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夏旅 5 九州旅 4日目 2 長崎市内観光→水族館→雲仙→島原
2017 / 10 / 04 ( Wed )


軍艦島上陸ツアーから戻ると、ちょうど昼食時。

長崎での昼食は、アレ、だと決めていたものがありました。

オランダ通りを北に歩いて、ながさき出島道路の下をくぐり、
 秋節の飾りが踊る、長崎中華街へ。

 その一画にある中華の名店「江山楼」が僕が行きたかった場所。

十数年前、ここで食べたちゃんぽんが絶品で、
旅の思い出と共に忘れられない味となっています。

写真の新店の方で食事したので、こちらで食べたかったのですが、生憎、満員で、
 はす向かいにある本店に案内されました。

上ちゃんぽんは迷わず注文。

迷ったのは、皿うどんも頼もうかと思ったこと。

 ほどなく、上ちゃんぽん到着。

スープをひとすくい、口に運ぶと、ミルクのような濃厚な味がわっと拡がりました。

それは、十数年前に食べたときとまったく同じ美味しさで、と同時に脳がざわっとしました。

テーブルの向こうにあの日、一緒に食事した恋人の笑顔が一瞬、甦ったからです。

僕の中には、思い出と強く結びついた味覚の記憶を仕舞った引き出しがたくさんあって、
上ちゃんぽんの変わらない美味しさが、その引き出しを開けてくれたようでした。

涙がこぼれそうになりました。

でも、一粒でもぽろりを許したら、ダムが決壊したみたいになりそうだったので、我慢して食事に集中しました。

長崎のちゃんぽんは、店によって味が異なるとは思うけど、江山楼のちゃんぽんは、
例えば、チャンポンの町と宣伝してる八幡浜のものなどとは、全然、別物です。

ラーメン店のちゃんぽんなどは、あれは野菜ラーメン、タンメンの類いでしかなく、
ミルクのような濃厚な味のスープが売りの江山楼のちゃんぽんに似たものさえ、過去、出会ったことはありません。

美味しくて、美味しくて、最後の一滴まで完食したら、器を下げに来たおばさんから感謝されました。


食後、眼鏡橋まで行こうかと思ったけど、やめて、中華街のすぐそばの出島方面へ。

前来たときの出島は、観光地として復元整備事業が始まろうとしていたときで、ほぼ、なにもありませんでした。

 来てみたら、景色は一変していて、復元された洋館などが建ち並んでいました。
上記写真は東側の料金所で、入場しようか迷ったけど、パスして、
 復元された土塀沿いに表通りまで歩きました。

その土塀越しに、蔵とか商家とか、ほかにもたくさん、再現された建物が見えたので、入ってみることにしました。

 西側料金所。

 長崎のゆるキャラ「さるくちゃん」。


堀にいたカニ、なにかの実をハサミでつまんで口に運んでました。

 入場。
道の左右に真新しい、復元された建築物が並んでいて、

内部は、当時の暮らしぶりが再現されるとともに、テーマに沿った展示がされていました。


各商館は、階段や通路で繋がっていたり、
 まだ工事中の場所もありました。

ここも、アジア系の観光客が多くて、めっちゃ短いミニスカートで階段を上り下りしたりする子もいたり、賑やかでした。


東側料金所付近の洋館。

見学後、売店で、あのゆるキャラのキーホルダーを買って帰りました。


その後はまっすぐ、駐車場に戻りました。

そして、そのまま、長崎をあとにするつもりでした。

平和記念公園にも行ってないし、長崎にはまだまだ、見るべき場所がたくさん、思い出の地も残されていたけど、
当初の予定では、もう一泊するつもりだったけど、
台風が接近しているいま、これで切り上げ、先に進む方が得策と判断しました。

広大な九州で、高速道路でショートカットしないと決めてる以上、日数的にも正解でした。

駐車料金は1700円くらいでした。


佐賀から何度も利用してる国道34号線で、長崎の街を後にし、峠越えして長崎半島の反対側へ。

通称・東長崎と呼ばれる海沿いの町で34号線とお別れ。

 長崎ペンギン水族館へ。


正面玄関のペンギン、網場町で生まれたから、アバちゃん。

ちなみに、網場町は駐車場側の町の名で、水族館の建物は宿町ってとこにあったりします。


派手さはないけど、基本的な水槽展示は揃ってます。

この水族館で一番のお楽しみは、ペンギンです。

 ペンギンが飛ぶように泳ぐ国内最大級のペンギンプール。


地球上に生息するペンギン18種類のうち、9種類が飼育されていて、世界で一番、飼育種類が多い水族館です。

15時半頃に着いたので、ほとんどのショーは終わっていました。


でも、餌やりショーと呼ばれるイベントはふたつ、見られました。


餌をくれるお姉さんに、よちよち走りで必至に追いすがるフンボルトペンギンたち。


縁に群れるペンギンたちをお姉さんがプッシュして、水槽にどぼんっ!


