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いの町ダムカード旅 3 稲村ダムへ
2017 / 11 / 13 ( Mon )


大森川ダムから国道194号線に出て、西条方面に北上。

次の目的地は、稲村ダムです。

往きにスルーした本川村の三叉路まで戻ります。

距離にして9km、10分ほど。


長沢ダムに行く際に右折した戸中の信号交差点を通過。

 往きにスルーしたトンネルそばの三叉路。
 本川発電所・エネルギープラザ本川方面へ右折します。

 生コンの会社の前を通過し、しばらく走り、
大橋ダム湖に架かる赤い鉄橋を渡ります。


向こう岸で左折します。


橋の上から、上流方向。


同じく、下流方向、エネルギープラザ本川がある本川電力センターも見えてます。

橋を渡りきって、ダム湖の南岸を走っていると、

大橋ダムが見えてきました。

ダムをアップで。

でも、大橋ダムの見学は一番最後です。

 本川電力センターに到着。
ここ、本川電力センターで、4つのダムのダムカードがもらえます。

でも、見学できたダムはまだふたつ。

3つめの稲村ダム目指して、
 センター横の林道入口へ。
峰越連絡林道への入口です。

 一瞬、えっ?となった通行止め看板。
通行止め箇所は、稲村ダム方面ではなく、セーフ。

雨が降るなか、林道の急坂を上りました。

 大橋ダムを見下ろして。


稲村ダムには、センター横の峰越連絡林道で行くのが一番の近道です。

大川村や吾川村からも行くことができますが、
事前に検索してみたら、いずれのルートも道路工事で通行止め状態。

この林道は大森川ダムの近場林道同様、稲村ダムを管理するために使われているので、
ほかのルートより、管理がしっかりしているようです。

 また、この林道は、登山者にも愛用されているようで、
稲叢山、西門山へのアクセスルートになってました。

なので、「稲叢山へ」看板を目印に進むといいでしょう。


写真の分岐は右へ、「一の谷脇ノ山線」に向かいます。


この林道は全面舗装されていて、安全に走ることができました。



センターから4kmほどのところにトンネルがありました。
旧大森トンネルみたいに、冷気のモヤが漂っていて、
照明もないから、ちょっと、不気味でした。

 中はこんな感じでした。

トンネルから1km弱進んだところで、

またトンネルです。

 やっぱり、真っ暗です。


雨は相変わらず、降り続いています。

ここ数日、ずっと雨模様だったから、土砂崩れとかも心配に。

 実際、土砂に覆われてるところもあったし。
長居は無用、ってヤツです。


センターから9km近く、林道を登って、やっと、

山上の稲村山トンネルへ。

 1984年の開通って、なかなか古い隧道です。

トンネルを通ってお山の向こう側へ出ます。

トンネルは稲叢山と西門山のほぼ中間に位置していて、

トンネルの向こう側には、登山口と駐車スペースがありました。


稲叢山と西門山の登山口がありました。

雨だし、この日は登山者の姿は皆無でした。


ここから稲村ダムへ、一気に下ります。

特記するすることもなかったので、写真も撮りませんでした。


で、一気に下りきり、林道支線の起点へ。


突き当たりに案内看板があったので、迷わず、右折できました。

 平らな道を少し走ると、
 稲村ダムに到着できました。


でも、あいにくの天候で、ダムの全貌を拝むことはできませんでした。

稲村ダムは、岩を無数に積んだロックフィルダムです。

岩の重さで水を堰き止めています。


堰堤へ。

 こちらも残念ながら、堤上へは立入禁止。


ダムの案内看板に、四国堰堤88箇所巡りのハンコが置いてありました。


霧に包まれた堰堤。

霧というか、雨雲の一部というか、ダムを越えて流れて行きます。

 ダムの銘碑。


ダムの管理施設、訪問時は無人でした。


その入口に、水利使用標識。


管理施設横の緑地に、「稲叢山秘話」と刻まれた石碑がありました。

稲叢山秘話

 古代史を物語る稲叢山伝説は屋島・壇ノ浦に於いて寿永4年春、源氏の軍船八百余艘、平氏の軍船5百余艘で戦い、平氏は敗北して一門は海に投じ、或いは捕らえられ、或いは阿波の祖谷地方に、土佐郷に難を逃れ人跡未踏の深山峡谷を彷徨し稲叢山の中腹に位置する右神、左神の洞窟に58名の者が隠れ、源氏の追跡を恐れた一族は遂に食糧、体力共につきて悲壮な最期をとげたと伝えられ霊魂を祀ったのが現在地より5.3km、下流対岸にある一ノ谷五十八社大山祇神社である。

霊験あらたかな為、昔は女人禁制であったが現在では自由である。

 時代の寵児として雄姿を現した人造湖稲叢ダム湖畔に聳ゆる霊峰稲叢山、勢力杭争に明け暮れた往時の源平両氏の面影を偲ぶ時、感慨無量であり、稲叢山に秘められた伝説を回顧する次第である。



 「稲叢山探訪 入口」から奥に進むと、

フェンスがあり、人が通れる幅の隙間が登山道となっています。

 こちらにも稲叢山の登山口がありました。

ダム湖沿いをさらに進むと、
碑文に登場した「右神、左神の洞窟」のあるもうひとつの登山口へ。


ダムに戻り、霧にむせぶ堰堤を鑑賞。

 オーバーフロー分の排水路。

稲村ダムには排水ゲートは特になく、自然にあふれ出る形です。


しばらく待ってみましたが、ガスは晴れることなく、さらに濃くなりました。

長居は無用です。

 引き返すことにしました。

帰りは来た道を戻りました。


つづく。
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