() ![]() 左の通路を中程まで進むと、僕のベッドがある部屋、306号室がありました。 ![]() ![]() 二段ベッドが4つ、8人部屋、こちらは2等寝台Dのグレードになります。 僕のベッドは手前の8番、奥じゃなかったのが残念。 ベッドに荷物を置き、ほっと一息ついていたら、廊下をどんどんと人が横切り、相部屋のお客さんも入ってきました。 乗船手続き中のターミナルのロビーにはそんなに人がいなかったのに。 クルマやバスで乗船する人が結構、多かったみたい。 寝床を確保できたら、次は食事。 お弁当持って部屋を出ました。 廊下に出ると、すぐ目の前がお手洗いで、 ![]() ![]() ![]() お客さんがいないうちに、撮影っと。 ほかの船と比べてばかりで申し訳ないけど、船の中央に位置していて窓がないし、大じゃなく、中浴場って感じ。 ロビーへ。 ![]() なので、仕事帰りに弁当を買ってきたのです。 ![]() ![]() 出航までまだ時間があるので、部屋から出てきたお客さんで席がどんどん埋まっていきました。 お弁当を食べ終わった頃には、空席がひとつもなくなり、右往左往する人が続出。 居辛くなって席を立ちました。 ![]() ![]() ちなみに、石崎汽船の創業は、なんと江戸時代、文政三年、西暦1820年だそうです! ![]() 部屋に戻り、タブレットに、簡単に日記をすらすら綴ってるうちに、船は静かに出航していました。 ベッドにはコンセントがなかったので、タブレットにバッテリーを接続。 明朝の小倉着は5時、早すぎるくらいなので、とっとと横になりました。 でも、旅に出た興奮と不安でなかなか寝付けませんでした。 つづく。 夏旅 5 九州旅 目次 1日目 松山→ 2日目 小倉港→宗像大社→マリンワールド 太宰府天満宮→佐賀神埼 3日目 佐賀神埼→祐徳稲荷神社→長崎 4日目 長崎・軍艦島 長崎市内観光→水族館→雲仙→島原 5日目 島原・道の駅 みずなし本陣ふかえ・土石流被災家屋保存公園 島原・原城跡 島原・島原城 島原→雲仙多良シーライン→佐賀城 佐賀→三池炭鉱→道の駅 泗水 6日目 熊本・道の駅 泗水→熊本城 水前寺成趣園→球磨川 球泉洞 球磨→鹿児島 7日目 鹿児島・多賀山公園→霧島神宮 鹿児島市内・仙巌園→南州公園→鹿児島城跡 鹿児島・知覧平和公園 鹿児島・指宿 8日目 鹿児島・山川港→フェリー→根占港 鹿児島・佐多岬 鹿児島・鹿屋航空基地 宮崎・鵜戸神宮→極楽の湯→道の駅つの 9日目 高千穂 1 高千穂峡 高千穂 2 高千穂神社 天真名井 高千穂 3 天岩戸神社 天安河原 阿蘇→筋湯温泉→大分・湯布院 10日目 大分・湯布院→九重夢大吊橋 大分・宇佐神宮 大分・中津 中津城→耶馬溪 福岡・英彦山神宮 福岡・小倉→愛媛・松山
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