世界で一番小さなコガタペンギンのエサやりは可愛かったです。

この日は台風接近で中止だったけど、前の浜に放されたペンギンとふれ合えるビーチイベントがおすすめ。

なにより、長崎市立の水族館なので、水族館観覧料はなんと、510円!

博多のマリンワールド海の中道の4分の1!!

年間観覧料も1230円!!!

 地元にあったら、何度でも通いたい水族館なのでした。


駐車場から見た、曇り空で夕暮れみたいに陰った水族館前の海。

さて、これからどうしよう…。

取りあえず、島原にある道の駅を今宵の車中泊場所と決めていたけど、そこまでの道中は未定のままでした。

島原周辺の温泉を検索したら、雲仙岳の山上に位置する雲仙温泉が表示されたので、たどってみました。

雲仙温泉のお湯は白濁した硫黄泉だそうで、白濁した温泉って、僕が思い描く理想の温泉そのもの。

そりゃ、行かんといかんでしょ。

こちらからなら、雲仙は、島原に行く途中。


と云うわけで、出発。

ひとまず、国道251号線を東に向かいます。


雲仙・島原方面は、生まれて初めて。

火山性の土壌なのか、赤すぎる赤土の畑が珍しすぎて、つい、撮っちゃいました。


あ、どうでもいいことですが、ドライブ中はずっと、radikoでTOKYO FMばかり聴いていました。

普段も、TOKYO FMの番組を録音したものばかり、聴いてます。

FM 愛媛はほとんど聴きません、伊予弁でわざとしゃべるMCが嫌いなので。


それと、当たり前だけど、町を通過する度、前を走るクルマが替わりますよね。

長いこと、同じ方向へ走ってきたクルマが、不意に右左折していなくなってしまうと、
軽く、置いてきぼりにされたような、迷子になったような気持ちになるなんて、僕だけだろうなぁ。


なんて、考えながら、海に近い国道から山に分け入る県道へ。


くねくね曲がる山道をいい加減昇ったところで、ふと、来た道を見下ろしました。

暮れなずむ海の向う側に遠くに、長崎半島が見えました。

台風がいよいよ近づいて、灰色の雲が天候の急変を告げていました。

つづら折りを抜け、ダム湖を左に見ながら進み、人工物が多くなったなぁと思ったら、雲仙温泉街となりました。


旅館やホテルが建ち並んだ温泉街は、夕暮れを迎えて閉店した店も多く、落ち着いた雰囲気。

夕食時で、歩いてる観光客もまばらでした。


エアコンが外気を取り込むモードだったので、温泉独特の匂いが鼻腔をくすぐりました。

テレビなどでよく、硫黄の匂いが…みたいなコメントを聞くことがあると思いますが、
正確には、硫黄は無臭です、卵が腐ったような匂いと例えられる、温泉独特の匂いは、硫化水素です。

でも、硫黄が化学的に原子記号Sで分類される以前から、硫黄と云う言葉は存在していて、
古来、「硫黄」が示す物質は、純粋な硫黄原子だけではなく、硫化水素すら含んだ言葉なので、
文化的には、「硫黄の匂い」は間違いではありません。

