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越知町ダムカード旅 1 筏津ダムと桐見ダムへ
2017 / 11 / 18 ( Sat )
今回は(と云うか、今回も)、最近の趣味のひとつ、ダムカード集めの旅です。

なるべく近場がいいのですが、
愛媛県内のダムカードは集め終わっているので、
どうしても県境を越えないといけません。

徳島、香川は日帰り圏内ではないので、高知県へ。

国道33号線沿いにあるダムを目指しました。


 手っ取り早く、県境からお話をスタートします。

県境の隧道「橘洞門」の手前に、
 県境らしい名前の「両国」と云うお店の跡があります。

 その店先に立つ二本の石柱、この日まで気づきませんでした。

 右は「皆んなで協力 明るい社会」と彫られています。

 左は「愛媛県管轄境界標」とあります。
その下には「距 松山市元標拾五里参拾貳町九間」と、尺貫法で距離表示。


橘洞門をくぐって高知県へ。



やがて、以前、ダムカード旅で訪れた大渡ダムへ。


国道33号線を、気分的には南下、正確には東へ、黙々と走り続け、
いつの間にか、越知町の国道端にある筏津ダムに着いてました。


国道から見下ろした筏津ダム。


ダムには、少し通り過ぎたところに下る坂道を降りていきます。

 筏津ダムの下流側の顔。
正直、ダムと云うより、堰って感じです。


「仁淀川第三発電所」の文字。

 堤上を渡って向こう岸へ向かいます。

ダムカードをもらいに、向こう岸にある管理所に行くためです。

生き物たちに配慮した魚道が設けられていて、
 こちらは上流側、
 下流側は階段状になっています。

 ゲートを開け閉めするタワー。

上流側。

 奥の橋は、筏津大橋。


こちらは下流側。

 放流口。

 向こう岸には、ゲートのようなものがありました。

 堤上は、2トン以下の車両しか通行できません。
荷物を積んだ大型車は、大体、通れないってこと。

 渡りきった突き当たりに慰霊碑。
こんな小さなダムでも、建設中に人命に関する事故が起きたのかも。

 突き当たりを右折して、写真右に見える建物へ。


筏津ダム管理事務所を訪問。

ドアホンで「お忙しいところすみません、ダムカードが欲しいんですけど」と話しかけると、
すぐ、職員さんが笑顔で出てきてくれて、カードをくれました。

僕が原付で来たことに気がついて、びっくりされてました。


筏津ダムのダムカードです。

でも、いつものダムカードとは全然、色も違うし、ラミネート加工されています。

実はこれ、非公式ダムカードと云うヤツです。

これは四電が手作りしているカードで、よく見ると、角とか、不揃いです。

初めての非公式カード、ゲットでした。

 向こう岸から見たダム。


筏津ダムを離れ、仁淀川沿いにさらに下ります。

訪問時は夏休み中だったので、仁淀川の河原のあちこちで、
BBQするグループや、水遊びする子供たちを見かけました。


やがて、谷が開けてきました。

越知町の役場とかがある、町の中心地近くまで来たようです。

でも、次に目指す桐見ダムは、国道端にはありません。


写真の、左カーブして橋を渡るところを直進して、狭い道へと入ります。


坂折川に沿う田んぼを左に見ながら走っていると、

横倉山の登山口がありました。

「安徳天皇御陵参考地 6.0km」の案内に心惹かれました。

横倉山、いつかお山歩してみたい!



また、「宝永南海地震(1707)による仁淀川中流の天然ダムの災害碑」と云う、
案内解説看板も見つけました。

盆地のような地形の越知町は、現在でも、台風など大雨に見舞われると、
洪水や冠水に見舞われることがある土地柄です。

宝永南海地震では、崩れた土砂があちこちで川をせき止め、
洪水が発生したり、天然ダムが決壊することによる濁流に襲われたりしたようです。

起きた災害は(いつかまた)起こるのだと、各地に石碑が残されているようです。


坂折川に沿って上流へ。

県道18号線と合流して、さらにさかのぼると、
 ほどなく、桐見ダムに到着しました。

 堰堤入口に管理事務所が建っています。

 ダム周辺の観光案内図。
横倉山や大樽の滝について書かれていました。

このあと、横倉山は無理だけど、大樽の滝は行ってもいいかな。


見学前ですが、ダムカードを先にもらいに行きました。

またここでも、笑顔で対応してくれました。

ダムの職員さんって、なんていい人たちばかりなんだろう (^_^)



堤上入口。


落ち着いた書体の銘板と、細かい文字だらけのダム解説。

 向こう岸へ。

 下流側は、側壁に沿って階段状の構造があります。

上流側。

 真下の、流木とか溜まった水面を見ていたら、
大きな波紋がときおり拡がりました。


大きなコイかな? 黒い魚が水面でぱくぱくしていました。


もう一度、下流側。

左右の階段状の構造が気に入りました。

 メインゲートは閉じたままで、

下部に発電所でもあるのかな、そちらから勢いよく放水されてました。


向こう岸には展望できるテラスがあるみたい。


自然にオーバーフローする構造だから、下流側が側壁と階段で水を集中するデザインになってたのね。

 中央にメインゲート。

 では、展望テラスへ。
登り口には、おきまりの「マムシに注意」があります。


自生しているのかな、大きなユリがあちこちで咲いてました。

 階段を登り切ると、東屋と、
 ささやかな広場がありました。
 芸術なオブジェもいくつか。

 東屋はこんな感じ。

展望テラスからの眺め。


視点を変えて。

いつか行きたくなってしまった横倉山も望めます。

 テラスの下流側の端っこ。

越智の町までは見晴らせませんでした。

下に降りて、
 別角度で。


では、管理事務所のある方へ、戻ります。


こちらが、桐見ダムのダムカードです。

このカードには、高知県が近年使い始めた「高知家」が入ってますね。


と云うわけで、本日の目標だった筏津ダムと桐見ダム、
ふたつのダムのダムカードをゲットすることができました。


このあとは、おまけ旅です。

大樽の滝へ。


つづく。
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