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越知町ダムカード旅 2 大樽の滝
2017 / 11 / 18 ( Sat )
桐見ダムでダムカードの旅の主目的を終え、あとは帰宅するのみ。

だったので、越知町のあちらこちらの観光案内看板で見た、
「大樽の滝」を見に行くことにしました。

桐見ダムからは、県道伝いに下れば、

滝のアクセス路入口に自然にたどり着けます。


「日本の滝百選」に選ばれてたのね。

そんな大樽の滝まで、1.1km、近いです。


日本の滝百選の滝にしては、道は1.5車線の山道です。

いつも思うのですが、四国って、観光の名所ですって掲げておきながら、
そのアクセス路が対向車と離合できないような環境のまま、
ほったらかしなところが多いですね。

その辺りが本州の観光地と大きく違うなぁって。

関東・関西と比べちゃ、ベースになる人口や観光客数が違いすぎるから、
開発にお金がかけられないってこと云う人いるけど、
だからって、行きづらい状態のままじゃ、ホントは来て欲しくないのかなって思っちゃう。

お土産屋さんや商店なんかはいらない。

ただ、よそから来た人が訪ねやすいようにはしておかないとって。


そんなことを深く考えてるヒマもなく、

駐車場に到着です。


大樽の滝

 この断崖は、高知県では珍しく4億年以上も前の花こう岩でできている。

 わずか200メートル程度の低標高にありながらこの滝の落差は34メートルもある。

大きな樽の水をまいたようにどうどうと流れ落ちている姿から大樽の滝と名付けられた。

1956年(昭和31年)に横倉山県立自然公園の一部に指定され、1990年(平成2年)には日本の滝百選に選定された。

この滝の上方には囲炉裏ヶ渕、中樽、上樽などの渕が連なり、いろいろな悲恋物語りや大蛇伝説が伝えられている。

越知町




龍神姫が描かれたトイレの脇から遊歩道が始まります。


滝まで15分。


滝までの距離は500m。

 歩き始めは、せせらぎを左に見て歩き、

橋を渡ってしばらくは、右に見て歩きます。
 沢の音しかしない木立を登り、
 あと350m。


手すりがあるところもあれば、ないところも。


苔むした渓谷はどこを撮っても絵になる雰囲気。


あと200m。

 反対側に渡り戻ります。
夕方みたいに薄暗い坂道を登っていくと、

左側に小さな広場と案内看板がありました。

滝に向かってまた遊歩道を登ると、
 右奥にログハウスがありました。


そして遊歩道沿いに休憩所のような施設も。

屋上は展望テラスになってました。

休憩所から少し階段を登ると、

ついに大樽の滝が現れました。


滝の手前には滝見橋が架かっていて、そこからならもっとよく見られそうです。

 階段上がった先に、
 橋がありました。

 ちゃんと渡れる橋でした。


滝見橋から見た、落差34mの大樽の滝。

 下流側。

滝壺まで近づこうと、滝に向かって右側からアプローチしましたが、
 険しくてやめました。


右側からの眺め。


橋を渡って左からなら、滝壺の真ん前まで、かなり近づけました。



 落ち口。


滝壺の前まで行けました。

 正面から。


滝が起こす風と水しぶきが吹き付けてきます。

 滝壺から出て行く流れ。

 滝側から見た滝見橋。

日本百選に選ばれた大樽の滝。

落差34mは、そんなに高くはないし、水量は驚くほど豊富でもありません。

でも、写真に収めてしまうと、箱庭のようにも見える、

この、滝のいろんな要素がコンパクトにまとまった、滝らしさがよかったのかな。



松山まで帰るのに必要充分なパワーを滝にいただき、
 帰路に着きました。


越知町を離れる直前、横倉山の登り口を見ておきました。

 越知町の町に入る橋の手前に入口がありました。


お山の上にいろんなもの、見どころがあるようです。

 安徳天皇の御陵参考地だからか、
 菊のご紋のある鳥居もありました。

安徳天皇は源平合戦で平氏と行動を共にし、壇ノ浦に身を投じた幼子です。

けれど、密かに落ち延び、四国の山中を彷徨したとする伝説が各地に残されています。

ここ、横倉山も伝説の地のひとつです。


 有名な芋けんぴのお店にも寄ってみました。

バイパスができて、国道沿いではなくなったけれど、美味しさは変わりません。

A等級の芋けんぴをお土産に買って帰りました。


店先のオブジェも健在。


 筏津ダムをもう一度。


こっちには、ホント、数年ぶりに来たので、
 中津の町にも寄り道。

 数年ぶりに中津渓谷。


中津温泉も、入る気はなかったけど、見学させてもらいました。

夏休みの夕暮れ時だったから、駐車場は満杯で、
橋の向こう側まで路上駐車があふれてました。


キレイな館内、いつか、静かなときに入りに来たいです。


そうそう。

帰りに、大樽の滝より落差がありそうな、無名の滝を国道端で見つけました。

 場所は、鷲の巣橋の横。

 こちらがその滝です。

 落ち口。

 滝壺。


…と寄り道なんかしてたので、
松山に着いたら、夏の陽もとっくに暮れていました。
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