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夏旅 5 九州旅 5日目 5 佐賀→三池炭鉱→道の駅 泗水
2017 / 10 / 05 ( Thu )


台風のせいで、島原から熊本まで、陸路、大迂回しなければならなくなった夏旅5日目。

佐賀城に寄り道したあと、一気に南下しました。

国道を20分ほど走ると、再びの福岡県入り。

福岡県は博多ばかり目立つけど、北の玄界灘から南は有明海まで、結構、デカいのです。

途中、水郷の街・柳川を通過。

柳川市も福岡県。

川下り観光で有名な町だけど、日暮れまでに熊本入りしたかったし、
すでに、観光施設の多くが閉館時間を迎える時間帯だったので、スルーしました。

長い信号待ちの間、ルート上の観光地を検索しました。

すると、僕のあだ名に似た三池炭鉱の文字が目に飛び込んできました。

見学施設には入れないかも知れないけど、古びた施設の外観や炭鉱鉄道、坑道なんかは見られると思い、
そこだけは寄って行こうと決めました。

南下するほどに、台風に近づいたせいで、雨脚が強くなってきました。

福岡県最南端の大牟田市に入ると、ワイパーを最強にぶん回しても追いつかないほど、厳しい場面もありました。

濃い雨雲のせいで普段より薄暗い雰囲気の中、前をよく見てクルマを走らせました。

国道を逸れ、町の中に乗り入れると、石炭の町から金属加工の町へと発展した、
現代の大牟田を象徴する、三井金属をはじめとした重工業の大きな工場が道の左右に次々に現れました。

カーナビ通りに何度も右左折したせいで、方向感覚がまったくなくなった頃、丁字路を曲がり、
枕木だけが残る廃線跡に沿った道を下りました。

三池炭鉱宮原坑に到着しました。

観光客のひとりもいない駐車場に駐車。

雨足が少し落ち着いてきたので、クルマを降りて見学することにしました。


宮原坑第二竪坑施設。


巻揚機室と日本最古の鋼鉄製櫓。

 鉱山鉄道跡の上を渡ります。


橋の上から見た軌道跡。

竪坑施設は、緑地化された更地の中に建っていて、周囲を民家が取り囲んでいました。

緑地はぐるっと、ロープのような簡単なもので仕切られていました。

「本日の見学時間は終了しました」の札がロープに架けられていました。

なので、遠目に見学していたのですが、犬と散歩中だった地元の人が堂々と敷地の中を縦断して行ったので、
じゃあ、僕も、と入らせてもらいました。

でも、実際は台風接近で終日閉鎖してたようです。

 入口に建つモルタル造りの住宅の横を通り、
 竪坑に接近。


肝心の部分は閉鎖されていて、施設内は見学できませんでした。


ゲートからのぞき見。

建物の中では、大きな巻揚機などを見学できるみたい。

国指定重要文化財(建造物)
三井石炭鉱業株式会社 三池炭鉱宮原坑施設
大牟田市宮原町1丁目86番地3 平成10年5月1日指定

国指定史跡
三井三池炭坑跡 宮原坑跡 万田坑跡 専用鉄道敷跡
大牟田市宮原町1丁目86番地3ほか 平成12年1月19日指定

 三池炭鉱は、明治6(1873)年に官営となり、大浦坑・七浦坑・宮浦坑・勝立坑等を主力坑として施設の近代化が進められた。
明治22年には三井組に払い下げられ、團琢磨を指導者として経営の拡大が図られた。
明治後期に宮原坑、万田坑、大正期には四山坑が開坑され、わが国最大の炭鉱に発展した。

 宮原坑は、明治31(1897)年に第一立坑が、明治34(1901)年に第二立坑が完成した。
第一立坑は揚炭・入気・排水が主であり、第二立坑は人員昇降を主とし、排気・排水・揚炭を兼ねた。
三池炭鉱の最大の課題は排水であったが、両立坑とも当時世界最大のデビーポンプ2台を備え、排水難を解消、深部採炭への展開を可能とした。
以後、宮原坑は主力坑となり、明治・大正期を通じて年間40~50万トンの出炭
を維持した。
当時宮原坑は、三池集治監に収監されていた囚人が採炭に
従事しており、彼らから「修羅坑」と呼ばれ恐れられた。
しかし、昭和6(1931)年5月1日、に閉坑した。

 現在、第一立坑はすでに消滅しているが、第二立坑は鋼鉄製櫓、倦上機室などが保存され、その周囲約14600㎡が史跡となっている。
捲上機室はイギリス積みレンガ造の切妻平屋で、屋帳は現状で波形スレート葺き、内部には捲上機やウィンチ、大型のモータなど設置されている。

