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夏旅 5 九州旅 9日目 3 高千穂 3 天岩戸神社 天安河原
2017 / 10 / 09 ( Mon )


神様が降臨した地、高千穂を巡っています。

次の目的地は、天岩戸神社。

天岩戸神社は、高千穂の町から7キロほども離れた、さらに山の中にあります。

天真名井を訪ね歩くためにクルマを駐めた槵觸神社の駐車場を出て、
ナビの云う通りにクルマを走らせました。

棚田や段々畑に覆われた、日当たりの良い、のどかな里山風景がしばらく続きました。

下ってきた観光バス、2、3台とすれ違いました。

天岩戸も人気の観光地だから、混んでるかなぁ…。

甲高い声でおしゃべりして、自撮りばっかしてるアジア系の観光客とか、
やっぱり、いるんだろうなぁ…。

そんな心配しているうちに、「天の岩戸」と云う名の信号交差点へ。

信号が変わり、少し走ったら、天岩戸神社の駐車場が右側にありました。

 駐車場は思いの外、空いてました。


駐車場の脇にあった、険しいお顔の像、台座には神楽歌が刻まれていました。

天岩戸をこじ開けた田力男命がモデルの手力男命戸取像です。。

 参道も人影はまばら。

 「天岩戸案内図」。
天岩戸神社は、東本宮と西本宮があり、この場所は西本宮です。

東本宮と、神社のご神体「天岩戸」は向こう岸。

伝説の地、「天安河原」は徒歩10分くらいだそうです。


参道はホントに静かで、これなら、心落ち着いて、ゆっくり、お詣りできそうです。

 二つ目の鳥居の前に、社務所とお守り授与所がありました。
御朱印受付もこちらで、番号札と引き替えに御朱印帳をあずけました。

天安河原にある天安河原宮の御朱印もお願いしました。

僕は頼みませんでしたが、石神神社など、近隣の4社の御朱印もいただけるようです。

また、授与所では、御神体の天岩戸洞窟の遙拝も受け付けていました。

が、ひとまずはスルーしました。

 二つ目の鳥居から、
 本格的な境内と云った風情です。


右側の立派な門をくぐると、

西本宮の拝殿です。


「天磐戸」の扁額。

 2礼2拍手1礼、合掌、感謝。

 拝殿の右側に格子戸の泥る口がありました。

貼り紙によると、遙拝殿への出入り口とのこと。

遙拝殿への案内を申し込んだ人だけが通ることができるようなことが書いてありました。

どうしようかなぁ、申し込んでみようかなぁ。


 拝殿の左にある建物は、
神楽殿です。

無形文化財の天岩戸神楽が、年に三度、この神楽殿にて奉納されます。

天岩戸神楽は33番まであって、全体で16時間もかかるんだそうです。


合掌。


天安河原へお詣りに行くため、一旦、門から参道に出て右へ、

社務所や駐車場のある方とは逆の方へ進みました。


そのまま、県道に出て、100mほど歩き、「天安河原入口」の看板がある分岐を右へ。


ソフトクリームや軽食を売ってる店の前を下り、遊歩道然とした道をさらに下ります。

 岩戸川を右下に見ながら下ります。

 折り返すところもあります。

 川面まで降りてきて、太鼓橋を渡ります。

 対岸には甌穴のような浸食がありました。


川岸の遊歩道は、二人並んでは歩けないくらいの狭さです。

 前方に岩がゴロゴロとした河原が見えてきました。


よく見ると、大きな石の上に小石がたくさん積まれています。

大きな岩陰を回り込むと、

左奥の崖下に、ぽっかりと暗い大きな穴、岩屋が現れました。

天安河原に着きました。

 遊歩道は岩屋に続いています。


岩屋の中には、鳥居とお宮がありました。


鳥居をくぐり、天安河原宮に参拝、2礼2拍手1礼、合掌。


ここ、天安河原は、天岩戸伝説の舞台です。

素戔嗚尊(スサノオノミコト)の乱暴狼藉振りに怒った天照大神(アマテラスオオカミ)が、
天岩戸に隠れてしまい、太陽神を失った世界は闇に包まれてしまいます。

困った八百万の神様たちが集まり、話し合った場所が、この天安河原です。

岩戸の前で宴を催せば、楽しげな声に惹かれ、岩戸から顔を出すのでは、と思い立ちます。

天鈿女命(アメノウズメノミコト)が舞い踊り、八百万の神々が歓声を上げます。

天照大神は気になって気になって、岩戸を少し開いて、外の様子をうかがおうとしました。

すかさず、手力男命(タヂカラオノミコト)が岩戸を押し開け、
天照大神を連れ出すと、世界は再び、光を取り戻しました。

岩屋の中も、外の河原も、石積みの塔だらけです。

八百万の神様にあやかろうと、いつの頃からか始まった習わしだそうです。

僕も積んでみようかと、辺りを見渡しましたが、フリー?の小石はひとつもありませんでした。

通な人は、ここに来る前に、小石を拾ってくるんだそうです。

でも、正直、この無数の石積みを見て、賽の河原の物語が思い出されました。

それは、死んだ子供の霊に科された石積み刑。

父母のために石を積んで供養塔を立てようとするんだけど、鬼が来て崩していってしまう。

積んでは崩され、積んでは崩され、それを永遠、繰り返す。

