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岩国へ 百名城・岩国城とダムカードの旅 4
2017 / 09 / 24 ( Sun )
初めての岩国市入りを果たしてすぐ、バイパスで市街地を迂回し、川沿いに進み、錦帯橋へ。

虹のようなカーブを描く架け橋が見えたところで、駐車場も兼ねてる河原に降りて駐輪。

生で初めて見る錦帯橋、まずは下から鑑賞です。

 石積みの基礎から基礎へ見事なアーチ、まるで虹の架け橋。

 真下から、見事な木組みを拝見。
延宝元年(1673)、周防国岩国領の第3代領主・吉川広嘉が建造して以来、
洪水に見舞われる度に掛け替えが行われてきました。

最近では、平成13年から16年にかけて、50年ぶりの架け替え工事が行われました。

平成17年には台風14号の影響で第一橋の橋脚2基が流失し、復旧工事が行われたそうです。

平成の架け替え工事では、往時の技術を再現するため、設計や測量はすべて尺貫法で、
釘もステンレス製などは一切使わず、手打ちした「たたら鉄」の和釘が使われたんだそうです。

 後ろの山頂に岩国城の姿も。


河原を移動して、岩国城をアップで。

橋を渡るため、階段を歩いて上がっり、土手の上、道路に出て、橋の入口へ。


当然、歩行者オンリーです。

たもとに建つ小屋で「入橋料」を払い、しおりのようなチケットをもらいます。

錦帯橋とロープウエイ往復と岩国城がセットになったセット券があったので、そちらを購入しました。

ちなみに、料金所が閉まった夜も通行可能で、料金箱にお金を入れて渡ります。


アーチ橋の路面は、板を重ねた階段状になっていて、上るほどに踏み代が狭くなる構造。

こんなアーチな路面を歩くことは滅多にないので、ちょっと不思議な感覚で楽しかったです。

ちなみに、一般庶民が橋を渡れるようになったのは明治以降だそうです。

 高低差がかなりあります。
古来の姿のまんまだから、バリアフリーにはなってません、車椅子での通行は、ちょっと厳しいかな。

振り返って。

 たいした川幅じゃないので、すぐに渡り切れちゃいます。
向こう岸にも料金所があります。

向こうもこっちも、橋のたもとにはお土産屋さんや軽食堂が建ち並んでいます。


橋を降りてそのまま直進すると、旧岩国藩主吉川家の居館跡の「吉香公園」です。


錦帯橋を架橋した吉川広嘉の像がお出迎え。


お山の上にある岩国城へはロープウェイでアクセスできますが、麓の駅は吉香公園を抜けたところにあります。

錦帯橋からは徒歩圏内ですが、下山後のことを考え、一旦戻ってバイクで行き直すことにしました。

でも、その前に、ちょっと寄り道。

右の方へ進み、

途中で見た「吉川経家弔魂碑」。

秀吉の中国攻めの最中、鳥取城が包囲された際、開城の条件として切腹した吉川経家を弔うために建立された碑です。


ハナショウブが植えられた「吉香花菖蒲園」の入口に、

宮本武蔵との巌流島の決闘で名を馳せた、佐々木小次郎の像がありました。

小倉藩主・細川忠興に仕えた佐々木小次郎は、武蔵同様、実在の人物ですが、出身地に関しては諸説あり、
そのひとつが、小説家・吉川英治が「宮本武蔵」の中で創作した岩国出身説です。


仕事で下関に行ったとき、休日に遊びに行った巌流島で見た「武蔵・小次郎像」以来の佐々木小次郎像です。

巌流島の佐々木小次郎像は、

こんな姿で、よく似てます。

小説「宮本武蔵」の中に出てくる「佐々木小次郎が、錦帯橋畔で柳の枝が燕を打つのを見て「燕返し」の術を得た」柳も、

錦帯橋の畔にちゃんとありました。


柳の前から見た錦帯橋。


駐車場に戻るため、もう一度、橋を渡りましたが、向こう岸の料金所でもらったチケットを見せればOKでした。

橋上から見た下流。

上流。

河原の駐車場に戻り、バイクに乗って、錦帯橋のすぐ上流に架かる橋を渡り、ロープウェイへ向かいました。


つづく。
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