  平成25年3月 大牟田市教育委員会




施設の周りをぐるっと一回り。


レンガ壁のアーチ状の穴から内部をのぞき見。

 そびえる鋼鉄製の櫓。

 入ってみたかったなぁ。

 錆びたトロッコ。

 草にまみれたレンガ造りの建物の一部。

 軌道跡にも降りてみました。
河床みたいに一段低い場所に鉄道が通ってたらしく、廃線後の現在はお散歩コースにもなってるみたい。

 枕木だけが残ってます。


一部分、道路と同じ高さになってる所もあって、踏切の跡もありました。

雨粒が大きくなってきたので、駐車場に戻りました。


駐車場の端っこに鉱山鉄道車両を模した公衆トイレがありました。

 顔出し看板。


観光地仕様の自販機。


さて、いよいよ、夕暮れてきました。

今度こそ、まっすぐ、熊本へ。

でも、その前に、今夜の車中泊場所をチェック。

予定では、熊本城近くの温泉の駐車場で車中泊しようと思っていましたが、
車中泊が可能か、確認してたわけじゃないので、別にいい場所がないか、探してみました。

熊本市の手前、菊池市に、温泉が間近にある道の駅が見つかりました。

道の駅なら車中泊も安心してできるし、徒歩の距離で温泉があればなお、結構、と云うわけで、
熊本市入りは明朝に、菊池市の道の駅を今日の最終目的地に変更しました。


県境を越え、ついに熊本県入りした頃には、すっかり、夜の暗さになっていました。

まったく見知らぬ土地をカーナビに従って、ただただ、走りました。

雨で、夜道で、景色もよく見えないし、緊張の連続、実際の走行距離・時間より、長く感じました。

小さな町をいくつも通り過ぎて、町外れの暗がりな道を走っていたら、温泉の大きな看板が目に入りました。

目指す道の駅の手前に建つ温泉施設、

「天然温泉 とよみずの湯」についに到着できました。

時計を見ると、19時半頃。

島原から熊本まで、フェリーならたった30分で渡れちゃう距離を、6時間もかけて大迂回してきました。

ふぅ、遠かった…。

国道をはさんだ斜め向かいくらいの距離に道の駅があり、どこかで見た弁当屋さんや、
セルフのガソリンスタンド、スーパーも近くにあって、車中泊には申し分ないロケーションでした。

 ひとまず、温泉を堪能させていただくことに。


温泉は家族風呂が中心らしく、一般浴槽は湯船も小ぶりで洗い場は4つしかありませんでした。

でも、露天風呂もあって、少し茶色みがかったお湯がかけ流しで、大人たったの350円!

 ラドン含有の温泉で旅の疲れをすっかり洗い落とせました。

大満足、大満喫できました。

 湯上がりは、併設のコインランドリーでお洗濯。

できあがる間に、夕食を仕入れに、弁当店へ。

ほっともっともあったけど、ローカル色たっぷりなお店をチョイス。

「ヒライ」と云う名前のお店で、島原の広域農道を走っていたときに立ち寄ろうか迷ったお店と同じチェーン店でした。

基本、お弁当屋さんなんだけど、弁当の種類が豊富で、総菜も充実、メニューの多い食堂な部分もあって、
地元で例えるなら、コンビニに淘汰されていまは一軒も残ってない「弁当のサラヤ」が近いかな。

街角にあった赤い出店じゃなく、国道端にあった大きな店舗のほう。

チキン南蛮弁当を買い、温泉の駐車場に戻って、車内で食べました。

食後はコインランドリーへキーボードを持って行き、クーラーの効いた室内で日記を書きました。

洗濯終了、温泉を出て、ガソリンスタンドで給油。

ちなみに、ガソリン代はフェリー代の半額程度、めっちゃ、しんどかったけど、安く済みました。

予定になかった場所、景色、観光地を見て回れたし、今日はヨカッタかな。


本日の車中泊地、「道の駅 泗水 養生市場」へ。

駐車場はぽつぽつ埋まってました。

よさげな暗がりには、アイドリングしっぱなしの車がいたり、場所選びに苦労しました。

外は台風が連れてきた蒸し暑さが夜になっても尾を引いていて、
角地に駐めてみたけど、クーラーかけっぱなし、アイドリングしっぱなしのクルマが多く、うるさかったです。

あきらめて横になった途端、真横にクルマが停車、アイドリングしっぱなしでTVなんか見始めて、環境悪化。

最悪、どうしようかと、再度、周囲を見回すと、隣に公民館があり、そっちはクルマがいませんでした。

行ってみると、公民館には明かりが付いていて、台風接近で地域の避難所として開放されてるようでした。

道の駅の駐車場はどこにも静かに寝られそうな場所はなかったので、
公民館を訪ね、受付の人に、旅の者ですけど、明日早朝には出て行くので、駐車場を使わせてもらえませんか、
とお願いしたところ、快く、了解していただけました。

クーラーを強めにかけて室内を冷やし、やっと寝ることができました。


夏旅5日目、終了です。


道の駅 泗水 養生市場については、次回、翌朝のお話で紹介します。


つづく。


夏旅 5 九州旅 目次

1日目
 松山→

2日目
 小倉港→宗像大社→マリンワールド
 太宰府天満宮→佐賀神埼

3日目
 佐賀神埼→祐徳稲荷神社→長崎

4日目
 長崎・軍艦島
 長崎市内観光→水族館→雲仙→島原

5日目
 島原・道の駅 みずなし本陣ふかえ・土石流被災家屋保存公園
 島原・原城跡
 島原・島原城
 島原→雲仙多良シーライン→佐賀城
 佐賀→三池炭鉱→道の駅 泗水

6日目
 熊本・道の駅 泗水→熊本城
 水前寺成趣園→球磨川
 球泉洞
 球磨→鹿児島

7日目
 鹿児島・多賀山公園→霧島神宮
 鹿児島市内・仙巌園→南州公園→鹿児島城跡
 鹿児島・知覧平和公園
 鹿児島・指宿

8日目
 鹿児島・山川港→フェリー→根占港
 鹿児島・佐多岬
 鹿児島・鹿屋航空基地
 宮崎・鵜戸神宮→極楽の湯→道の駅つの

9日目
 高千穂 1 高千穂峡
 高千穂 2 高千穂神社 天真名井
 高千穂 3 天岩戸神社 天安河原
 阿蘇→筋湯温泉→大分・湯布院

10日目
 大分・湯布院→九重夢大吊橋
 大分・宇佐神宮
 大分・中津 中津城→耶馬溪
 福岡・英彦山神宮
 福岡・小倉→愛媛・松山
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