賽の河原の石積みを真似て、誰かが始めたものが、
いつの間にか、願いが叶うおまじないに変わったんじゃないかなぁ。


先客が去ると、10分くらいの間、岩屋を独り占めすることができました。

暗がりの岩屋の中から明るい河原を見ていると、
まるで映画館で環境フィルムでも見ているみたいな、変な感じでした。

心の中の雑音に耳を傾けるのをやめて、
岩屋にこだまする、セミの声と沢の音に身を委ねると、とても楽になりました。

鵜戸神宮の岩屋もよかったけど、天安河原も来てよかったです。

洞窟好きにもたまらない。


ついに参拝客が来たので、帰ることにしました。


御守り授与所まで戻り、拝殿を参拝してからとても気になってしまった、
御神体・天岩戸の遙拝所への案内を申し込みました。

「○○分に始めますので、時間が来たら、社務所の前に御集合下さい…」

数分後の集合時間に、数人の参拝者が集まりました。

神職さんが、神社にまつわる様々なお話をされながら、
先頭に立って道案内してくださいます。

拝殿の前に移動後、天岩戸伝説を拝聴。

そして、遙拝殿に入る前に必要なお祓いを、一列に並んで受けました。

 あの扉が開かれました。

※扉の向こうは撮影禁止なので、写真はありません。

少し下って、拝殿の後背にある遙拝殿へ。

そこは崖っぷちに設けられたベランダのような場所でした。

神職さんが我々の視線を促した向こう岸、崖の中腹に暗がりがあり、
そこが御神体である、天岩戸の洞窟だと教えてくれました。

正直、洞窟の入口は周囲の木の枝葉が邪魔で、あまりよく見えませんでした。

近年の地震や雨風の浸食で周囲の岩盤が剥離、崩落したため、
昔の面影がだいぶ損なわれてしまった、そんなお話もうかがいました。

洞窟だとはっきり見えなかったのもしょうが無いようでした。

参加者がみな、見終わったのを確認して、境内へ戻りました。

 神楽殿側の門から境内に戻りました。

 神楽殿のお話もうかがいました。


さて、遙拝殿の案内ですが、なんと無料です。

でも、最後に、神職さん、
「建物の維持管理、造営資金ために」と、寄付のお願いをさらっとして、
社務所に戻って行かれました。

あくまで寄付のお願いだったけど、参加者はみな、
遙拝殿出口にある「お気持ち箱」にお金を投入して去って行きました。

僕も、お札は無理だけど、”お気持ち“、寄付させていただきました。


授与所に戻り、番号札と引き替えに、御朱印帳を引き取りました。


駐車場に戻ると、観光バスがちょうど到着したところで、
ぞろぞろとバスから降りてきた観光客で、参道は人だらけになりました。

その後もバスが次々に来たので、ついには、鳥居の前までバスが塞ぐ有様に。

ぎりぎり、団体客で混み混みになるタイミングを外せたようで、
ホント、ラッキーでした。


高千穂の町に戻り、ここにもあったジョイフルで昼食しました。

お腹いっぱいになると、動きたくなくなってしまいました。

窓の外には、とても高低差のある河岸段丘いっぱいに造られた棚田や段々畑が拡がり、
外界と隔絶された隠れ里に迷い込んだかのような、それはそれは優しい景色でした。

九州のへそのような山中で、まさかのような豊穣な世界に、
また離れがたくなってしまいました。

でも、残されている時間はあまりにも少なく、
明日の夕方には松山に帰る船に乗らなくてはなりません。

ドリンクバーで注いできた最後の一杯を飲み干し、クルマに戻りました。


小さな町の中心にある観光案内所に立ち寄り、観光パンフレットをたくさん入手。

高千穂をあとにしました。


次の目的地は、さほど遠くない、阿蘇です。

3、40キロも走れば、阿蘇の外輪山です。

また、熊本に戻ります。


つづく。


夏旅 5 九州旅 目次

1日目
 松山→

2日目
 小倉港→宗像大社→マリンワールド
 太宰府天満宮→佐賀神埼

3日目
 佐賀神埼→祐徳稲荷神社→長崎

4日目
 長崎・軍艦島
 長崎市内観光→水族館→雲仙→島原

5日目
 島原・道の駅 みずなし本陣ふかえ・土石流被災家屋保存公園
 島原・原城跡
 島原・島原城
 島原→雲仙多良シーライン→佐賀城
 佐賀→三池炭鉱→道の駅 泗水

6日目
 熊本・道の駅 泗水→熊本城
 水前寺成趣園→球磨川
 球泉洞
 球磨→鹿児島

7日目
 鹿児島・多賀山公園→霧島神宮
 鹿児島市内・仙巌園→南州公園→鹿児島城跡
 鹿児島・知覧平和公園
 鹿児島・指宿

8日目
 鹿児島・山川港→フェリー→根占港
 鹿児島・佐多岬
 鹿児島・鹿屋航空基地
 宮崎・鵜戸神宮→極楽の湯→道の駅つの

9日目
 高千穂 1 高千穂峡
 高千穂 2 高千穂神社 天真名井
 高千穂 3 天岩戸神社 天安河原
 阿蘇→筋湯温泉→大分・湯布院

10日目
 大分・湯布院→九重夢大吊橋
 大分・宇佐神宮
 大分・中津 中津城→耶馬溪
 福岡・英彦山神宮
 福岡・小倉→愛媛・松山
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