ちなみに、気象庁も「硫黄臭」を気象用語として使用しています。


温泉街にもいくつか共同浴場があるようですが、温泉街の奥の「小地獄温泉」に向かっていました。

途中、もうもうと水蒸気を上げる「雲仙地獄」の横を通りました。

昼間なら、足蒸しとか温泉卵を味わえたりするそうですが、こちらも閑散としてました。

駐めて写真とか撮りたかったけど、有料駐車場しかなかったのでパスしました。


小地獄温泉は、森の中に旅館が数軒と国民宿舎があるだけの、さらに静かなロケーション。

日帰り温泉向けの駐車場が分かりづらかったけど、ちゃちゃっと駐めて、温泉セットを手に、いざ、温泉へ。


山小屋のような建物の脇に、白濁した温泉水が小川のように流れていました。

温泉水とは書いたけど、水じゃなく、火傷するくらい、熱いお湯です。

 こちらが「雲仙小地獄温泉館」。
“ひなびた”と云うか、“趣たっぷり”と云うべきか、この山小屋のような外観、大好物です、たまりません。


享保16年(1731)に湯治場として開かれた小地獄温泉は、雲仙随一のにごり湯として有名で、
かつては吉田松蔭も訪れたことがあるそうです。

小地獄温泉館のすぐ裏手に、1日440トンも湧き出る、豊かな源泉があり、
泉質は硫化水素泉、リウマチ性疾患・婦人病・皮膚病・にきび・しもやけなどに効果があり。

殺菌効果もあるので、美容にもいいそうです。

国民宿舎の外湯として建て替えられて20年、白い濁り湯の効果で木造の建物は黒っぽく変色しています。

 大人420円、安い。


 お土産も売ってる番台。
早い時間帯なら、お弁当や地獄玉子なども買えるようです。

 男湯は左側。


一昔前の銭湯みたいな脱衣室。

浴室は八角形で、熱いお風呂とぬるいお風呂に分かれていて、どちらも源泉掛け流しでした。

熱いお風呂は、ホントに熱いけど、子供の頃、銭湯で育った僕には苦ではありませんでした。

ぴりぴりした熱さが逆にたまりません。

でも、やっぱり、長風呂はできそうにないので、ぬるい方へ移動。

ぬるい、と云っても、ちょっとぬるいだけ。

こちらには、打たせ湯があります。

どちらも、自分の手や体が見えなくなるくらい、白濁しています。

ほんわか漂う硫黄の匂いが温泉気分を増し増し。

窓から外を見ると、建物のすぐ裏が源泉地になっていて、ハート型の白い池から湯気が盛んに立ち昇っていました。

素晴らしい温泉でした。

九州って、いいなぁ、羨ましいなぁ。



畳敷きの休憩室。

温泉が気持ちよすぎて、横になんかなったら、途端に眠りに落ちちゃいそうでした。


外に出ると、すっかり日暮れの時間。

おまけに雨がぽたぽた、落ちてきました。

クルマを走らせ、ひとまず、温泉街に戻ります。


雲仙地獄にちょびっと寄り道。

もっと早い時間に訪ねてたら…、と心から思った雲仙温泉郷でした。


島原に向かって暗い山道を下山。

途中、雲仙妙見岳に架かるロープウェイに繋がる分岐がありました。

雲仙岳と云えば、火砕流被害で記憶に新しい雲仙普賢岳。

噴火活動によって誕生した平成新山周辺は、噴火警戒レベル2の立入禁止区域ですが、
妙見、国見、普賢岳は登山できるようです。

今夜は「道の駅 みずなし本陣ふかえ」と云う場所で車中泊する予定でした。

でも、めっちゃ、お腹が空いたので、先に島原市内へと向かいました。

島原市郊外にほっともっとがあったので、特海苔弁を買い、改めて、道の駅へ向かいました。


「道の駅 みずなし本陣ふかえ」は、国道に面した広い駐車場があり、車中泊だろう先客も数台いました。

環境的にも悪くないロケーションで、安心して寝られそうでした。

のり弁を食べ、車内でゆっくり、日記を打ち込みました。

ひとまず、トイレに近い場所に停めたけど、洗顔後、もっと暗い場所はないかと、周辺を散策。

裏側に第2駐車場がありました。

街灯も少なく、先客もなし。

今夜はその駐車場で寝ることに決めました。


就寝前、財布をチェックしたら、思いの外、残高が少ない…。

無駄遣いは、、、したかな (^_^;)

観覧とか入館料とか入浴料も、チリも積もればで、高くつくんですよね。

無駄遣い、しないようにしなきゃ。


あと、台風12号についてチェックしたら、九州上陸が確実となり、
明日、乗るつもりだった島原から熊本に渡るフェリーが全航路、全便、終日運休となったことを知りました。

フェリーに乗るために島原まで来たと云うのに…。

取りあえず、明朝の便に限っては、運行されることはなさそうなので、目覚ましは8時にセットしました。


まわりはとても静かで、静かすぎたのか、なかなか寝付けませんでした。

雨は降ったり止んだり。

外灯は0時に消えました。

台風のせいか、車内が暑くなり、エンジンをかけ、クーラーをオン。

そのまま、寝入ってしまいました。


つづく。


夏旅 5 九州旅 目次

1日目
 松山→

2日目
 小倉港→宗像大社→マリンワールド
 太宰府天満宮→佐賀神埼

3日目
 佐賀神埼→祐徳稲荷神社→長崎

4日目
 長崎・軍艦島
 長崎市内観光→水族館→雲仙→島原

5日目
 島原・道の駅 みずなし本陣ふかえ・土石流被災家屋保存公園
 島原・原城跡
 島原・島原城
 島原→雲仙多良シーライン→佐賀城
 佐賀→三池炭鉱→道の駅 泗水

6日目
 熊本・道の駅 泗水→熊本城
 水前寺成趣園→球磨川
 球泉洞
 球磨→鹿児島

7日目
 鹿児島・多賀山公園→霧島神宮
 鹿児島市内・仙巌園→南州公園→鹿児島城跡
 鹿児島・知覧平和公園
 鹿児島・指宿

8日目
 鹿児島・山川港→フェリー→根占港
 鹿児島・佐多岬
 鹿児島・鹿屋航空基地
 宮崎・鵜戸神宮→極楽の湯→道の駅つの

9日目
 高千穂 1 高千穂峡
 高千穂 2 高千穂神社 天真名井
 高千穂 3 天岩戸神社 天安河原
 阿蘇→筋湯温泉→大分・湯布院

10日目
 大分・湯布院→九重夢大吊橋
 大分・宇佐神宮
 大分・中津 中津城→耶馬溪
 福岡・英彦山神宮
 福岡・小倉→愛媛・松山
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